賢治の旅日記 本文へジャンプ
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 比叡山

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 飛鳥散策

 海遊館
2012 ゴールデンウィーク 
  世の中がゴールデンウイークに入り,どこかへ出かけたくてうずうずしている夫婦がいた。前半の3連休は自重し在宅。後半の4連休のうちの3日間を使ってどこかへ出かける算段を始めた。ゴールデンウイーク間近の状況ではなかなかホテルの予約が取れない。それではゴールデンウイーク最中のキャンセルねらいで手ぐすねを引いていると、3日に大阪江坂のホテル(宿泊1万円+パーキング1200円)が,4日に大阪ハイアット(宿泊12000円+駐車代無料)を予約することができた。

 今回の旅行の第一のテーマは4月に行きそびれた「海遊館」のチケットを使うことだった。「ツタンカーメン展」とのセット販売だったので、後先を余り考えず、つい買ってしまったのだった。
 「ツタンカーメン展」にはニューオオタニから地下鉄利用で出かけたのであるが「海遊館」には大阪駅で息子をピックアップし車で出かけてしまった。高速に乗った直後から天保山方面渋滞に巻き込まれ90分あまりを費やした挙げ句、駐車場の確保ができず、ロイヤルホストで遅い昼食を摂り帰路に付いた苦い経験があった。(大阪2泊3日に掲載)

  「海遊館」へはハイアットから一駅。駐車場の確保はばっちり。ハイアットの駐車場は15時まで可能だった。このことについては予め調べることにした。「後はどこ行く?」「比叡山行ってないな?」「長谷寺の牡丹も今年は咲いとんとちがう?」ということで行き先が決まった。

5月3日 比叡山 延暦寺?
2012年5月3日
 いつものように昼近い出発で、いつものように鳴門インターそばのファミマで昼ご飯を調達した。一路比叡山を目指した。いつものように行き先は「ミニゴリラ」任せ。比叡山延暦寺はどこだ?そんな寺があるとばかり思い込んでいた夫婦だった。現地情報を現地で得てしまう癖の付いた「行き当たりばったり旅行」がトレードマーク化してしまっている。それで2度目も行こうかという気になるのかもしれない。
 我々が訪れたのは比叡山の「東堂(とうどう)」比叡山ドライブウエイから上り始めた。桜の花も残っている。琵琶湖方面も京都方面も右カーブ左カーブとハンドルを大きく切る度に眼下に望むことができる。天気がよくなることを見込んで写真は撮らなかった。東堂はバスターミナルやケーブルカー乗り場がありメインだと思われる。まず、国宝殿に足を運んだ。

比叡山から琵琶湖方面
 比叡山を登り始めた頃からだんだん雲行きが悪くなってきた。とうとう雨にみまわれる。琵琶湖が霞む。
比叡山東堂入り口
 左の建物が国宝殿。均整の取れた仏像が多かった。 延暦寺には他に「西塔」「横川」の二塔が存在する。
大講堂
 国宝殿拝観の後坂道を登っていくと左側にある。中には歴代のお坊さんの肖像画が・・・。間違い探しをすると面白い。

シャクナゲ
 至るところにシャクナゲの花が植えられている。
東塔と阿弥陀堂
 大講堂から更に登っていくと東塔と阿弥陀堂に行き着く。
しだれ桜
 東堂への階段を登りきったところにしだれ桜が。


戒檀院
 人々は余り訪れず忘れ去られたかのようなポジション。
大講堂とシャクナゲ
 東塔から降りてくるとシャクナゲに囲まれた大講堂が小雨の中にシックだった。
根本中堂
 向いの文殊楼の大きな石段から根本中堂を臨む。石段の高さが40p近くあり上り下りには一苦労。

文殊楼
 2階まで上れるが、女性はスカートをはいていたら大変なことになる。階段が尋常な傾斜ではないのである。
根本中堂の回廊
 なぜか廊下に掲げてあった子どもたちの習字の作品が今も印象に残っている。お堂の中には1200年も灯り続けた灯明がある。(油断大敵)の語源だとか
文殊楼横の池の像
 どこかユニークな龍の像

 天気が悪くなってきたので琵琶湖湖畔に降りることにした。料金所にはスーツ姿の坊さん達が働いている。東堂から奥比叡ドライブウエイ利用で比叡山を一周することができるのだが、この時は知るよしもなく奥比叡の料金所前でUターン、元来た道を引き返した。
 
 琵琶湖畔をドライブ。大津から本日のホテルまでの所要時間は1時間。江坂周辺で夕食を摂ることに決めた。大阪泊の決め手は,「長谷寺」の朝一の拝観である。昨年の下調べから混雑が予想されたからである。駐車場料金も参道の個人経営ではふんだくられそう。(昨年は料金を紙に書いて貼ってあった。)