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       賢治の旅日記
4月25日(水)第4日目桂林〜上海〜
04:25ホテル発
 今日は朝がとても早い。寝る前に荷物を整理しておいた。朝食を摂る時間もない。バスの中で朝食のお弁当が配られた。そのお弁当がすごかった。むき出しの食パンにカップケーキとヨーグルトドリンクにお茶だった。このほかに桂林茶の小缶が一人一個配られた。昨日の昼食時魚料理の飲茶の中にガラス片が混入していたようである。そのお詫びだという。ガイドは手荷物検査場を抜けるまで見送ってくれた。
 桂林のプライオリティラウンジも事前に確認できたものの7時からの営業開始となっていた。現在時間6時であるがどうも開いているらしい。お菓子とソフトドリンクのサービ
スであったが喉を潤せたのは有り難かった。トイレは中になかった。

上海航空 桂林の待合室 431qを体感(画像は430)

 07:15桂林発「FM9382」便行程表には機内食の案内はなかったが朝食のサービスがあった。疲れも伴って折り紙を折ることもなく上海空港にランディング。上海着09:30。
 このツアーでは初日と最終日が移動日に充てられている。日程表の通りに過ごすと両日とも上海空港で5時間以上のウエイティングとなる。初日に行ったように上海市内に繰り出すことにしていた。まず帰りの飛行機の情報の確認である。中国東方航空前のフライトスケジュールボード(画面)には変更はない。初日と同じように「磁浮」の案内に従ってリニアに乗車。初日と違うのは時速431qが体感できたこと。と,クレジットカードが使えなかったこと。このスピードは未知との遭遇で経験したことのないスピード感であった。体が浮いた感が体験できた。10時台のリニアは最高運行速度で運行しているようだ。(帰国後の確認でクレジットカードはノープロブレムだった。)
 終点駅の「陸陽路」の階段を下りていくと向かいの階段から同じツアーの岸和田のご夫婦と遭遇。言葉を交わしながら地下鉄乗り場へ向かう。しかし,初日と様子が違っている。地下鉄入り口が人だかりである。どうも入場制限を掛けているようだ。入場に20分余り,前回と同じように手荷物のX線検査に臨んだが,全ての人が検査を受けている様子はなかった。電車待ちにも20分余りかかってしまった。ふと空港までの帰りが心配にもなる。今日は「豫園」を訪れる予定である。「南京東路」で10号線に乗り換え一駅で「豫園」である。

 地下鉄10号線「豫園」駅下車。階段を上ると浦東の景観が現れる。
 人々の流れは豫園へ続く。流れに乗って暫く歩くと古い街並みが突然出現する。

ガイドブックに載っていない門「古巴新輝」 ランドマーク的な「上海老飯店」 旧校場路には土産店などが軒を並べる。

 電車を降り,人の流れに乗ると豫園方面に自然と向かう。上海を訪れた人は必ずと言っていいほど豫園に行くそうである。道標も至る所に出ているので迷わず行けそうである。今日の上海は初日の上海とは少し違っていた。晴れているにもかかわらず空気がからっとしている。とても過ごしやすい気候になっていた。まず「上海老飯店」の大きな構えが飛び込んでくる。味見は次回にお預けにすることにする。「九曲橋」に向う。どこか浅草に似た情緒風情を感じながら人混みを進んでいく。「豫園」の入り口に辿り着くことができた。目の前が「九曲橋」である。
九曲橋
豫園入り口近辺より湖心亭方向を臨む。タイムスリップした感を覚えるものの、それらの屋根越しに高層建築物が見えると不思議な気持ちに引き込まれる。

 喉が渇いたので「湖心亭」のお茶ではなく世界を席巻している「星巴克」で喉を潤す。日本でも定番の「マンゴーパッションフルーツティー」を飲みながら外を眺めていると行き交う人々が小籠包をつまみながら通り過ぎていく。「シャオチー」と呼ばれるようである。小腹も空いていたが人気店なのであろう順番待ちの行列ができている。後ろ髪を引かれつつも周辺のぶらつきに。カバンや時計を売りつけようと客引きが日本語で話しかけてくる。良い感じを受けることはない。豫園駅までの帰りに「旧校場路」でお土産になるようなものを物色しながら帰路に着くことにした。面白かったのはドラえもんとチョッパーの人形。なんと指紋が浮き彫りのように付いている。手作りのバッタものも考えようによっては奥が深くなる。空港までの地下鉄は来たときのような混雑もなく「陸陽路」駅の磁浮にもスムーズに乗ることができた。13時台のリニアは最高時速300qだった。

湖心亭。屋根越しに浦東の高層建築群が見える。 スターバックスで人の流れを見るのも面白い。 中国東方航空。勿論中国の国営である。

 国際線の手荷物検査場は国内線よりスムーズに流れていく。ここにも国策があるのだろうか?出発まで1時間少々ある。すかさず上海浦東国際空港国際線ターミナル1 ファーストクラスラウンジ(No. 37)へ。関空行きの搭乗口も確かめた。階下に降りていくようだ。バス利用の搭乗口なのであろう。ラウンジから目と鼻の先である。初日のように長い距離を歩く必要もなさそうである。妻はラウンジに入る前,目ざとく飴のお土産を見つけゲットしていた。「大白兎(女乃)糖」アメリカ大統領ニクソンへの周恩来からのお土産ともなった飴だそうだ。空港で買うのが最も高いらしい。
 ラウンジでは冷えた上海ビールとワイン。米粉・チキンカレー・チョコレート・つまみ等々を物色した。どこか懐かしい味付けだった。お腹も空いていて美味しく頂けた。出発30分前搭乗口に向かう。上海発14:55「MU9821」の出発が遅れている。ツアーメイト達が続々と集結してくる。たった4日間のツアーであったが同じ旅に集いし衆は旅の話や世間話に華が咲く。出発が1時間余り遅れた。ここでも機内食が出た。
 関空18:30着の予定であったが,到着は19時を過ぎていた。それでも19:40発のバスに乗ることができた。22時前に松茂到着。自宅帰着は22時30分だった。