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4月20日(木)第3日 2017東京・横浜(鎌倉)春散歩

 本日のメインは3本立てである。@ミュシャのスラブ叙事詩鑑賞 Aオペラ座の怪人:ファントム観劇 B旧友再会 である。
 昨夜も割と早いお開きだったので妻の体力も回復しているようだった。元町中華街駅まで歩くという。8時50分の予定していた電車には乗り遅れたが次の各駅停車でゆっくり座って渋谷まで向かうことにした。途中で快速等に乗り換えたとしても座ることができないし,10分余りしか変わらないと思ったからである。渋谷で「半蔵門線」に乗り換え表参道で「千代田線」に乗り換え,一駅で乃木坂となる。
 駅の上に国立新美術館がある。アクセスは抜群。10時過ぎに到着することができた。人の流れは途切れない。前売券の準備をしていなかったものであるから20分余り当日券売り場のラインに並ぶことになってしまった。

ミュシャのスラブ叙事詩鑑賞(東京国立新美術館)

 ミュシャは,かつて,松山で展覧会が催されたことがあった。ポスター大の作品が多く集められていた。その時気に入った一枚を公式のレプリカとして購入までしていた。
 我が家の居間に今も飾られてある。
 Qスラブ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓いをバックに

Nイヴァンチツェの兄弟団学校 Oヤン・アーモス・コメンスキーのナールデンでの最後の日々(中央) P聖アトス山

Qスラブ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い Rロシアの農奴制廃止 Sスラブ民族の参加

NからSの作品については撮影可能であった。とても嬉しい粋な設定でもある。

入場件売り場 内部には初めて入る ミュシャの入り口でも

妻のカット割り
Nイヴァンチツェの兄弟団学校 P聖アトス山 Qスラブ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い

 20のスラブ叙事詩の作品はとてつもなく大きなものばかりであった。一つ一つをラジオの解説と共に進んでいく。一角には写真撮影可能のコーナーが設けられ6つの作品を撮影することができた。ミュシャの世界観を垣間見,且つ堪能することができた。ショップのレジのラインが途方もなく長い。お土産購入は諦めることにした。次の予定を入れていたからである。横浜での「オペラ座の怪人:ファントム」観劇である。来た行程を逆に辿る。

オペラ座の怪人:ファントム観劇

 渋谷の「東横線」乗り場には12時25分に横浜中華街行きの特急が都合良く止まっていた。13時には到着することができる。  中華街の入り口で昼食用に中華まんを購入。観劇に備えた。今日の昼食になる。
 初日世話になったローソンでビールとコーヒーを購入もした。
 会場前のテラスで食事も無事終え,開演直前に会場に滑り込んだ。

 席は椅子付き立ち見席というものであったが,宝塚の立ち見とは違い,椅子に座っての観劇が可能である。普通席と座り心地は余り変わらない。二人で6480円。雰囲気を味わうには,お手頃な値段である。「ファントム」は初めて見ることになる。男女の三角関係をモチーフに怪人という名を借りて複雑なものに仕上げてある。オペラ鑑賞は事前の情報を持っていた方が良い。粗筋や各幕々の場面設定についてである。劇中劇の設定もあり,より深い理解が得られる。それでも演技者のその声量には驚かされるものがあった。会場はホテルの直ぐ近くでもあり5時前にはホテルに帰っていた。
 高校来の友達夫婦との会食は7時に設定されていた。山下公園からバスで10分の距離である。馬車道の「駅の食卓」が待ち合わせ場所になる。東京に出掛けたおり時間が合えば軽く呑んでいる。前回は昨年の10月に新橋で呑んだ。
 妻は疲れたのかマッサージを頼みたいと言い出した。40分間のマッサージを受けることにした。マッサージ師が上手だったのか,妻は元気を取り戻せたようである。

KAATのファントム劇場 駅の食卓 氷川丸ライトアップ

旧友再会
 6時40分のバスが定刻通りにやってきた。道にも迷わなかったので約束の時間より早く着くことができた。店内で待つことにした。洒落たビアホールでとても賑やかである。歓迎会シーズンの真っ直中なのかも知れない。
 横浜の地ビール(クラフトビール)が飲めるお店だそうだ。お腹が空いていたので料理をオーダーすることにした。係の女の子は三重から出てきたばかりの自称「夢追い人」だそうだ。関西アクセントが抜けないチャーミングな女性だった。仕事にまだ慣れていない様子を観察するのも楽しかった。
 友人から少し遅れるとのメールが入る。乾杯は後にして料理だけ頂いていることにした。箸を付けようとした時,二人が時間差で到着してきた。4人で乾杯。
  Tちゃんはいつもお土産を持たせてくれる。昨日の鎌倉観光の際,そのお返しにと紅屋の「くるみっこ」を買い込んでいた。Tちゃんから「これお土産」と手渡された袋を見て一瞬たじろいた?のは妻だけで,私は心のどこかで被ってしまうのでは?とのシックスセンスの予防線が働いていた。こうなることもある。同じお土産の交換も面白かった。

旧友再会バージョンX お土産交換のはずが・・・。 スタッフバンド
 
 宴もたけなわ,店のエンタテイメントが始まった。スタッフの3人でサックスにギターをバックにカンツォーネを歌い始めた。プロ並みの声量やMCの上手な言い回しなどに感動を覚えた。さっきオペラを聴いてきたばかりなのに。
 今日は木曜日,遅くならないうちにお開き。5月の帰省で,また飲む約束をして分かれた。ラス前のバスに間に合うかな?と思ったが目の前を通り過ぎていってしまった。次のバスまで1時間余りある。タクシーを拾うことにした。バスでも440円タクシーでも780円?
 「ホテルモントレまで!」「アッ通り過ぎた!」「裏口から入れるのに!」それでもまだ走っている。1ブロックどころか2ブロック余計に走った。3辺の合計は何メートルになるのだろう?メーターも1000円にあがった!バスに乗り遅れ,タクシーで遠回りされた。1日目の運ちゃんは自分のミスを取り消しに,わざわざ捜してくれたのに!収穫はローソンより近いファミマがあることが分かったことだけ。夜食と朝食を買いに出掛けた。

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