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阿寒湖から足寄へ 
このページは妻のページとして任せたかったのであるが。

アイヌコタン
 阿寒湖周辺は屈斜路湖や摩周湖と違って、観光化が進んでいる。温泉町特有の臭いがした。アイヌコタンにはアイヌの人々の店が十数軒集まっている。アイヌ文化の紹介も行われている。
阿寒湖
 店先に並ぶマリモ達は阿寒湖の物じゃなく養殖だったり、最近はロシアからの輸入だったりするそうだ。ここのマリモは採ってはいけない天然記念物。買う気満々の妻の買う気が失せた一時だった。
阿寒湖の鴨
 阿寒湖のマリモも撮せず、阿寒湖の鴨を妻が撮っていた。

足寄の千春の石碑
 ボタンを押しても歌声が聞こえません。壊れてますよ。足寄町長さん。美幌の美空ひばりは歌ってくれましたよ。
千春の等身大の写真
かつてはすすきの界隈を「よっおお!」と片手を上げ闊歩していたと聞くが・・・。今回の旅も妻のリクエストで千春の曲をCDに焼き、持参。妻は、足寄まで来られるなんて思ってもみなかったと感慨に浸りつつ・・・。オールナイト日本の愛聴者である。
千春の実家
 千春の展示コーナーで実家の地図を見付け、ここから5本目の通りを左折。4本目を左折すると千春の家への看板を発見。家の明かりがちらちらするのを見るや「ピンポンダッシュしようか1」なんてのためいてました。相当嬉しかったのでしょう。夫を目の前に置きながら。

 帯広駅前の日航ホテルに宿泊。ホテルの乱立地帯での15000円は少々高い気はするが、前日のホテル(朝食付き)と同じ料金だと思えば、接客も良いし明るくイメージも良い「○」。じゃらんから娘に取ってもらったのでマイレージは加算されなかった。
 夕食はマップルに小さく掲載されていた「らくれっと」へ行ってみることにした。ワインとチーズのお店で、ご夫婦?で営まれていた。向いに座った十二三歳の少年が、きたあかりの上にラクレットをトロリ溶かしたものをおいしそうにほおばる笑顔は今も思い出すことが出来る。妻もラクレットにはまり、マスターと私の会話にはまり、ちょっと酔った雰囲気にもはまっていたようだった。わたしも店の雰囲気から聞けたのかも知れないが、かつて私は赤ワインを冷やして飲んでいた。我が家にやってきたカナダ人が不思議そうにやや怒り加減に「どうして日本人は赤ワインを冷やして飲むのか?」と言われたことがある。「冷やすと癖が無くなり、飲みやすくなる。」と答えると、怪訝そうな顔をされた。以後、冷やさず飲むことにつとめているわけであるが・・・。
 マスター曰く。「さっきから見ていると、飲むのが早い。」そうだ。口の中に止まらせることが肝要で、舌の上だけでなく,舌の下でも味や香りを楽しむのが赤ワインだそうだ。妻が5数えてから飲んだら!と横やりを入れる。なるほどビールのように飲んでいたことは認めざるを得ない。ワインも喉越しの感覚で飲んでいた。開けると味が変わるので出来るだけ早く飲んだりなんかもしていた。かつて開けて数日後のワインにおいしさを感じた経験はある。ボルドーの・・・銘柄までは忘れてしまったが。
 開けてからの味の変化も楽しみなさいとのこと。2000円くらいのワインを3日間で飲んでごらんとアドバイスを頂く。今までは1000円以下のワインを1日でいただいていたので、別の飲み方に挑戦しなければならなくなった。早速次の日池田ワイン城に出掛け、2000円のワインを物色した。
 丁度10年前息子とファーブルの家を訪ねたことがある。1週間あまりの滞在で決めたことは、ボルドー産で安い値段のワインから毎日飲んでいく。10年前にもかかわらず、冷やさず常温で飲んだ。結果、初日に飲んだワインが一番口にあった。以後、求める物は、安くても口に合えばよい。というコンセプトで、チリ産のメルロー種を中心に飲んだ。安くてもおいしく感じるのはビールのように喉で飲んでいるからなのだろう。口で味わえば、嗜好にも変化が現れるだろうか?マルセイユのデパ地下でシャトー●○(思い出せないが、有名画家の絵をラベルに使って在るやつ)が半額を発見。買おうか買うまいか迷った挙げ句、11歳の息子の「割ったらしまいよ。」の言葉に断念。今となっては大正解かもしれない。少しワインの飲み方を勉強してからのことにする。

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