旅のプロローグ
オレゴン
フロリダ
サンチャゴ
ニューヨーク
ロサンゼルス |
一路ニューヨークへ |
7時間余りのフライトの間に妻はキャビンアテンダントにドランカーだと思い込まれ飛行機を降りるときにベイリーズのミニボトルを6本プレゼントされていた。
国際線では通常、初めにドリンクとおつまみのサービスがある。ワインやビール・ウイスキーなどのいろいろな種類の飲み物が用意されている。しかし,国際線に乗ったからといって子どもがアルコールを飲むことはできない。子どもやアルコールのダメな人のためにミルクやジュースなどソフトドリンクも用意されている。
話を元に戻すが ,その時,妻に私のためにビールを頼んでもらった。私は2本飲んだことになる。食事の時にもワインなどの飲み物を付けてもらうことができる。そんな時にも妻のワインをくすねて飲んでいた。そんなことを繰り返すうち係の人が妻のことを「いくら飲んでも酔わない人」と目を付けたのだろう。それに引き替え隣の旦那は酔っぱらって「なんてだらしないの!」なんて思われていたに違いない。
お酒の話題で楽しい一時を過ごせたのも妻のお陰である。
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飛行機から
サンチャゴの夜景を見ながら名残を惜しむ。 |
ゲーム充実
子供らのゲーム好きはここから芽生えた?!おまけに目も悪くなった。 |
ユナイテッドCA
お土産に妻に6本のベイリーズミニボトル(リキュール)をくれたお姉さん。 |
8月3日(月)
未明にマイアミ空港到着。ニューヨーク出発まで3時間余り時間がある。自販機でコーラを買い。本など読んでいざ搭乗。座席に着くや今まで傍らに在った物が見あたらない。待合室に置き忘れてきたのだった。それは銅製の世界地図のレリーフだった。大きすぎてスーツケースに収まりきらなかった。その手に余り方が大きかったせいなのか置き忘れてしまった。慣れない英語で数人のスタッフに説明し引き返す哀れな日本人。一度乗った飛行機から降りるなんてテロリスト扱いされても不思議ではない。
ニューヨークではレンタカーはレンタルしなかった。駐車場に困るだろうし地下鉄やタクシーに頼ることに決めていた。空港からタクシーに乗ろうとするやけたたましい声が響いた。俺たちのタクシーだ。お前達のじゃない!というふうに。確かにタクシー乗り場のラインに並んでいたのに。自己主張の激しいお国柄だ!こちらは子ども連れ少しは遠慮したら?ホテルも飛び込みでブロードウエイのミルフォードホテルを取ることができた。先に並んでいたヒスパニック系の家族はクレジットカードを持っていないということで断られていたのに。私たちはすんなりチェックインすることができた。クレジットカードの力ってアメリカでは凄いんだ。部屋に入るや我が家の3人はベッドに撃沈。私一人近くのコンビニへ昼食探しに。3人に昼食を摂らせた後K氏に頼まれた用事を済ませるべく20年ぶりのニューヨークの散策へと一人洒落込んだ。我が輩の出で立ちと言えばTシャツに半ズボンそれにデイパック。K氏にはグッチのハンドバッグを頼まれていたのであった。中心街のストリートまでの道中でいろいろな体験をする。アイスクリーム屋でバニラをオーダーするとバナナが出てきたり,信号待ちの間にベビーカーのヤンママに時刻を聞かれたりと。ニューヨーカーの気分を一時的に味わうこともできた。ハンドバッグも無事ゲット。ホテルに帰ると3人が起き出してきた。今度は妻と二人で夕食探しに。マックで威勢の良い兄ちゃんに遭遇。俺に任せときー!という調子で対応してくれた。とても感じの良い青年であった。
ニューヨークは午後8時を過ぎても一向に暗くなる気配がなかった。サマータイムのせいかもしれない。9時頃になってやっと帳が降り始めてきた。娘は相変わらず調子が悪そうでチリで処方された薬をスニッカーズ片手に飲み始めている。娘の調子が良くならない限りニューヨーク見物はできない。妻と娘は明日の回復を信じて今宵はホテルに留まることになった。私と息子は夜のニューヨークに繰り出すことになった。私の旅のスタイルを伝授する格好の機会がやって来ました。ニューヨークの夜景は最高だ。その夜景をエンパイヤステートビルの屋上から眺めさせてやりたいと思い,すっかり暗くなったニューヨークの街を二人で歩き回った。昼間縦横無尽に歩き回った経験を活かしホテルからの最短コースで目的地に到達することができた。途中ニューヨークで一番賑やかなタイムズスクエアも通りウインドショッピングも楽しむことができた。やはりエンパイアステートビルディングからの眺めは最高だった。息子も柵から身を乗り出すほどその光景に見入っていたようだ。ホテルへの帰り騎馬警官と一緒の写真も撮れ,男二人だけの小さな旅も感動的に終わった。
