エジプトへ
ピラミッド
イスタンブール
カッパドキア
再びイスタンブール
さよならトルコ
再びカイロ |
12月8日(土) 第6日 イスタンブール・カイロへ |
ゆっくり,ゆっくり,いつものように一番最後に朝食を取る。荷造りを確認の後,ダウンタウンへ歩きを決める。街のいろんな所を見てみたい。そのスタイルは性分なのだろう。どこでもよく歩いた記憶がある。ドイツで山登りもしたし,イギリスでは蚤の市を求めて徘徊し,シンガポールでは道に迷って妻の元へ電話まで入れた。ニューヨークをぶらつくのもお気に入りだし,パリの街も息子という子分を引き連れ,歩きに歩き回った。マルセイユでもしかり,シドニーでは1日中歩き通した。そうすることが一番街を知ることが出来る。地元人とのコミュニケーションもとれる。ホテルを出て坂道を下り海岸へ出る。船の出入りを眺めながらトプカプ宮殿を目指して歩く。ウインドショッピングも面白い。釣り道具屋が目に付く。
ストリートカーは乗り方が分からなかったので乗るのを控えてしまった。若い頃はすんなり乗っていただろうに。若気の至りを信じていたのだろう。年いたんかな?ガラタ塔を間近にするやすぐガラタ橋にたどり着いた。地図の縮尺はいいかげんであった。2時間はかかるとふんでいたのに,50分で着いてしまった。
ガラタ橋は2層構造で1階部分はレストランになっていた。橋のたもとや上からは釣り糸をたれる太公望達が昼間から大勢たむろしていた。魚の名前を教えてもらいながらコミュニケーションを図った。渡りきった所にも商店街が存在し,東京の下町的雰囲気を味わった。今日の目的の一つに郵便局で切手を買うことがあった。いろんな人に聞いたが辿り着くことが出来なかった。どこの国を訪れてもその国の記念切手を手に入れることにしていたのである。
一つの目的が達成できなかったので,次の目標に移るわけであるが,その途中土産物屋でモダンな魔よけを発見した。一度は通り過ぎたものの,また引き返し店員と交渉を始めた。持っているお金は例の20リラと10リラである。10リラはホテルまでのタクシー代である。10リラの魔よけを3つと8リラの物を1つで30リラになった。現金が無かったので銀行でおろしてくる。と伝えると,彼はわざわざ銀行まで案内してくれた。道々ここら辺で一族が商売をしていることや自分の夢を語ってくれた。
購入後,従兄弟が経営しているホテルへこいというので誘われるままについていった。イギリスへ自転車で向かっている結城?さんという初老の日本人も滞在していた。その従兄弟は日本語が堪能でいろいろ話が弾んだ。偽札にはすごく悲しんでいた。国家の恥的な物だから捨ててくれ,なんても言われたが,その気持ちはとっても分かるが私にとっては思い出の一つだ。チャイをご馳走になりながら,トルコのおもてなしって本当なんだと実感した。話し込んでいると私の知人を知っているという。本当にアメージング?木沢の温泉まで来たことがあるという。話し込んでしまいトプカプ宮殿に行くという目的は消え去ってしまった。
おまけにお昼までにホテルに帰れるかどうか微妙な時間となってしまった。お抱えだというタクシーを呼んでもらいホテルへ向かう。12時までホテルの部屋が使用可能なのだが朝出したはずのスーツケースが運んでもらえず,この時間までに帰れと指示を受けていたのである。出発は12時45分。12時過ぎにホテルに到着した。だいぶタクシーも急いでくれ面白かった。ホテルにタクシーが入るのに厳重なセキュリティチェックがあった。これのほうにびっくりさせられた。
|
|
|
|
|
|
|
|
海沿いの道を
日本の文化と何処か似かよっている。 |
ガラタ塔
魔女の宅急便の舞台と被ってきたが・・・? |
橋を渡るとバザールが
やけに警察が目立った。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
オリエントエクスプレス
映画の舞台になったそうな。昼食をここで取る。 |
カルビーみかちゃんと
パティシエみかちゃん
|
ホリエモンとティシュクレ
ツアーコンダクターとトルコの現地ガイド |
12時45分予定通りホテルを後にし,レストランへ向かった。昼食場所はオリエントエクスプレスの舞台となった駅である。食べ物については写真を撮らなかったのでどんな物を食べたのか覚えていない。イスタンブール空港で添乗員と現地ガイドにはさんでもらい記念撮影をし,別れを惜しんだ。カイロ空港の免税店は数に限りがあったのでお土産のたぐいはここで仕入れることにした。職場への土産とペットボトルのカミユのエクストラ2本を買い込んだ。その上に搭乗までにウインドショッピングでだいぶ時間を潰さなければならなかった。
乗った飛行機も機内でのサービスが悪く,エジプト航空はエールフランスの次に良くないと私の中で順位付けすることが出来た。カイロ空港ではスーツケースは開けさせられるし,良くないモードに・・・。でも,グループツアーで助かった。我が輩のスーツケースは土産の重さが加わり,20キロを優に超えていたからである。ダブルみかちゃんたちの荷物と一緒に計量してもらい見事加算金なし。みかちゃんたち有り難う。
ホテルまでの間,数組の結婚式を終えたカップルに出くわし,気分はだんだんハッピーに。最後の夜だと言うことで打ち上げをということになったが,参加者は3人。しかし,添乗員からいろいろ話を聞くことが出来かえって良かった。このツアーで一番若いのが彼女である。若いのによく自分をコントロールしている。サッカラビール3本で打ち上げを打ち上げた。帰国の準備を整え,眠りについた。明日は,いや,今日は最終日。
|
再びカイロへ |