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       賢治の旅日記
4月24日(火)第3日目
 06:00にモーニングコールが鳴る。
 朝食は6時30分から。昨日と同じものが並んでいる。二日目も迷わずビーフンをよそっている自分に気が付いた。

広さは十分 ポット・ローブ・水付き これでバスタブがあれば

朝食 ホテルは吹き抜け ホテルロビー

 07:30ホテル発:ガイドは交通渋滞と璃江の混雑をとても気にしていた。昨日は乗船に1時間半待ちの状況であったらしい。バスは桂林市街を抜け2時間余り対面通行の道路を走り続ける。農村部ではその道が更に細くなる。すれ違う車は農作業用の三輪トラックが多くなる。写真で見慣れた桂林の山々を縫うようにアップダウンを繰り返しながら璃江に到着。観光地とはいえ極端に近代化は進んでいない。あちらこちらで工事が目立つ。昔の生活の様子も垣間見ることができる。新幹線が完成すれば観光客ももっと増えるだろうとのこと。

 どこがどうというものでもない。全てが自然の織りなしたものである。人の評価の及ぶべき所ではないことを改めて思い知らされる。

 桂林璃江クルーズ:船は60〜70人乗りの中型船。下流に下る時にはキャビンの外に出てはいけないという。途中鵜飼いとの写真撮影タイムがある。勿論有料。

その景観は至る所に ゆっくり歩いても良さそう 船着き場の駐車場

 折り返しの上り区間には船の屋上デッキに出ることができる。外はあいにくの曇り。桂林と言えば山水画で有名。印象的な山々の白と黒のコントラストが思い浮かぶ。小雨で霧が出た状態が良いとも言われるが晴れるにこしたことはない。30分余りを川風に吹かれながら桂林の山々を堪能した。

発着場の街並み アルピニストのおばさん達と 船の発着場

 下船後20元札に描かれた風景の原画的位置取りの場所で集合写真を撮る。北京旅行でも専属のカメラマンが写真を撮っていた。個人的な要望にも応えてくれる。船上デッキで数枚シャッターを押してくれたが,北海道のオシン・コシンの滝の撮影ではないがマイカメラでは適当なアングルのようだ。

 ツアー付きのカメラマンがなぜか撮ってくれた。こちらから頼めばチップも必要なのであろうが,なぜか撮りましょうか?と声を掛けてもらえた。それも数ポーズ。腕前の程はごらんの通りではあるが有り難かった。

 クルーズの後は,またもや飲茶料理。ここでは川魚の郷土料理が付いていた。このことで隣のテーブルでは大騒動になっていた。そんなことにも気付かず食事を終えてしまった。川に一番近いレストランなので料金も高いと言うが,トイレの掃除も行き届いておらず,たいしたレストランとは思えなかった。バスの駐車場まで街中を歩いていく。買い物の時間が欲しかったな。
高田郷:その地を通り車窓観光で終了。演劇やコンサートで有名な所であるらしい。
遇龍河:バスから降りるもののなんのこっちゃ?というような観光?であった。

水がもう少し澄んでいれば 岸和田のご主人に 屋上デッキから

月亮山の一番よく見えるという何かの施設前からの山に開いた穴の観光。バスはここでUターン。高田郷・遇龍河を再び通過。この辺りから片側3車線の大きな道路となる。スイスのような軍事用の飛行場に代用できるようなシステムなのだろうか?ガイドも眠りに就いている。

駐車場にて 月亮山:自然に開いた穴 公演のモニュメント

 2時間後桂林市内の掛け軸店に到着。昼食からトイレを我慢していたものだから皆さん一斉にトイレに駆け込んでいる。商談はさておき,皆でお茶やお菓子を頂きながら団欒。
夕食は,またもや四回目の飲茶料理。これなら初日の米粉が懐かしい。スーベニアショップも併設されていたが値段は巷の倍以上していた。
 19:10ホテル着:明日が異状に早い出発である。早々に荷物を整理し就寝。

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