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 高村光太郎

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智恵子抄 高村光太郎  

 ここまで来たら妻の念願の地でもあった高村山荘(高村光太郎)に行かなければならない。それは花巻のはずれにあり、訪れる者は私たちの他に無かった。『智恵子抄』の作者、高村光太郎の記念館が併設されており、光太郎の遺稿や十和田湖の裸婦像の原型、妻智恵子の切り絵など130点を展示している。記念館から150mほどに山荘があり、昭和20年から7年間、独居生活を送った山小屋の高村山荘が当時のまま残されている。(さや堂に覆われて)
高村山荘

さや堂に覆われた
       高村山荘
 高村山荘を守るために外側の建物で覆われている。金色堂を見ていたので
周辺案内図
 光太郎ゆかりの地が
レンコン畑?
 何を作った畑か定かではないが・・・。

山荘内部
 障子の破れから内部が伺える。
光太郎自画像
 光太郎記念館の所蔵品
智恵子のちぎり絵
 光太郎記念館の所蔵品

 売店のおばあちゃんが優しく旅館の紹介をしてくれたのだが、そのお誘いを断り旅を続けることにした。流れに乗じていれば苦労しなくても良かったのにと今更思う。

 夕暮れ迫る盛岡で夕食の後宿泊先の物色にかかるが仙台と同じことを繰り返しただけだった。

 その後「岩手」「一戸」「二戸」「三戸」と北上するが宿泊場所を見付けることはできなかった。とうとう三戸でビジネスホテルにやっと行き着いた。12時近くになっていたろうか?

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