06:30モーニングコール。寝起きも良く身支度を調える。昨夜来の雨は上がっている。3連泊なので荷物の整理もなく7時前にはダイニングルームに到着した。もう既に食事に入っている方もいらっしゃる。
昨日のチェックイン時に二日分の朝食券を手渡されている。きちんとチェックをしているようだ。食事も余り期待はしていなかったが,イタリアのアルベロベッロのホテルより断然良かった。昨日から,はまってしまった米粉を頂くことにした。トッピングに工夫を凝らし味付けに変化を持たせた。おかゆもあったので胃に優しかった。旅に出ると朝食をしっかり食べる癖がある。
08:00ホテル発であったが,大阪のおばちゃん4人組が揃わない。ホテル内で捜し物をしている様子だ。昨日のバスに忘れ物をしていたらしい。やっと出発できたと思ったら目の前の車が交通事故を引き起こした。そのとばっちりを食って立ち往生。それでなくても朝の渋滞は激しいらしい。我が物顔に走り回る電動スクーターは免許が要らず何人乗ってもよいそうだ。その上,飲酒運転まで許されているという。その人々の活気にも驚かされる。雨の多い地方ならではなのだろう防水対策も取られ面白い。傘が電動バイクに取り付けられている。
穿山岩
日本の鍾乳洞とは違いカラフルにライトアップされていた。エンタテイメントは華やかでなければならないのであろう。 |
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本日の天候は?気温といい湿度といい日本の梅雨の雨の合間の曇りそのもの。最初の観光は「穿山岩」。鍾乳洞の探索である。日本の鍾乳洞(秋芳洞等)との違いは通路が平らに舗装整備されている。照明がいろんな色できらびやかなことであった。学術的に凄いのは山と山との衝突の痕跡が残っているのだそうだ。地溝が天井に向けて走っているのが確認できた。鍾乳洞内で書画の販売をしていたのにも驚かされた。
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穿山岩入り口 |
七星公園入り口 |
クリントンのスピーチの場 |
次に向かったのは「七星公園」アメリカ大統領クリントンが演説した場所だそうだ。嘗てはパンダも飼育されておりパンダとのツーショット写真も破格値で請け負っていたという。訪問が遅すぎた!中国各地からの観光客も集まってきている。上海もしかり国策として農協の旅行のような企画があるようだ。
昼食は飲茶。このホテルも軍関係の側にある。
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桂林の通勤風景。電動バイクだそうだ。人々の活気が感じられる。 |
桂林木龍湖公園 |
私達の干支のガラス細工を購入。メイクイットチーパーが言えない妻。 |
昼食後は「桂林木龍湖公園」見学。一番印象に残ったのは角質を食べさせる魚たち?だったろうか。ここも観光スポット。多くの人々が集まってくる。ここにはおおきな駐車場があった。その片隅でまだ青いマンゴを売っている。熟れているのかな?ガラス細工の犬をお土産にゲット。夜のクルーズの折り返し点ともなっている。
その後「畳彩山」へ向かう。小雨の中,桂林の街並みが一望できる山に登る。気温も適当に下がり,上るには打って付けの天候であるが景色を見るにはもう一つではあった。只,桂林の街が水に囲まれている様子はよく分かる。ここも観光客が集まるスポットの一つだ。駐車場が狭いので路上に何台ものバスが縦列駐車している。その隙間にここでもテント仕立てのマンゴ売りの屋台があった。日本で見るマンゴではなく緑色で熟れていない感じを受ける。街の至る所が青いマンゴだらけである。一つ食べてみないといけないという気持ちが沸き上がる。
中国旅行ツアーではお馴染みのラテックス店では,ただ睡眠体験のために過ごした。北京でも台湾でもそうだったがラテックス店やお茶屋や民芸品店が寄りたくなくてもツアーに組み込まれている。提携することで旅行代金がどれだけ安くなるのであろうか。ツアーでの食事のドリンクチャージも一律なのが面白い。今回も4カ所でビールを頼んだがどこも30元であった。カルテルなのか?会社の指示が入っているのか?定かでは無い。
畳彩山
桂林市街を一望できる。この地形は桂林一帯に広がり,日本の秋吉台のカルスト地形のスケールを大きくしたものと思っても良いのでなかろうか? |
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可憐な蓮の花が・・・。 |
マンゴの露店 |
巷をぶらり。雨の中。 |
東西巷散策:王宮の石垣が印象的であった。やはり緑色のマンゴがうず高く積まれている。中はオレンジ色である。カットマンゴが置いてあった。
正陽路散策:小雨も降ってきたのでお勧めの「上品コーヒー店」でコロンビアコーヒーを味わった。店主の母の手作りだという月餅と小さなミカンも付いていた。
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奥の黄色の建物が王城 |
上品コーヒー店 |
夕食レストラン |
茶芸店:飲み続けてみたいようなお茶もあったが,1週間続けば良い方だなと購入を諦めた。同席していたご夫婦の値切り方に感心させられた。最初の案内の倍近いお茶を同じ値段でゲットしていた。
夕食もやっぱり飲茶。メンバーは昼と同じ大阪のおばちゃん4人組と岸和田のご夫婦である。
桂林ナイトクルーズ
昼間に行った鍾乳洞を思い起こした。派手にライトアップされ賑わしさを際立足せている。
もっと自然物を際だたせるのかと思いきや人工物を際だたせている。 |
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周りの木々も赤や緑のライトで |
鵜飼いのショーである。 |
いったい何なのだろう?女性のダンス? |
その後「桂林ナイトクルーズ」に参加。二人で日本円で10600円。近代的にあでやかにライトアップされた桂林の街を巡って行く。発想は鍾乳洞の演出に通じるものがある。途中「鵜飼いのショー」があり縄に括られていない鵜が魚を飲み込み鵜しょうの所に帰って来るのは日本のものとの違いがある。篝火もない。折り返し地点の木龍湖では少数民族の舞踊ショーがある。帰りの船内では笙の生演奏があった。日本人が多いことから日本の曲が多く演奏されていた。
21時過ぎホテル着。同じツアーの「大連」の女性が世話を焼いてくれホテル隣の果物屋でマンゴのチョイスを手伝ってくれた。ところが、昨日の話と違っていたようで口喧嘩が始まってしまった。お陰でおいしいマンゴにありつけたわけであるが・・・。複雑な心境に!このマンゴ色合いだけでなく種も平べったく日本にあるものとの違いがあった。
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