賢治の旅日記 本文へジャンプ
HOME

メイプル街道から

モントリオールSP

アルゴンキンSP

世界三大瀑布結願

ナイアガラフォールズ

ナイアガラナイト

ナイアガラ渓谷

霧の乙女・スカイロン

カナダからNYへ
第二幕 カナダメイプル街道とナイアガラの旅(衝撃第一日目車中泊)

第2幕 カナダ旅行のプロローグ

今回の旅の目的はJalFirst に乗ることであった。しかし、それだけでは寂しすぎるし、もったいなさ過ぎる。10月に席が取れたら是非メープル街道も走破してみたい。世界三大瀑布の結願も兼ねてナイアガラフォールズにも訪れてみたい。 25年ぶりのニューヨークもおつなものだろう。そんな思いからの今回の旅立ちである。

 カナダ旅行の計画段階から決めかねたのは,ニューヨークのどの空港からカナダのどの空港に飛ぶか?と言う命題。@JFKAラガーディアBニューアーク?ニューヨークには3つの空港が存在する。ハドソン川を入れれば4つ。
 カナダのどの空港に降りるか?@トロントAオタワBモントリオールCケベック?
 その上に同一空港往復にすべきなのだろうか?JFK〜トロント往復?ラガーディア〜トロント往復?どんな組み合わせがいいのだろうか?費用面?ルート構成面?迷いに迷う。
 レンタカー利用についても多種多様なプランが。空港を決めれば必然的なものとはなってくる。トロントでダラーレンタカー1週間フルで9万:往復になるのでカナダ国内での運転距離が伸びる。モントリオール借りトロント返しでアラモ15万(8万):片道でケベックは往復する。@ケベック入りトロント出Aモントリオール入りトロント出(レンタカー15万)Bトロント往復(レンタカー9万)Cニューヨーク〜カナダ(レンタカー)旅のルートプランは本当に決めかねた。

 決断できずに時間は過ぎていく。出発期日は迫る。コスト面からニューアーク〜トロント:エアカナダ往復。トロントでレンタカーを1週間レンタル。(ダラー)と方向性は出てきた。
 それに伴い考えなければならないことはニューヨークの空港間の移動はどうするかである。JFK〜ニューアーク移動時間と手段の選択は?費用は?悩みに悩んだ1週間となった!

カナダメイプル街道&ナイアガラフォールズ(世界三大瀑布結願の旅)

 日本よりもいち早く紅葉を目一杯楽しんだ。カナダ国旗の象徴でもあるメイプルの葉と自然の紅葉を一緒にカメラに収めたかった。
 ケベック周辺にも足を運びたかったのではあるが、初日のアクシデントで挫折するが、その分ナイアガラを楽しめた。

10月1日(土)
 とても優雅な飛行機の旅を味わった。
 JFKインターナショナルエアポート到着。イミグレーションでは面倒なタッチパネルの操作がなくなっていた。指紋の登録もない。カスタムインスペクターから「How much money?」の意外な質問項目は初めて聞かれたものである。
 無事U.S.A.入国。機内で手に入れた「森伊蔵」をスーツケースに入れ直しをしているとお世話になったCAさん達が覗いて声を掛けて行ってくれた。
(ここJFKからトロントに飛べば良かった。しかし,検索した便は夕方。往復15万円をくだらない。ニューアーク国際空港発着エアカナダがヒット。往復7万5千円。空港間の移動も深く考えず,こちらに決定。空港間移動:タクシー代に200ドルがかった。)

 これからニューアーク国際空港に向かわなければならない。交通手段はタクシーに決めてはいたがJAL機内で移動手段についてCAさんにお伺いは立てていたものの,その返答は頂けなかった。
 とりあえず空港内で水分ゲット。機内で頂いておけば余分な出費は必要なかった。500mlで$5を超えていたかな。タクシー乗り場へ。天気は曇り。道路のあちこちには水たまりが残っている。降ったりやんだりの空模様といったところだろう。
 年配の運転手。ニューアークを告げると動作がぎこちない。車は走り出したものの空港を大きく回っている。しばらくすると元のタクシー乗り場へ。どうもニューアークまでの要領が分からないようだ。別のタクシーに委ねられることとなった。こちらのタクシーもドライバーはご高齢。
 マンハッタンに上陸。ニューアーク空港へはマンハッタンを経由するのでニューヨークの車内観光をしたつもりでいたかった。Wi-Fiのつながり具合も確認したかったのでグーグルマップを立ち上げてみたが上手く拾ってくれない。レンタカーにナビを付けた方が良さそうだと思い始める。マンハッタンは軽い渋滞。久しぶりのマンハッタン。25年ぶり?再びトンネルを抜けてニュージャージーへ。ハドソン川を潜るのは初めて。
 しばらく走ると,遠くに空港らしき物が見えてくる。ニューアーク空港到着。どちらの空港もくたびれ感を感じる。天候のせいかもしれない。料金はチップも含めて$200余り。手続きを怠ったのは62才以上10%引き。$20余り捨てたことになる。
 エアカナダでチェックイン。ワクチン接種証明やエスタの確認までされた。情報では必要なくなったと聞いていたが・・・。クレジットカードの提示まで。その時理由を聞いておけば良かった。
 余り広くはない空港内をリサーチ。JFKで飛行機を降りてから何も食べていない。フードコートにカフェテリアを認めた。ピザとサラダなんかを食した。手荷物検査場はワンライン。混んでいないかのように思われたが,ウエイティングエリアは人でごった返していた。妻が機内持ち込みのアナウンスを聞いてしまった。キャリア付きのバックは機内預けに変更してくれの要請。なるほど飛行機は小さい。満席。
 国際線のはずなのに出国審査はなかった。国内線規定の機内預け荷物の重量制限にも気がついた。21Kgは超えている。「森伊蔵」まで詰め込んでしまった。

 夕暮れの迫った機内からエリー湖が見える。まだ陽の残る内にトロント空港に到着。イミグレーション通過。レンタカーのサインを追う。レンタカーエリアだが目指すダラーのサインボードがない。わかり辛いポジションにカウンターがあった。
 受付には日本人3世。日本語はしゃべれない。ナビはあるか?無い。地図はあるか?無い。今日ここまで行きたいのだがとホテルを告げるとGoogleマップをプリントアウトしてくれようとしたが,プリンターが紙詰まり。タブレットのグーグルマップがホテルを拾った。プリントアウトを断って車に荷物を積み込むことにした。言われた番号に車は無い。再び・・・オフィースへ。

 今宵のホテルは予約済み。トロントから401を北へ100キロ程にある。時間は19時前。夏時間でもあり空は薄明るい。

 ナビの指示に従っているつもりなのだが,空港から外に出られない。同じ所を数周走った。十分プラクティスタイムにはなった。

 ここでは多くを語ることは止めにする。結果ナビが動かず地図もなくロストウエイ。ホテル宿泊の手段をいろいろ講じたが,立ち寄ったホテルは軒並み満室。最終的に自分たちの位置情報も掴めず,日本で言う「パーキング」を一夜の宿とした。
 トイレあり,コンビニあり,スタバありのロケーション。流石カナダ。寒い。時々エンジンをかけて暖を取る。

モントリオール〜ロレンシャン