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12月6日(火) 第4日目 イスタンブールからアンカラ・カッパドキア |
朝起きたのは空が白み始めた頃である。缶ビールと飲みかけのウイスキーは当然空っぽになっていた。急にベッドメイクに1ドルも払うのだろう?という疑問がわいてきた。たいした仕事でもないのに。ただ,せもたれをたおすだけなのである。これまた,ツアーの評判を上げるための材料なのだろうと一人納得する。チャイの朝食を期待してビュッフェへ。日本人は誰もいない。(5時くらいから来ていたという。老人ツアーだけ在って朝が早い!)
外国を満喫しながら朝食を取り始めたが,パンの出し方にびっくりした。ビニール袋の中から手の先につばをつけながら摘みだし,皿に盛りつけてくれている。すごいものを見てしまった。おまけに私の食べ残したものをそのビニル袋の中へ。添乗員がコーヒーだけをオーダーするはずだ。
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朝食
チャイだけはおいしく飲むことができた。チーズもおいしかったのかな? |
アンカラ駅構内
アンカラでは凄い音のハンドベルが鳴った。 |
アンカラ駅前
駅の前にはサッカースタジアム。市街地は離れていそうだ。 |
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アタチュルク霊廟
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大きな塩湖
トルコの食塩を賄っている塩湖。 |
カイマクル
地下都市への入り口? |
7時過ぎにアンカラに着く。駅前は朝早いこともあり閑散としている。非常に寒い。駅前には流石にサッカー競技場が目を引く位置にそびえていた。三菱ふそうのバスに乗り込みカッパドキアへ向かう。早口の現地スタッフの丁寧すぎる解説を聞きながら。途中休憩場所ではカッパドキアの解説本を購入したり,日本の家族へ電話をかけたりした。
トルコの塩の75%とを産出するというエンコにも立ち寄り,その水の青さに感動を覚えた。本当に開発の手が届いていない人間と自然の共存する大地の中をフリーウエイ?が時の流れを運んでいるといった感じさえした。ずっと走り続けていたい。遠くには富士山に似た山が顔を見え隠れさせながら私を見ている。点在する家々には必ずポプラが植えられている。バスはフリーウエイを外れ田舎道へと入る。町並みが現れた。そこが地下都市を有する街であった。 地下都市の見学は他のツアーとも重ならず,ゆったりと時間をかけたものとなった。どの観光地もそうであってほしい。(途中から他のツアーと時間調整をしていた。昼ご飯が2時になった。)
なぜ?地下に・・・感想はそれに尽きる。遮蔽の為の蓋さえある。地下都市を出て露店を通り抜ける。散策したい気分を押さえつつ,バスにたどり着く。10分くらい走り奇岩をくりぬいたレストランで昼食をとる。(ここで買ったワインがワインビネガー化していた。非常にに残念。それも2本後生大事に片時も離さず日本まで運んだのに・・・後の祭りというのか?)
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カイマクル
地下都市内部。 |
ギョレメの谷
奇岩をくり抜いた内部で人々が生活している。 |
トルコ富士?
ここでも綺麗な成層火山が。.日本人は○○富士と必ず言い放つであろう。 |
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カッパドキア
大阪の本当に鈴木宗男さんに似た人に撮っていただく。同じ旅行を2度繰り返していると聞いた。 |
ウチヒサール
見るからに砦のような形をしている。 |
トルコ絨毯
念願のトルコ絨毯を手に入れて。形には意味合いがあって「家族」を表しているそうな。もう1枚妻の好きそうな色合いの物も買ってしまった。 |
黄昏時のカッパドキアをあっちこっちとバスは走る。本当にゆっくりバイクにでも乗って,気に入ったところで止まり,じっくり見てみたいと思った。途中の土産物売り店で「わたしもトルコで考えた」のなかに出ていた石膏作りのカッパドキアの置物を発見。交渉の結果,日本円で5個500円でゲットすることができた。50円混じりの硬貨での支払いに文句も言わず店主は受け取ったが・・・その後ツアーはお決まりのように買いものツアーへとスムーズに変身する。
トルコ絨毯の製造直売工場へ。糸の取り方から織り方まで製造工程を解説してくれる。我が家には玄関マットがない。バスマットでの代用であった。中国の緞通を考えたこともあったが決めきることができなかった。ぜひ,手に入れて帰りたいとは思っていた。相場はシルクで1000ドル12万と踏んでいた。大きなものには目もくれず,小さい物の物色を行った。現地スタッフの力も借り?(桜かもしれないが)20万が12万位になった。渋っているといろいろ持ってきてくれる。千一夜物語と家族愛をモチーフにした2枚が気に入った。2枚買うつもりではなかったが,2枚で20万というので,両方買ってしまう。買っても執拗に大きい物を勧めてくる。気に入った物が買えた。それで満足。
帳も降りた頃バスは奇岩をくりぬいたホテルへ到着した。夕食に「ラク」をオーダーするが歯磨きくさくて「アブサン」に似ていた。その後ビールに切り替えた。食べたものについては記憶にない。部屋は一人で寝るには広すぎる。2部屋あって家具はアンティーク。キャンドルまで点いていてロンリィチック?夜はゆっくり無の時間を過ごすことができる。日本なら寝るまで時間に追われている。少しはリフレッシュになっているのだろうなと思う。微妙な空気の流れに身を委ねるキャンドルライトの中で静かに眠りについた。
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カッパドキア |