賢治の旅日記 本文へジャンプ


関空発QF114


風の谷


エアーズロック


グリーン島


キュランダ鉄道


カモノハシ


ケアンズ

8月28日 第7日 帰国日 

午前中ぶらぶらと散策。


バナナの花?じゃないですよね
 ホテルからダウンタウンまで散歩の途中見付けた花。ゆっくり歩くといろんなものが発見できる。
 あいにく帰りはスコールにまで出会ってしまった。ホテルはフラミンゴの隣の1階に酒屋がある。初日にBVビールを買い込み、おまけにオーストラリアワインも。ワインオープナーがないのでフロントへ。フロントから食堂へ。貸してと頼むとただで開けてくれた。カイロではコップ一杯分請求されたことを思い出す。
何かの記念碑
 ホテルからダウンタウンまでは海岸沿いにボードウオークが整備されベビーカーを押したママさんも通っている。治安が良いことが伺える。町に近づくに連れ、レストランや土産物屋が増えてくる。ここが安い。もっと安いところがあった!などとショック状態で町を散策。
ホテルからの眺め
 反対側は海。そちらが良かったが、たいていは料金が高い。
このホテルでの1泊目。部屋に入るやフルーツバスケットが。すごい!ウエルカムフルーツだ!なんて思い込んでいると底に手紙が。10年前にお世話になったローリー夫妻からのプレゼントだった。今回は会うことが出来ないので、残念といいうことであった。

FirstOne
 オーストラリア中のお酒があるという。前日デューティーフリーで勤めるお兄さんから情報を頂き、酒屋へ直行。富貴ワインやアイスワイン・スパークリングワインなどをチョイスした。こんなに大きいのに1回素通りしてしまっていた。かつ、こんなに大きいのに客は我々夫婦のみ。
店員にワインの有りかを聞くためにありったけの頭に入っている英語を駆使した。にもかかわらずアイスワインに行き着くことは出来なかった。ワインを10本ほど下げ巨泉の店で土産を少し見繕いタクシーをお願いするが、店員さんに哀れを買ったようである。「ホテルまでの行き方言えますか?」なんて心配してもらった。ワインを抱え、うろうろする日本人は希有なのだろう。ホテルに帰ってスーツケースに収める作業に英知を結集することになる。
ケアンズ空港出発カウンター
 大事件発生。デジカメのメディア紛失。目の前で確認していたのに。メディアの中味はエアーズロックと熱帯雨林ツアー。チェックイン待ちの間知り合いになった(妻と友だちになった)男の子を撮影しようとデジカメかカメラか迷った挙げ句デジカメを選択。その時にカメラケースからこぼれたようである。目の前の老婆が見慣れたスマートメディアを床から拾い上げ、ラインコントロール用の移動支柱の上に置くのを目撃した。その時「私と同じ古いメディアを使っているんだ。」と確かに思った。
 気がついたのは飛行機の中。それも飛び立って数時間後。退屈になって画像を確認しようとカメラケースを開けたときである。あのとき確認していれば・・・後の祭り。
メディアを失った思い出と共に夕陽は沈んでいく。
 あれだけはっきり覚えているのだから、きっと出てくることを信じ、紛失届を出したが、未だ返事はない。複数の器材で撮影したため、ある程度の画像は残っているものの、メインのシーンが消え失せてしまった。これも思い出の一つとなった。
 ワインも1本も割ることなく持ち帰ることが出来た。今は血となり肉となっている。

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