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旅の始まり

北京第1日

北京第2日

北京第3日

北京第4日
5月16日(土) 第2日目 頤和園・鳥の巣・水立法・八達嶺(万里の長城) 
 7時のモーニングコール。8時30分の出発。3連泊なのでとても楽である。7時20分過ぎにビュッフェにはいる。品数は豊富である。入るとき部屋番号を聞かれる。ビュッフェでは大量に食べる癖がある。1時間くらい掛けて。それで昼を浮かして観光に時間を掛けるという癖に通じる。自分で一石二鳥だと思い込んでいる。悪い癖だ。ツアーなのに貧乏癖が出てしまう。
 朝から快晴。北京に「2日の雨無し」という。昨日から心配していたPM2.5にも遭遇していない。昨日は北京空港近く飛行機が高度を下げ始めるとオレンジっぽい空気の層を通過した。今日も遠くの山の稜線付近はオレンジっぽい色がにじんでいる。

西太后の夏の住まい(サマーパレス)頤和園
 8時30分頤和園に向けて出発。夏の間西太后が住んだので英名「サマーパレス」と呼ばれる。入り口付近は日本の寺を連想してしまうような佇まいである。麒麟の像は迫力がある。また 
頤和園のチケット売り場 東宮門:正門 麒麟銅像

 少し進むと昆明湖に出る。右手奥を見上げると、よく写真で見るこれぞ中国という景色が目に飛び込んでくる。この湖を堀り上げこの山を作らせたという。

仁寿殿
 龍の像と鶴の像の並びの順番を西太后が変えたと言われる場所でもある。
仏香閣と智慧海 昆明湖

 この門の左手から出てきた者は西太后への貢ぎ物が気に入られなかった者で、その後惨めな末路を辿ったという。  長廊を通っていく。柱は彩色され横柱には風景が描かれている。進むにつれ修復されていないのか絵がぼけてくる。
排雲門 長廊外 長廊内

道路に架かる歩道橋からの観光は初めて。バスは路上に止めている。
あの開会式のCGの素晴らしさや口パク少女をつい昨日のように思い出す。
鳥の巣:陸上競技場 水立方:水泳会場
 その後万里の長城(八達嶺)に向かう。途中大きなドライブインに立ち寄り昼食の中華をいただく。昨日の夕食のビール(500mlの瓶ビール)もそうだったが30元で統一されているのだろうか?ちなみにコンビニでは缶ビール500ml:8元。350ml:5元程度である。

 八達嶺は観光化されている。高速から降りたところにあり、ロープウエイが整備され土産物売り場も多い。高速の高架下にバスを止め、道路を歩いて上がる。途中シャトルバスのターミナルがあるが、歩いて登るには適当な距離と斜度である。10分少々で入り口まで辿り着く。長城は北城(女坂)南城(男坂)の二つに分かれる。北城には多くの人々が登っているのが下からも見て取れる。まず緩やかだと言われる北城にとらい。4つ目の城楼を右に地下に降り下り専用の側道に出る。土産売り場もある。眺めも良い。

八達嶺:道路より 北城:女坂

 登り口まで返ると残り時間が15分しかない。南城の上りに10分・下りに5分と時間を割り振った。南は三楼まで行って引き返した。人がいないのできついと言われ人気のない男坂の方がかえって登りやすかった。妻は北城第2楼で引き返している。
南城:男坂
 長城は通路の両側に壁が築かれ進入方向の壁が高く築かれた上、凸凹の形状で敵に攻撃を加えやすい工夫が施されている。いくら国を守るためとはいえ、よくこんなものを気長く作ったものである。敬意を表して止まない。海に没する長城見てみたいものであるが、どこに行けば見えるのだろう。

縦バージョンの八達嶺
 待ち合わせ場所に帰るが妻の姿がない。電話をかけても出ない。暫くすると、なぜか下の方からとことこやってきた。第2の待ち合わせ場所ができていたようだった。帰りは全て下り坂。周りの景色を楽しみながら下りることができた。

 今晩の夕食も中華である。妻に「また中華?」というと笑っていた。
 ホテルに帰り、疲労困憊の妻をホテルに残し、夜の北京の散策(俳諧)に出た。土産の物色と地下鉄を見たかったのである。
 ホテルを出て右に歩くと「ユニマート」がある。更に10分歩くと「セブンイレブン」がある。そこから少し行き、橋を渡ると地下鉄10号線の「車道溝」を見ることができる。駅周辺はとても暗い。それに比べ駅構内は馬鹿明るい。自動券売機が動かなかったので窓口購入に踏み切った。言葉が通じない。行き先を地図で示すと4元とられた。「地球の歩き方」には2元一律となっていた。値上げしたのかな。手荷物検査を受けるが荷物が無かったのでパス。地下鉄はホームと線路が完全に区切られているタイプである。空港のシャトルを大きくした感じである。
 
地下鉄風景
 駅周辺は暗くて人通りも少ない。駅構内に入るやとても明るく線路とホームが完全に仕切られている。オリンピックに合わせて作ったのか超近代的であった。車内もとても明るい。
地下鉄チケット
 プラスチック製で出るときには回収されてしまう。自動販売機もあるが窓口で行き先を告げると切符をくれる。帰りチケットもお土産にしたくて遠くの駅の名を告げたが改札機に取り上げられてしまった。
日本企業製品
 お菓子類ばかりをベットの上で撮影。スペインではポッキーを帝と称して売っていた。ビールも販売されていた。(麒麟/朝日)
 帰りセブンイレブンでグリコのポッキーやスニッカーズ等々のお菓子を購入。中国語表記の面白さがある。セブンイレブンのレジ袋を持っていた所為だろうか?ユニマートには手払いされ入れてもらえなかった。レジ袋は有料。
 ホテルに帰り着く。妻は少し回復傾向か?

北京第3日