エジプトへ
ピラミッド
イスタンブール
カッパドキア
再びイスタンブール
さよならトルコ
再びカイロ |
12月7日(水) 第5日 カッパドキア・カイセリ・イスタンブール |
目覚ましも無いのによく起きられるものである。朝日を撮りたいなと思い屋上まで上がる。ホテルの中は迷路で,屋上にたどり着けた時にはちょっとした喜びを感じた。ご来光を見るための熱気球であろうか?10機ばかりが空に上がっていく。あいにくご来光は他の奇岩によって妨げられる形となった。でも,カッパドキアの朝を地上の場において独り占めしている感は強く,気持ちがスーっとした。朝食をとりにいくと私が最後らしく他のツアー客はいない。フォーリナーばかり。アンカラエキスプレスの朝食の時とやっと外国を味わった一時である。一番最後にバスに乗り込む。
エピソード1の始まり始まり。朝1番の観光にギョメレのキノコ状の奇岩見物に出かける。10分しか無かったので出来るだけ高く,出てきたばかりのお日様に邪魔されないように写真を撮りたいと思いひらすら歩いた。途中土産売りの小屋(そこで生活しているのかもしれない)でかわいい毛むくじゃらのうさぎと出会う。ビデオにすんなり収まった。息子に借りた靴の跡も残しておきたいと思い,他の観光客が足を踏み入れないであろう場所にくっきりとやって来たという証拠を残してきた。
時間が気になりバスまで戻ることにしたが,途中数人の同じツアー客がいたので,土産の物色にかかる。 魔よけの飾りを5つ買って20リラ。20リラ出すと,100リラ持っていないかと聞かれる。おかしいな?と思いつつ,持っていないと答えると50リラは持っていないかと聞き返してきた。持っていると答えると両替してくれと言う。50リラ出すと50リラ分20リラ2枚と10リラ1枚出してくる。別に30リラおつりとしてくれれば問題ないのであるが,不自然さが引っかかった。20リラ払い、おまけの「目玉の魔除け」を1つもらいその場を後にした。添乗員にバスに乗れとせかされお得意の買いものツアーへと誘ってくれた。
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朝一にホテルの屋上から
迷路の如きホテルの中を屋上目指しひたすら駆け昇ると、眼下に広がるカッパドキアに感動!。 |
カッパドキアの熱気球
数機の熱気球達が朝の静寂の中をゆっくりゆっくりかけのぼっていく。偶然の光景。 |
ギョレメの谷
ムーミン達が出てきそうな奇岩の群。 |
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ギョレメの谷
逆光側から順光側に回り込んで。 |
石膏のお土産
前日トルコリラを持ち合わせず日本円で買ったお土産たち。3個100円で買った記憶が・・・。 |
偽札
唯一開いていた土産屋で掴まされた20リラ(偽札)とエジプトポンド(本物)店員が両替交渉をしてくる。 |
妻の誕生月が12月であり,トルコ石をトルコで是非求めたかった。かわいい石を2個みつくろった。あまりに小さいお礼の品ではあるが,一生懸命選んだので許してほしい。店員と世間話もしトルコ人には「蒙古斑」があることも判明した。ウラルアルタイ語族:モンゴリアン。同じ先祖を持つ人種となるのかと思うと不思議な気がした。
どこでも何か買ってるおじさんというイメージがツアーの中に広まった?必用な物だけしか買っていないのであるが・・・.
