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12月15日(木)帰国日。

 残り物の食材で朝食を済ませる。今日はレンタカーリターン。
 帰国日である。ホテル周辺の景観をチェック。バルコニーから左手奥にはワイキキマリオットが見える。マリオットのバルコニーからはダイヤモンドヘッドを見るためかチェアーが確認できる。
 当然右手を見ればダイヤモンドヘッドが見える。バルコニー付きで2000円余り費用を費やした。そこしか空きがなかったと言うのが現実。今日はホテルの駐車場に止めることができた。外の公的駐車場より一割程度安い。
 チェックアウト後荷物を積み込み準備万端。ふとホテル前にホワイトのリムジンを発見。チェックアウト8時30分。ホテル前に大きな白のリムジンが泊まっている。いったいどんな方が?それでもホテルとのギャップを感じずにはいられなかった。
 空港に向かう。高速に乗る前にガソリンを満タンにしておかないと。いつもとは違うフルカバーのレンタカーをチョイスしていない。めぼしきガソリンスタンドはチェック済み。$30チャージするが$20分しか入らない。再びキャッシャーでリターンの要請。片言の日本語を返してくれた。

とんだハプニング:ホノルル空港にて

 珍しくグーグルはクリアーに誘導を続けてくれる。空港入り口に差し架かった時、ナビの声と標識が別の指示を私の脳に伝えた。視覚と聴覚のオポジットなダブルセンサー。私はついつい聴覚の指示される方向に車を走らせてしまった。道路標識の方が確かなのは経験的に分かっているはずなのに。このミステイクが大きなハプニングを招いてしまった。右に折れなければならなかった。そこを直進したばかりに第1ターミナルのゲートへと車を進めざるを得なかった。
 右手にパトカーを確認。慎重に車を進めなければならない。左手より白色の車が進入してくる。最徐行。ストップ。日本なら左方車優先。アメリカは当然逆だろう!と言うことで、車を前に進める。数百メートル走ったところで、遠慮がちなパトカーの警告音。私に自覚がない。全て確認して行動してきたのであるから。
 ターゲットは私たちであった。スピーカー越しの英語はとても聞き取れない。夫婦で別単語の認識。左側に車を停めたものの後の指示がない。どうしたものやら。やがてゆっくり強面の黒人警官が近寄ってくる。国際免許証を見せろ。スーツケースの中に翻訳証がある。このトランスレイトの単語が出てこず、なんだかんだでごまかした。妻の方は助手の警官に状況を説明していたという。埒があかないは相手の言い分だが、その場をやり過ごしてもらえた。私に落ち度はないと思っている。行けー!と言われたが、最後に「レンタカーリターン」に行く方法を尋ねた。
「大きく回ってやってこい」風な返答。大きく回ってロストウエイしながらも、なんとかナビが拾ってくれて、レンタカーリターンに到着。返却完了。シャトルバスに乗ろうとするが航空会社を聞かれ、ANAならクロスリー。目と鼻の先であった。道路を渡りエレベーターで2階に上がるとユナイテッドのカウンター。その並びにANAのチェックインカウンターがある。

 離陸後のオアフ島。A380のウイング越しのオアフである。空と海の青さがいい。島をスペシャルにサンドしている。

 エレベーターで2階に上がるものの、既にチェックインの人々で長蛇の列。この列が何の列なのかも分からない始末。4年前も同じような経験をしていた。
 途中係の方(ユナイテッド)にこの列のことを尋ねた。機械を使うと早くチェックインすることができるらしい。それでもマシーンを使う人が少ない。再び尋ねるとアメリカ人と日本人にしか対応していないという。ここでも初物。「キオスク」とか言ってた。
 妻を通常の列に残したまま「キオスク」なるものに挑戦。割と簡単に入る事ができた。そうしている内にユナイテッドの職員が手助けにやって来てくれた。機械の不都合さを指摘すると、あっさり認めてくれたのが意外であった。
 チェックインにはショートカットできたものの、手荷物検査に時間を要した。第1ターミナルの検査の方が早いとの口コミもあった。次回は確かめてみようかな?なんて思っている。途中から私たちに「キオスク」の存在を聞いたお嬢さんはスムーズに先を行っている。

出国審査へ並ぶライン A380は端っこに
フライングホヌ

 出国のラッシュは尋常ではない。改善されていない。ラウンジに寄ることを断念したのではあるが、飛行機が1時間余り遅延するとの情報が入ってきた。Visit Japanのアプリもなかなか認証されずじまいで機上の人となる。飛行機がでかいのでスムーズに乗り込むことができない。

