10月5日（水）バーリー〜ナイアガラ

今日も天気がいい。妻の体調も回復傾向。 　モーテルらしい朝食をダイニングで。まずはトロント方面に出発。南進。途中から西進し，ナイアガラに向かう。行程は200kmあまり。 　大分道路標識にもなれてきた。有料道路があるらしい。支払いは？ 　バーリーから南下を続ける。とある街の近郊まで紅葉はすすんでいる。Toronto近郊であろうか？ 　道路も車線が増えてきた。高層ビルと広葉樹林の織りなす風景が面白い。 大陸ならではの風景だろうか？この送電線の並びは日本にはない。 オンタリオ湖であろうか？対岸には工場群？ ワイナリーが続く。一杯引っかけたい！ 　私がフロントガラスをこすっていると盗み撮りされた。右下画像。車も青，空も青。回りを見渡すとショッピングセンター街に立ち寄っているようだ。1ダラーショップを発見「DOLLARAMA」カナダ土産をあさる。観光地にあるようなキーホルダーやフリッジマグネットもある。1ドルで！というわけにはいかないが，このご時世お得感は抜群である。 とうとうナイヤガラのサインを発見 アメリカ合衆国とナイアガラが縦に並んで表記されている。まっすぐ行けばアメリカ側のナイアガラに誘導されるのだろうか？国境越えの一抹の不安。左に行け！ とうとうナイヤガラのサインを発見 ナイアガラ出口のサインですね。 　降りたのはいいのではあるが，どちらに行っていいものか途方に暮れる。とある住宅街に侵入。動かないナビとにらめっこ。とりあえずガソリンスタンドだ。アメリカもそうであるが，ガソリンスタンドにはトイレがある。コンビニも兼ねているのでちょっとした物なら手に入る。食料も。ガソリン補給が目的だが。 　有料道路の支払いの問題であるが，ETCもない。小銭もない。と心配していたが，カメラが数十台設置されたゲートを通過することで支払いは完了するようである。レンタカー会社回りの請求になるのだろうが，後日ナイアガラからトロントに向かう際にも407は利用している。流石有料道路である。交通量が極端に減った。レンタカー会社からの請求が不安ではある。が走りやすい。 　今はナイヤガラはどこで降りればいいのだろうかと悩んでいた・・・。 　ナイアガラフォールズが近づいてきた。 ガソリンスタンドでのとある風景 　モン・トブランに行く途中立ち寄ったガソリンスタンドでの出来事であった。ガソリン補給の間妻はレジから大きな柄の付いたトイレの鍵を預かって裏のトイレへ。店内で不審な行動をするインド人少年を確認していた。行動が不自然でぎこちない。彼はこのトイレの鍵を狙っていた。彼だけではない。彼の妹。彼の母親。おまけに彼の父親。と言うように芋づる式に繋がったのは驚き。カナダに来てから日は浅いようで。お互いに片言の英語でコミュニケーションを図る。彼らは妻の手渡した折り鶴を喜んでいた？車はきちんとした車に乗っているのに。少しでもガソリン補給や買い物をすればトイレは借りられるのに。私もついでに用を足すと、他の同じような客が私を待っていた。鍵を預けてその場を立ち去った。経験してみないと分からないことは海外に出ると日常茶飯である。経験すると意外に簡単なことに気付かされるのに。 　手前がアメリカ滝で、奥がカナダ滝になる。このポイントにエレベーターが設置され船着き場に降りることができる。 地上からアメリカ滝とカナダ滝をカメラに納められるのはこのポイントかな？レインボーブリッジからも納まるかもしれない？ 　道路を挟んだはす向かいにスーパーマーケットを発見！今日のランチを物色に向かった。「Zehrs」でサンドイッチ・フルーツサラダ・野菜サラダ・飲み物等で29．46。3000円ちょっとだったが今回の旅行で一番のご馳走であったように思う。レジのお姉さんから「Good lunch]と声を掛けてもらった。写真を撮り忘れている。残念。 　このスーパーの駐車場に風変わりな車を発見。どこかのギャング？らしい。梅の木や花まであしらってある。日本びいきなのだろうか？運転手には会うことはできなかった。 スーパーの駐車場にて 滝に沿って道路が ＄10駐車場 　腹ごしらえは終わった。昼下がりナイアガラフォールズへ。使い勝手の悪いナビとにらめっこ。昼間なら太陽の位置で方向感覚が定まってくる。おまけにナイアガラフォールズのサインをまとったワゴンやバスが頻繁に行き交っている。目指すナイアガラフォールズは遠くはない。大きく街を迂回するようにナビは誘導する。見覚えのあるナイアガラのホテルやタワーが左手に見えてくる。どうもエリー湖方面に誘導してくれているようだ。ナイアガラフォールズの上流方面になる。 　私の記憶ではナイアガラフォールズは五大湖のエリー湖とオンタリオ湖の間にある。道を直角に左折。水の流れを右手に確認しながら，川を下っていく。水力発電所の取水口や発電所も見える。水の流れは大きくうねり，その水量の凄さに驚かされる。妻が大きな声を上げていた。 ナイヤガラフォールズパーク 公園からはスプラッシュしか確認できない。 公園を進むと滝の頭頂部が見えてくる。 　今走っている道はセントローレンス川に沿って伸びている。滝のスプラッシュは見え路面も濡れている。しかし，このまま走ればナイアガラフォールズから遠ざかる。適当なところで左折。再び右折して駐車場を探す。スカイロンタワーの駐車場は15ドル。 　その脇に10ドルの駐車場がある。番人はボブ。現金払い。帰りにいろいろとナイアガラの情報を聞き出した。駐車場から2〜300メートル小径を下ると，さっき走っていた道路に出ることができた。

ナイアガラフォールズ