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リスボン第3日 
 434番のバスは駅を出て右側から発車する。バスは満車。狭い山道を警笛を鳴らしながら上っていく。まずは、ガイドブック通りムーアの城跡から見学することにする。列車とバスの周遊券を持っていればと安心していると・・・。案の定入場券が必要だとのこと。ムーアの城跡の売店で「Combinados/2Parques/Pena+Mouros」13.5ユーロを購入。 ムーアの城跡とペーナ宮殿・ミュージアムをカバーできた。

シントラ(ムーアの城跡・ペーナ宮殿)

ムーアの城跡
 駅を降り立つや山の頂に城跡らしき建造物が。巡回バスに揺られヴィラをスルーしムーアの城跡へ。
 ここまでは入場料無し。この城壁を越えるや料金が発生する。お金を払っても入りたい気持ちでいっぱいだ。  下界を臨むことが出来る。誰が何のために築城したかは知らず、後で調べることにするが、日本の山城の築城様式と同じか?

 シントラの街を一望に。山の稜線に沿って城壁が聳え立っている。海側/平野側からの進入に備えたのものなのか?ただただ優越感に浸ったものなのか?  古城らしき風情が残る。どんな人たちがここで守衛していたのか。どんな人たちがどんな生活をしていたのか?異国といえども気になる。  今日はリスボンは朝から晴天。シントラ駅では曇り。やっと雲間から青空が覗きだした。この石々はどこからどうやって運ばれてきたの?わざわざこんなところに?

ペーナ宮殿
 ムーアの城跡からべーナ宮殿が見えた。わざわざ好きこのんで誰があんなお城みたいな物建てたのだろうと思っていたら。ペーナ宮殿だった。
 ペーナ宮殿までは巡回バスも走っているが、歩いても近い距離であった。エントランスからは坂が急なのでシャトルバスが運行されている。(2ユーロ)300円がもったいないので歩くことに。林を抜け草木を鑑賞しながらの上り坂はそうきつくも感じられなかった。

ペーナ宮殿
 誰が何のために建てたの?こんな山の上に!。
 丁度、工事をしており、騒音が気になったが・・・。 増築を重ねたように思える外観。富をつぎ込んでいった形跡が・・・。

 山の岩盤を基礎にしていた。モンサンミッシェルもしかり。  宮殿内部も調度品が残され、生活の様子が垣間見られる。  宮殿の部屋からはムーアの城跡も眺めることが出きる。

 宮殿の見学を終え、下りもシャトルバスを使わず山を下りていった。どこに出るのか分からず適当に遊山を楽しんだ。見たことのない木々や白鳥たちとも触れ合うことができた。ゲートらしき場所に到着。バス停で巡回バスを待つ。バスを待っていたところは、ムーアの城跡より一つ下のバス停だった。ひたすら下ったせいなのだろう。しかし、バスに座ることができた。ムーア・ペーナでは非常に人の出入りが激しく座ることは不可能だったようだ。次はヴィラに向い王宮を見学するつもりであったが、降り立ったのはシントラの駅。15時を回っていたので王宮見学は断念し403番のバスでロカ岬へ向かうことになった。なったというのは私の意志があまり働かずその時その場の流れでそういう行動に至ったと言うことである。

ロカ岬