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2005年12月3日〜10日 憧れのエジプト・トルコ8日間

日 程
12月3日(土)12時00分 南団体受付カウンター(62−68番集合)
         14時00分 MS−963 (B747)
         20時50分 カイロ着 着後ホテルへ PYRAMISA
12月4日(日)08時00分 クフ王・カフラー王・メンカフラー王・スフィンクス
           昼   鳩料理
          午 後  自由行動(カイロには出してもらえず近くのデパートへ)
           夜   ナイル川ディナークルーズ(ベリーダンス)
12月5日(月)08時00分 モハメッドアリモスク・スルタンハッサンモスク
         14時15分 MS-737 イスタンブールへ
         16時30分 ブルーモスク・市内観光・夕食はケバブ
         22時30分 アンカラエキスプレスで首都アンカラへ
12月6日(火)07時30分 アタチュルク霊廟・アンカラ観光
           昼   洞窟レストランで昼食
          午 後 ギョレメの谷・ウチヒサール・カイマクル・カッパドキア観光
        20時00分 ホテル到着・夕食(きついお酒を飲んだ)
12月7日(水)08時30分 カイセリ空港へ
        10時55分 TK-261 イスタンブールへ
        12時15分 イスタンブール着 ケバブの昼食
               イスタンブール観光・アヤソフィア・地下宮殿・夕食(魚料理)
        20時30分 ホテル着
12月8日(木) 午 前  自由行動
        17時30分 MS−738 カイロへ
        19時40分 カイロ着・ホテルへ
12月9日(金)09時00分 エジプト考古学博物館・オールドカイロ
        18時10分 MS-962 帰国の途へ
12月10日(土)12時30分 関空到着

12月3日(土)
 家族みんなに松茂のローソンまで見送ってもらい一路バスにて関空へ向かった。カイロ行き14時発の2時間前の12時には関空に到着し,団体受付カウンターで搭乗手続きを済ませた。12時20分より同じツアーの打ち合わせが始まり,出発は定刻ということを確認して銀行へ向かった。徳島でUSドルに両替はしていたものの,パック仕立て($200×2+$100)のものだったので,必要と思われるドルの少額紙幣1ドルが少ないと感じたからである。念には念をということで郵貯カードを海外でも使えるよう設定は行っていた。 エジプトポンド・トルコリラについての両替は日本では出来なかった。出来るだけ1ドルが混ざる設定で両替を行った。(1ドル紙幣のみの両替はしてもらえなかった。)なぜ1ドル紙幣を必要としたのかというと「チップ」という日本人にはなじみのない文化?制度?のためである。日本円の少額紙幣といえば1000円となる。海外で流通していない日本円の硬貨ではチップとしての効果がないのである。100円札が今あれば,非常に便利な通貨となろう。1ドルは120円前後の価値である。現在ではとても便利な通貨となっている。カイロやトルコではUSドルがそのまま流通している。日本円も観光地ではそのまま使えるところもある。(カッパドキアでは100円と50円硬貨まで使ってしまった。)
 関空では1ドルをかき集めた後,出国審査を受けた。金属探知器に引っかかり靴まで脱がされたが,後はスムーズにターミナルへ向かうことが出来た。審査は数年前よりゆるくなっているようである。
 ターミナルではもう一つ仕事が待っていた。カイロはイスラム圏であるためアルコールが手に入れにくいと聞いていたのである。これから乗り込むエジプト航空もアルコールのサービスはむろん無い。軽くてアルコール度数の高いものを探すことにしていたが,求めるものはすぐに見つけることが出来た。500MLペットボトルのウイスキーを発見したのである。早速バランタインとジョニーウオーカーの黒を2本購入した。ついでにオリオンビールも見つけたので赤ワインと共にすでに手中のものとなっていた。ツアー客はといえばやけにご老人が多い。「保険金獲得ツアー?」ととっさに妻に電話を入れる。昼ご飯におにぎり一個とビールを一杯ひっかけて,いざ機中へ。
 中はすいていて真ん中の4席を独占できるほどであった。手に入れたアルコールのウイスキー以外は機内で消費することに決め飛び立つやいなやビールの1本に手をかけていた。夕飯まで時間がありそうなので持参した地球の歩き方等でカイロやトルコを詰め込み勉強することにした。
 夕食時早速添乗員?としての仕事が舞い込んできた。同じツアーらしき老夫婦の食事の通訳である。食べ物とドリンクを頼んだ後は何事もなかったので?日本語で押し切っていたように思われる。食事の後は映画を2本と勉強を少々(必要なかったのであるが・・・)水割りと共にすごしていた。カイロに着くまで寝ないつもりでもあったからである。後から聞いた話だが私の周りはウイスキーの臭いが漂っていたらしい。道理でフライトアテンダントからは冷たい視線をいただいたわけである。
 15時間の後,飛行機は無事カイロ空港へ到着することとなった。どこか雑然とした税関,そうサンチャゴの空港を連想したが,それより凄かった。入国審査の場に外部からのツアーアシスタント達がひしめいていた。考えられないが,これがカイロでの当たり前なのだろう。
 エジプトポンドを持っていなかったので空港内ATMで現地通貨を初めて引き出した。使うのは初めてで直感による操作だったが無事現金をゲットすることができた。しかし,問題が。小額紙幣でなかったため両替に四苦八苦するはめになるのである。空港の銀行でもだめ。ホテルのフロントでもだめ。翌日の土産物店で絵はがき購入の際初めてスモールチェンジできたのである。たった300ポンド(約3000円)を引き出しただけなのに。なぜ小銭にこだわっているのかというと有料トイレに入れないのである。1000円払うのなら我慢するでしょう。1ドルでもいやだよね。誰でも。この日はホテルまで実際我慢した。
 23時に空港からホテルに向かって出発。入室と同時にバスタブへお湯を張り始めると共に,バスの中で購入した(現地ガイドの副収入になるのかな?)水でウイスキーを割り,飲み始めた。長い長い1日の終わりである。時差の分だけ長い1日を体感した。(飛行機の中で眠ればいいのに)暫くすると一人で眠るには広すぎる部屋とベッドを前にしている自分に気づく。部屋の明かりを見ながらいろいろな思いにのめり込んでいく。 浅い眠りのまま2日目に突入。
@ペットボトルウイスキー(関空内免税店)とエジプト最終買いもの(香水入れ)
Aエジプト航空エチケットバッグ・航空券・ホテルのカードキー達
Bアラビアならぬエジプトのロレンスを夢見て

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