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男二人でエンパイヤ
ステートビルディングへ
入場料のおつりに1ドル銀貨をもらう。ラッキー。 |
エンパイヤステートビルディングからの夜景 |
騎乗警官と
写真撮ってもいい?ときくと「シュアー」と快く写真に収まってくれる。 |
8月4日(火)
娘は凄かった。次の日,何もなかったかのように朝早くベッドから起き出してきたのです。朝マックをし,イエローキャブで途中国連ビルや空母・WTCを横目に自由の女神に行くためのフェリー乗り場まで向かい,リバティ号という船でリバティアイランドに着くことができた。クラウンには第1便のフェリー乗客しか入れない。私たちは4時間余りを費やし自由の女神像の内部へ入ることができた。
娘の次に今度は妻がグロッキーに・・・。帰りのフェリーの中ではどうなることやらと大変だった。ウオール街から地下鉄に乗り5番街へ。ティファニーを発見するや元気回復。ショッピングやウインドショッピングを楽しんだ後は本格的に食事を摂り本場ブロードウエイのミュージカル「サウンドオブミュージック」を堪能した。その後女性2人もニューヨークの夜景を是非見せてあげなければと男性2人がエスコートしエンパイアステートビルディングへ。帰りは午前0時を過ぎていたのでタクシーを利用。これがまたぼったくりタクシーだった。完全なる遠回りでホテルへ連れて帰ってくれた。お陰でニューヨーク観
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リバティーアイランドへ
リバティ号というフェリーに乗って。バックのワールドトレードセンターも今はない。 |
ニューヨークの地下鉄
かつてはレッドベレーが乗り込み治安を守っていたが安全に誰もが乗れるようになっていた。 |
5番街
ティファニーの小窓から。朝食でも出前とろうか? |
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お馴染み自由の女神
猿の惑星を思い出す。 |
小さなお豆さん三つ
自由の女神をバックに。 |
エンパイアステート
ビルディング
お気に入りの写真の一つである。 |
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まずは腹ごしらえ
近くのコンビニで買い込んできたお総菜で夕食を。支払いは総重量制だった。 |
ミュージカルは
子供にも分かるサウンドオブミュージックにしよう! |
今度は4人で
感動の余り息子は柵に頭を突っ込んで |
8月5日(水)
今日は日本に帰るためにニューヨークからロサンゼルスまで移動しなければならない。ホテルの支払いをカードで済ませホテルを一歩出るやホテルのドアマン達があちらこちらでホテル客のためにタクシーを止めている。その流れに乗じて私たちもタクシーにすんなり乗ることができた。(チップいったんだろな?)名残を惜しみながらニューヨークニューヨークを後にしたわけであるが,タクシーの運転手もガーナ人で気さくに話しかけてきた。日本について大分情報を持っていた。ニューヨークには三つ空港があって(ハドソン川を入れると4つ)国内線はケネディ空港から出ているらしい。タクシードライバーとも別れを惜しんでいると娘が不調を訴えだした。かなりひどいらしく少しも動こうともしない。取り合えず飛行機に乗せロサンゼルスに向かうことにした。中には日本人のキャビンアテンダントがいてとても親切にしてくれた。日本人の心遣いの繊細さに改めて気付かされた。搭乗前アクシデント。またもや手に余る銅板レリーフを手荷物検査場に置き忘れるというアクシデント。飛行機に乗る前に気付いたものの1回外へ出なければならない構造になっており,これが遠いのなんのって。搭乗の訓練が2回もできた。
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ホテルの窓から
昨夜のミュージカルの劇場が見える。今日でニューヨークともお別れ。 |
イエローキャブの
運転手と
チップも払わず小銭をかき集めタクシー代金を支払ったが最後まで愛想良くしてくれた。 |
飛行機から
グランドキャニオン
地上からの眺めも素晴らしいが、飛行機からだとスケールの大きさがよく分かる。 |
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ロサンゼルス |