その後カイセル空港へ。郵便局を苦労して見つけトルコの切手を入手。飛行機待ちの時間子どもたちへはがきを書く。
再びイスタンブールの空港へ。イスタンブール観光は地下宮殿・ブルーモスク・エジプシャンバザールといった具合だった。
自由行動のエジプシャンバザールでTシャツを購入しようと思い20リラを出すと「偽札」だという。説明をうけ,他の紙幣で支払う。その店ですり替えられた可能性はあるものの,ギョメレの事件がより可能性が高いように思われる。高い買い物をしたのか?偽札をつかまされたという経験を重視するか?旅ってそんなところが面白いのかもしれない。
その店の兄ちゃんにトルコ土産のお勧めを聞き「トラディショナルスイーツ」に決めたが,あまり家族の評判は良くなかった?集合時刻に15分ばかり遅刻,偽札事件を報告。みんな納得してくれる。そんな事件にも無関係でツアーの工程は勧められる。
本日2件目のお買い物ツアーである。そこは皮製品のお店だった。ここでもエピソードが・・・エピソード2と名付けることにする。本日のお買い物は,魔よけの置物と妻へのトルコ石(彼女の誕生石なのになぜか持っていなかった)エジプシャンバザールでのお買い物(偽札の判明)で終了。
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ブルーモスク
ツアー同行者のご老人(92才のお坊さん)が街の青年にたかられようとしている。私もツアーコンダクターも腹を決めていたように思う。 |
アヤソフィア
そこで発したお坊さんの一言。「イスタンブール イズ ビューティフル シチィ」青年達は何事もないかのように通り過ぎて行った。流石坊さん。 |
地下宮殿
なぜここにこんなものがと言う感じ。 |
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ブルーモスク内部
大きな大きな建物。東大寺大仏殿より大きい空間。イスラム教寺院。 |
床に敷かれた絨毯
床一面にに敷かれたトルコ絨毯。 |
とあるレザー屋さんにて
ショーの一役を買ってあげたにもかかわらず、その後ひつこい商談が・・・。 |
ツアーとしてはスポンサー料を稼ぐためなのかレザーの専門店へ。そこでも,どこの店もがそうであるかのように日本語の堪能なスタッフが,存在する。どこの店にも日本語を理解しようとするスタッフがいる。客である私から日本語を盗んでいるのがありありである。そんなところは日本人も真似しないといけない。レザー店ではファッションショーを見せてくれるという。買う気はなかったもののお付き合いという気持ちで同行する。一通りのショーを見学。
突然べっぴんさんからご指名がかかる。ショーへの参加要請である。仕方なく,他のツアー同行者へのサービスも兼ねて,出てあげることに。着せられた衣装は派手なパッチワークのロングレザー。無事ショーを終えた。同行の西中の(名前は忘れてしまった)おじさんが私のカメラで写真を撮っていてくれた。自分のカメラで撮らないところがなんともいえないが。その後,明日からボスポラス海峡トンネルの仕事に就くという従業員につきまとわれたが,嫌いなタイプの人間だったので,何も買わなかった。それでよし。
イスタンブールでは割と高級そうなホテルへ入った。部屋をなぜか替われと言う。言われるがままに替わったが,端の部屋で景色も良かった。いろんなハプニングに見舞われた私への配慮なのだろうか?一人ではもったいない部屋であった。風呂につかり,夜のイスタンブール散策へ。
コンラッドホテルの周辺にセブンイレブンがあるという情報で,そこへトルコのお菓子類をお土産に仕入れる目的で出かけた。外国に行けば歩けるところならどこえでも行きたいタイプなのでホテル周辺の探索も兼ねることにした。1時間ばかり散歩した後セブンイレブンで目的の物を仕入れたが5000円の買いものに対して地元の人が喜んでくれた。お菓子の類ばかりであったから(馬鹿にしたのかもしれない)いろいろ言葉を交わすことが出来た。英語であった。土産物は近くのスーパーが一番。チリに行ったときも,マルセイユに行ったときもそうした。いっぱい買うと会話が生まれる。安上がりの上にコミュニケーションがとれるのは嬉しい。籠いっぱいのトルコ製品を仕入れホテルへ。
明日は半日の自由行動が待っている。自由行動が楽しみなのに,カイロでは制限された。イスタンブールでも制限されそうだが,明日は歩きまわりたい。夕食の後スタンドショップで買い込んだ新種のビール2本と水割りをチビチビ行きながら,寝むりについた。街の明かりを楽しみながら。
話は戻るが,夕食会場のボーイに楽しい子がいた。ビールを頼むと「売り切れだ!」と私を手勝ってくる。私も「偽札で払うよ!」と手勝った。何気ないジョークのやり取りが心を和ませてくれる。トルコアイスのスタンドではどこかで見たようなタレントさんが講釈を・・・。何か長い長い1日のように感じられた1日だった。
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再びイスタンブール |