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ポーツマスへ
マンハッタンへ |
4月27日(土) |
ボストン泊フェンウエイパークで観戦?も計画はしていたが、断念。コンコードの若草物語のオーチャードハウス〜ポーツマス観光へ切り替えた。ボストン事情をもう少し勉強してからにすることにする。
この時コンコードは2か所あることに気が付いていなかった。ナビはニューハンプシャーのコンコードを選択した。オーチャードハウスを選択するべきであった。
観光案内書を探す。その前に立派な建物が目に留まった。観光案内所に行く前に下車し写真を撮った。キャピタルぽいが・・・?何なのだろう?
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観光案内所は分かりづらかった。前を行ったり来たりしていたことになる。ビルの中に案内所はあった。「オーチャードハウスに行きたのですが・・・」「ここはニューハンプシャー」「オーチャードハウスはマサチューセッツ」「コンコードは二つあるの?」仕方がないのでしばしの談笑となる。「お勧めの見学地は?」「NHキャピタル」を勧めてくれた。無料で入れるそうである。その先に博物館もあるということ。キャピタルに再び戻り内部を見学。アメリカの歴史を感じさせられる佇まいである。
その後トイレもお借りして向かったのは同じニューハンプシャーのポーツマス。ポーツマスと言えば「ポーツマス条約」締結の地。ポーツマスに入りグーグルに観光案内所を入力するものの観光案内所は見当たらない。クレジット払いのパーキングシステムに挑戦。1時間のチャージ。観光案内所の住所らしきところには教会があった。近くのご婦人に観光案内所を尋ねると「通り違い」の返答。ついでに近くのお勧めのレストランを聞くと近くの「サーフ」を教えてくれた。車で追い抜きがてらハンドサインしてくれた。丁度お昼時でもあり店内は混雑。駐車のリミットを気にしつつ、海鮮料理に舌鼓を打った。日本人の口に合う味付け。生ガキも小さかったけれど美味しかった。お寿司も勧めてくれたがアウアージャパニーズ・・・窓からの景色もよかった。湾にせり出した店の造りから湾が一望できる。
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見ごろの桜 |
レストランの窓越しに |
蠣は美味しかった |
時間は13時を過ぎてしまった。ここで勘違いからハプニング(心の奥底に留めておくことにする。)先にも記したがパーキングチケットのリミットが1時間だったので、昼食後慌てて車に帰る。フロントガラスの内側に見慣れぬ白いケースを確認する。これはやばい?気が動転する?自動車を開けてまで反則切符を切るの?そんなはずはないのに!通行人に聞いても分かるはずもなく(システムの勘違いと私たちの心情まで)とりあえず観光局に行こう。観光局なるものはダウンタウンの物より大きそう。グーグルに住所から検索するものの目指す観光局なるものは見当たらない。裏口に案内されていた。
ニューキャッスル島から |
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先ずは駐車違反の説明から・・・反則切符はフロントガラスに張られる・・・違反切符じゃない・・・じゃあこれは何?・・・調べてくれる・・・ETCであることが判明・・・他の車のETCで説明もしてくれた・・・。駐車違反の切符の問題はこれにて終了。
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観光案内書にてハニカム |
実験潜水艦 |
大きなレンギョウ |
そこでお世話になったのが観光案内局Rick Doumesとってもお世話になりました。安心して旅を続けることができます。本題の観光のお勧めはというと、ほとんどの私設が閉まっているという。「ストロベリーバンク博物館」もお目当ての「ジョンポール・ジョーンズハウス/ポーツマス歴史協会」も。ここで日露戦争の資料を見てみたかった。観光シーズンの幕開けは5月からだという。そこなら開いていると目の前の「潜水艦」の展示施設を紹介してくれた。「日露戦争についての施設はない?」「ウエントワース・バイ・ザ・シー」を勧めてくれた。「何処に泊まっているのいるの?」「アンドバー」「海岸が奇麗なので海岸線を南に走り、途中右に折れ495号線に乗るといい」と教えてくれた。
折角進めてくれた目の前の潜水艦の展示施設へ。大きなレンギョウがたわわに咲いている。
「タワーブリッジ」を通り島々を巡りながらポーツマス条約締結のホテル探し「ウエントワース・バ・ザ・シー」探しとなる。ニューキャッスル島でホテルを尋ねる。妻が積極的。いろいろと話し込んでいる。私も呼ばれドイツ人一家との交流となる。片言のドイツ語をとても喜んでくれた。別れ際に「イッヒリーベディッヒ」は受けたかな?
ウエントワース・バ・ザ・シー
船を連想させる造りである。
100年以上も前に建てられている。 |
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しばらく走るとホテルらしき建物を発見。「ウエントワース・バ・ザ・シー」ポーツマス条約締結ホテルにて:美しいホテルであった。写真を撮って帰路に就くつもりでいたが妻が美味しいコーヒーが飲みたいと言い出した。まだやんちゃっ気の抜けないベルボーイがドアを開けてくれる。レセプションでコーヒーだけ飲めるの?と聞くと大丈夫だそうである。夕食の準備であわただしかったが、美味しいコーヒーをゆっくり飲むことができた。トイレに行く途中廊下に「歴史的建造物」のエンブレムを認めた。
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歴史的建造物エンブレム |
正面玄関 |
ポーツマス条約締結 |
入れ替わりに唾がトイレに行った間にベルボーイの一人を捕まえこのエンブレムがあったがと写真を見せると、もっと詳しい人がいるから待ってくれという。数分待ったが、その上司の許可が下りたのだろうか?「サインルーム」?とも聞こえてきた。ベルボーイは付いて来て!という。さっきコーヒーを飲んだレストランを通り抜け、階段を下りる。
ポーツマス条約に関する資料的なプレゼンが急に賑やかになる。調印の行われた部屋なのだろうか?歴史を感じる古そうな鍵を開けてくれて入室。いろいろな資料がその部屋には納められていた。ロシアと日本どっちが勝ったと思う?彼は分からないと答えてくれた。内心は・・・。世界中の国々がそう思っていたに違いない。観光ガイドブックに掲載されていない歴史的現場に入れたことに感動した。
帰国後詳しく調べてみると調印場所はポーツマスアメリカの海軍工廠内であった。このホテルには日ロの外交交渉者が宿泊していたという。陸奥宗光?竜馬の弟子である。
美しい海岸線をドライブ帰路へ。明るいうちにアンドーバーに着いた。明日はマンハッタンへの移動である。
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マンハッタンへ |