賢治の旅日記
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さよならトルコ
再びカイロ
12月5日(月) 第3日 カイロ−イスタンブール
昨日と同じようにバイキングの朝食をたらふく食べた。今日はモハメドアリモスク観光後イスタンブール・寝台特急でアンカラへと向かう。ハードな1日を覚悟した。朝から天気も良く昨日と同じルートにもかかわらず感じがとても違っていた。モスクも外からと内に入ってみるのとでは雲泥の差があった。内側はとてもきらびやかであった。美しい。外に出るやパピルスもどきの土産を売るお兄さんにつかまった。セキュリティもやってきてくれ,12枚が1000円となったもののバス近くでは30枚1000円だったという。これを欲しがっていた元同僚もいたので,ためらわず買ってしまったのが失敗の元となってしまった。
セキュリティについてであるが,エジプトツアーには必ずと言っていいほどついている。面白い兄ちゃんでバスを降りた時から世話になった。腰にはショートマシンガンを下げているのではあるが,私が持ち込み禁止の物品を多く持っていたことから添乗員共々から要注意人物?としてマークされた。カメラの三脚とウイスキーが持ち込み禁止物だったらしい。三脚は他の人の邪魔になる?アルコールは宗教上許されないのかな?と思いつつ,ポケットにも1本の飲み残しが入っていることに気が付いたが,こちらはノーチェックだった。イスラムのモスクにアルコールを持ち込んだ数少ない日本人の一人かもしれない。
息子のお勧めの髭はほめてくれたが,ジプシーみたいだとけなされた?が,2日目くらいから日本人離れが始まっていたらしい。どこの国を訪れても日本人だと言われることは希である。チリではペルー人。アメリカではプエルトリカンやフィリピン人。シンガポールでは香港人といわれ地球人かな?なんて自分で思っている。
モスクからはカイロ市内を十分眺めることができ,しっかり景色を脳裏に焼き付け,カイロ空港へ向かった。2時発の便で機内食でお昼と言うには少し遅すぎる。旅行会社も考えたものである。
午前中カイロ 午後イスタンブール
モハメッドアリモスク
空も晴れ昨日までの重苦しさは無い。
モハメッドアリモスク内部
グリーンの内部がとても素敵だった。
スタルハッサンモスク?
カイロ市内が一望できる。
アタチュルク国際空港
イスタンブール国際空港にしておけば分かりやすいのに・・・と思うのは私だけだろうか?
イスタンブール駅?
アンカラエクスプレスのイスタンブール側の始発終点駅。周辺散策の後、ビールを買い込み乗車。
首都アンカラへ
車窓のトルコ国旗のマークがとてもシックでした。大地は霜に覆われ寒々としていた。
黄昏時にイスタンブール空港に着陸。「飛んでイスタンブール」という歌が頭を駆けめぐる。空から眺めたイスタンブールは美しかった。モスクの観光を予定していたが,日没となってしまい後日に回されてしまった。無理な計画であったように思われる。市内をバスで走るが帳もおり,どこをどう走っているかのさえ見当も付かず,もったいない時間を過ごした。個人的にはローマ水道で降りてそこをじっくり見たかった。夕食はケバブ料理だった。昨日同席したダブルみかちゃんとまた同じテーブルを囲んだ。2日目ともなると話は仕事に及び○○であることを証してしまった。彼女らは100%信じていないようではあった。
夕食後,夜行でアンカラまで向かうことになっているのだが,どうも連絡が悪すぎる。何もないようなところで2時間待ちなのである。そこで駅周辺の散策に出かけた。周りの様子がだんだん分かってくる。だんだん面白くなってくる。もっと突き進みたいのであるがそこはツアー,辛抱することにする。
キオスク?で缶ビール2本と水を仕入れ夜汽車の旅へと出発した。親子連れ2名迷子。別の車両に乗っていたのを確認していたので添乗員に連絡。いろんなことが起こるね。トルコの夜景や夜空を眺めながら一人酔って瞑想に耽っていた。車窓の月と星のトルコのトレードマークは,とても雰囲気にマッチしていた。いつの間にか,ほどよい揺れと酔いに眠気を誘われ,心地よい眠りに陥っていた。
カッパドキア