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アンカレッジからワシントンDCそして帰国
9月09日(水) 「バージニア州ウッドストックでの1週間」
 今回の旅の目的の一つである7年ぶりの友人夫婦との再会に舵を切る。アラスカは秋から冬の気候であった。ワシントンDCはまだ夏の余韻であろうと思っていたが,空港に着くなり余り暑く無いと感じた。初秋の気候であった。気温差の大きい移動であることは当初から予想をし,準備をしてきたわけではある。かつて北半球のフロリダから南半球のチリ:サンチャゴまでの旅を経験したことがある。気温の変化には強いと自負していたが・・・。やはり風邪の治りは遅い。
旅の道程(ワシントンDC編)            
9月08日 23時56分発 アンカレッジ(UA1104)       
9月09日 07時06分着 デンバー         
      07時55分発 デンバー(UA1245)            
      13時14分着 ダレス                
      アラモレンタカー7日間 (ワシントンDC)            

9月16日 13時10分発 ダレス(UA803)                  
9月17日 16時00分着 成田                      
      17時55分発 成田(NH2179)                   
      19時15分着 伊丹到着予定だったが20時前に到着         
      19時55分発 大阪国際空港(海部観光)→21時発に              
      17日中に帰宅予定であったが・・・。              
9月18日 00時45分 旅の完結
 アンカレッジで搭乗するが,座席指定していたはずの席とは配置がちがう。最後尾中央を指定してあったのに。機種変更している。デンバーからの乗り継ぎ便も同じだった。デンバーでは乗り継ぎ時間が1時間を切っている。ここはかつて家族4人でトランジットをした空港である。長い長いコンコースを思い出すことができる。その時はオレゴンからマイアミへのトランジットであった。
 アンカレッジの出発遅延やデンバーの到着遅延を心配していたが無事クリアーすることができた。既に搭乗は開始されていた。

35年ぶりのワシントンDC

 35年前はニューヨークからグレイハウンドのバスで4時間30分をかけ、ワシントンDCにやってきた。お決まりの観光:キャピタル・スミソニアン航空宇宙博物館・ワシントンモニュメント・リンカーンメモリアル・ホワイトハウス(内部見学)を行った。次の日ヒューストン経由でマイアミに向かった。この空港内の移動手段はいまだに生きていた。待合室ごと動くやつです。


アンカレッジ待合室 デンバー「B737」 デンバー待合室

 ワシントンDCに定刻に到着。妻がポーターに捕まり荷物を台車に積まれている。タブレットを操作するふりをしてお断りをした。出口すぐ前にレンタカーサービスのシャトルバスを発見。アラモのステーションへ。ここの対応も腑に落ちないことだらけ。ゴールドプランで予約しているにもかかわらず1日7ドルの上乗せ保険を勧めてくる。(日本に帰ったら詳しく調べよう!)ナビについても日本語対応ですかと訪ねると10ドルといってナビを操作した。日本語対応と言うことで予約してあるのに・・・。ジョークかそうで無いか定かではない。日本での請求金額を確かめないと。車についてもそこに4台並んでいるので好きなのに乗っていけという。アラスカで黒のシボレーを11日間運転したので今度は白のシボレーを選択した。操作はだいたい同じだった。
 ナビを早速操作する。友人の家の住所を入力する。「1時間かからんぞ!?」「1時間半くらいかかるって聞いてたのに。」この駐車場から出るのに4〜5分もかかった。ナビの指示する方向には出口は無い。目視で出口を確認。インターチェンジもくるくるくるくる誘導してくれる。やがて高速へ乗ることはできた。フリーウエイなのにトールゲートがある。おかしいなと思いつつ、走向を続ける。「シェナンドーリバー」を横切る。ジョンデンバーのカントリーロードが頭の中を駆け巡る。とても素敵な牧歌的風景が広がってきた。こんな所に住んでるの?超お金持ちじゃないか?などの思いがわいてくる。ナビが目的地を知らせてくれた。学校の中の先生の宿舎のような建物はある。
 もう一度ナビを確認する。「East」が抜けている。住所を入れ直し検索にかける。ここから1時間以上走らなければならない。アメリカといえど狭い谷間の道を走りに走った。途中スクールバスの対応にどぎまぎさせられた。前方を走るスクールバスが停車した。対向車は来ていない。抜き去ろうと思い左に出ようとした瞬間スクールバスからストップサインが2枚もでてきた。後続車は止まっている。しぶしぶスクールバスの後ろにバックで帰る。子どもを迎えに来ていたおばあちゃんにすごい形相でにらまれる。暫く走るとウッドストックの標識が確認できた。これで間違いは無いだろう。ナビは友人の家まで無事?運んでくれた。

やっとの思いで再会

 典型的なアメリカンハウス。大きな駐車場やバックヤードを備えている。バックヤードでは運動会ができそうである。手入れが大変だねと言うと兄ちゃんが芝を刈ってくれるそうである。アメリカ映画に良く出てくる芝刈りのシーンを思い出すことができる。


ウッドストックの文字が フロントヤード バックヤード

 Hさんに再会するや妻は泣き崩れていた。この前の旅(アラスカ)の過酷さを物語っている。ケツが痛いのである。
 暫く話し込み,ケツの痛い妻をHさんに託し一人で周囲の散策に出掛ける。近くに山があり,谷があり,自然に囲まれた良いところである。これから1週間も居候するので,教えてもらったウオールマートでお買い物。ビール・ワイン・ヨーグルト・果物・ダイエットコーク等を調達。このウオールマートであるが半端物では無かった。生活用品が全て揃っているといっても過言ではない。またウッドストックのインターにはいろいろなショップが揃っている。ガソリンスタンドも4〜5カ所ある。ケンタッキー・マック・セブンイレブン・ファーマシー等等。フードライオンという日本のスーパーぽいのもあった。便利な場所でもある。
 8時半頃Jが帰ってくる。ソウルで分かれてから7年も経つ。自然とハグになってしまう。仕事が忙しいのでこの日は軽くビールで再会を祝って乾杯。おやすみ。

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