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賢治の旅日記
7月13日(金)浦河〜襟裳岬〜新冠〜美瑛〜サホロ

 ホテルで朝食。品数も多くバランスの取れた朝食を提供してくれていた。係の方も感じが良かった。天候は今日もあいにくの雨。

 浦河イン:ビジネスホテルど真ん中と言った具合  部屋は料金の割にダブルで小さめ。  ビュッフェではないが品数も多く美味しかった。

 襟裳の「昆布干し」はこの天候では見られない。浜に打ち上がった昆布を回収する漁師さん達の姿は見ることができた。

襟裳岬にて
 吉田拓郎(森進一)の歌のせいだろうか?どこか寂れた感を漂わせている?天気のもっと良い日にやって来て見たい。
 自生するアザラシたちも見えなかった。これもまた時期があるのだろうか?

 襟裳岬に向かう。襟裳に到着。襟裳には初めて訪れる。さっきまで降っていた雨が止んだ。視界もだいぶ広がってきた。岬の先には岩礁が飛び石のように沖の方へと続いている。
 周辺を歩く。ナデシコやエゾカンゾウの花を確認することができた。漁協の放送が繰り返されている。訓練の話や昆布漁中止の連絡が入り乱れ,聞いていて面白かった。地元の生活との密着度が感じられる。国定公園のゆるさ?からなのだろう。
 近くから聞き覚えのあるメロディが聞こえてくる。あの笑点の「たい平」が歌うかのような作りしゃがれ声で「北の町ではもう〜ぉ♪悲しみを暖炉でぇ♪♪〜」突然妻が熱唱を始めたのだった。

 襟裳岬突端とあるがまだ先へと続いている。 織田信成?次回へ続〜く! この指止〜まれ!

 トイレも兼ねお土産屋さんに寄る。大きなタラバガニが生け簀でうごめいている。主なものはやはり昆布。今日も利尻のおしゃぶり昆布を味わいながらドライブしてきた。味比べしてみようと言うことでスティック状のものも購入。利尻のものがとろみ感が強かった。
 襟裳岬から出ようとする時,ふとナンバープレートに目がフォーカスした。「徳島」の文字を見つけてしまったのである。声を掛けてみるとやはり徳島のNさんご夫婦。ワンちゃんも一緒の旅である。ワンボックスカーで行き先も決めずに2ヶ月余り旅を続けるということである。阿波踊りの始まる前に徳島に帰県する予定だそうだ。

 街の街灯に蹄鉄と馬の頭のオブジェが!  道の駅新冠の「ハイセイコ−」の実物大銅像。 道の駅「新冠」

 再び浦河を抜け,新冠「サラブレット銀座」へ向かう。道の駅には「ハイセイコウ」の銅像その他で賑やか。道の駅「サラブレッドロード新冠」の売店で「レブンソウ」に目をつけた妻は徳島では育たないことを予想しつつ一鉢購入していた。「サラブレッド」を見に来たのに「レブンソウ」の購入がメインとなってしまっている。
 牧場巡りが始まる。なぜか牧場にエゾシカが紛れ込んでいる。まるで馬鹿?サラブレッド銀座をゆっくりドライブ。「優駿記念館」でUターン。ここには「オグリキャップ」のお墓がある。

「オグリキャップ」の実物大銅像。優駿記念館。  どこか見覚えのある顔だ!  草をはむ馬たち。サラブレッド銀座にて

 美瑛白金「青い池」に舵を切る。ナビ検索では高速に乗り札幌から富良野に入るルートを推奨している。富川から237号線を北に「沙流ユーカラ街道」を富良野に向かうことにした。一般国道でも時速80kmで走れるからである。「ユーカラ街道」から「花人街道」へ。富良野の市街は混んでいた。美瑛へ向かう。明るい内に「青い池」に到着。

「青い池」?
 のはずが少し濁っているのであろうか?期待していた青さとはほど遠い。
 それにしても駐車料金が無料。6時を過ぎているにも関わらず,おびただしい数の車が停まっている。


 地質に含まれるアルミの影響で青いのだと言うが  ハワイからやって来た日系の観光客 美瑛「色彩の丘」花々が小さい。雨のせいだろうか?

 青い池で日本人が何か説明している。オールジャパニーズ。アイムソリー!とかなんとかが?聞こえてくる。妻が一組の日系老夫婦と何か喋り出した。アルミニウムの英語発音は難しい。ハワイからのツアーで北海道を訪れているそうである。すかさず,嘗て百均で買ったこけしをプレゼントしている。
 その後「美瑛の丘」を目指したが「富田ファーム」を目指した方が正解だったかも知れない。
 再び来た道を引き返すことになる。「サホロリゾートホテル」を目指す。ナビの案内は幹道を外れ農村道を案内してくれる。またもやガソリンが心配になってくる。7時を過ぎるとガソリンスタンドも閉めるようである。ましてや農村道。ガソリンスタンドも見つけられるはずもない。新得に向かって車を走らせる。8時前にホテルに到着。スタッフが迎えてくれるものの荷物は車から降ろすのみ。運んではくれなかった。それでも黒い制服だけは決まっている。

 天ぷらセット(蕎麦の汁に天ぷらを浸けるの?)  とんかつセット(手前に3種のソースが)  部屋はダブルベッドのツイン

 ここでの夕食の出来事である。ジャパニーズレストランをチョイスした。料金的には少し高めな感じを受けたものの店内のチーフとスタッフのやり取りにわだかまりを感じずにはいられなかった。オーダーした物は「天ぷらセット」に「とんかつ定食」どちらもスタッフから黙って出された。天ぷら定食には天つゆも抹茶塩等の香辛料も付いていない。「天つゆが付いていないのか?」との質問にスタッフは「蕎麦づゆにつけてみては?」とか「塩をお持ちしましょうか?」との対応をしてくる。チーフらしき人からの声が聞こえてくる。料理人の意向があるので・・・。それなら「そもままお召し上がりくださいの」言葉があっても良いのでは無いだろうか?とんかつにも3種類のソースが付いていた。これについても何の説明もない。制服は黒のスーツを着込み高級感を醸し出そうとしているのであろうか?普通の対応が先決では無いだろうか?まずくは無かったがテンションの下がった夕食となった。外国人の団体が多かったので大浴場には足を踏み入れなかった。それでも売店のキャラクターが可愛く,お土産を購入している妻がいた。

富良野〜余市〜ニセコ