機内食(チョイス無し) 銀座のホテル部屋
ホテル朝食

  トイレに立った時、最後部のギャレーで松山出身のCAと話す機会があった。A380についていろいろと話してくれた。「フィッティングルーム」の存在や後方の「2階に通じる階段」等々。ワインを頂きながら。
 海の上で日付変更線を超える。
 「出発が遅れたので降機は私が誘導しますので付いてきてください。」とさっきのCAさん。搭乗口近くの席に着陸前に座らせて頂ければ、あんなに人をかき分けかき分け進む必要は無かった。群集心理として5人が動いているのだから、私も私もとなるのは当たり前。もう少し考えましょう。
 飛行機を降りた所でも、「お急ぎください」のボードメッセージと対面アドバイスを頂く。5時5分のバスは間に合わないと思うので25分があるとのこと。これからの検疫〜税関の時間を見通してくれている。
 検疫もVisit Japanは入れきっていなかった。返って中途半端な入れ方をしている私より、何も入っていない妻の方が操作しやすいようだ。妻のスマホでボランティア?の方に全てを委ねた。前回もそう思ったが、これらの作業でどうして水際対策になるのか理解できない。アフターホロー(追跡)機能が備わっているのだろうか?
 余り時間を要せず、検疫スルー。税関で前の人がスーツケースを開けさせられている。時間がかかる〜。それでも5時15分帰国。トイレとWi-Fi返却の時間が確保できた。
 規制区域内で声を掛けてくれた地上係員の方がバス停まで赴いていた。ここまで追跡するのだな。

12月16日(金)到着遅れ。銀座で宿泊。航空機遅延による取り扱い(全日空)
 羽田発徳島行きは7時25分。2時間。ギリギリの線かな?渋滞が気になる。
 羽田到着五自動チェックイン機にトライ。私の手続きを終え妻のを始めようとした時、地上係員が現れ手助けしようとしてくれた。国際線からの乗り継ぎかどうかを問われた。この機械では国際線からの引き継ぎはできないという。カウンターに向かえとのこと。
 成田では羽田に行けば引き継ぎができているような言葉をもらっているのに。機械は使わないでカウンターへの指示は無かった。カウンターへ向かうとホノルル帰りの福岡の方も並んでおられた。時間が迫っているので係に申し出が必要だとのこと。受付を開始した。だがタイムオーバー。明日の振り替え便の手配が行われる。それだけ?
 ホテルの手配等は頂けないの?と問うと成田に問い合わせるとのこと。成田では羽田に行けば分かっていますからというコメントを頂いていたにもかかわらず、それから1時間も待たされた8時30分。ここのセクションの責任者は?の問いに反応したのは男性職員。
 一人15000円までホテル・交通費の補助をします。の回答。本来なら振り替え便手配の時にその提案がなされるべき事項である。成田と羽田の連携の欠如。言葉だけの言い訳になる。上手く徳島便に乗れていたら連携の欠如は発覚しなかった。男性職員の言葉からホノルル便の遅延理由や上司の決済が必要なので時間がかかってしまったという。遅延理由は搭乗前に私たちに知らされている。(機内整備)羽田発便にギリギリの者が4名存在する(徳島便2名・福岡便2名)。5時25分のバスには乗った。これらの情報は羽田に送られていなかったことになる。
 娘にホテルを探してもらう。秋葉原のワシントンホテル。駅そばで改札口から50メートルの距離。モノレールから京浜東北線に乗り継ぐ。秋葉原駅も大きな改装が行われ昔の複雑な構内がすっきりまとめられていた。ホテルの所在を明らかにすべく、どの改札を使うかを定めてからの移動となる。
 ホテル到着は9時30分。チェックインかと思えばネットに上げていた部屋が無いという。ホテルの変更要請。銀座のホテルへと「東京お帰りクーポン」の手続きをしてもらえた。この時点ではこのクーポンいかなるものなのかは分かっていなかった。
 ワシントンホテルからタクシーで銀座まで。銀座のネオンは海外にも負けていないぞ!美しかった。もう少し車内観光をお願いすれば良かった。支払いはワシントンホテルのタクシーチケット。久しぶりに東京のタクシーに乗る。馬鹿丁寧な接客に驚かされた。どこかの国のボッタクリタクシーとは大違い。下町言葉もどこか懐かしかった。
 禁煙室は宛がわれなかったけれど、適当な大きさの部屋。コンビニまでは少し遠かったが遅い夕食を摂る。

ホテル入口 部屋からの眺め
銀座6の入口が
12月17日(土)
 旅サラダが映っている。全国放送なんだ。朝食をとホテル近くのレストランを検索。
 「口コミ5」の宿泊したここのホテルレストランで朝食を摂ることにした。一人1980円東京お帰りクーポンは使えず。もう少し早く出かければ良かった。腹八分目ではあるが、いろいろなお惣菜を味わうことができた。おいしゅうございました。

 荷物をフロントに預け、目の前の銀座6へ。総合複合施設。いろんなジャンルのお店が入っている。地階のスイーツ食品関連の売り場へ。いいお値段。クーポンの使えるお店は少ない。クーポンは空港で使おうと言うことになった。フロントでタクシーを呼んでもらう。昨日と別会社ではあるが、運転手の物腰の丁寧なこと。元電車の運転手だったそうだ。
 タクシーで羽田へ。天気は曇りであったが、お台場からレインボーブリッジを渡り、空港に向かった。国内線出発階にもかかわらず、海外からの観光客がこのタクシーを拾おうとしている。100回に1回の遭遇であるらしい。おまけに汐留のコンチネンタルホテル。タクシーの正に帰り便となる。
 昨夜のカウンターで昨夜渡されたメモにて搭乗手続き。こんなの初めて。こんな紙切れで・・・と疑うほど。飛行機に遅れて延泊したのはサンフランシスコ以来。ユナイテッドはホテル代を出さなかった。遅延理由が管制塔指示だとのことであったからだそうだ。今回はホノルル到着便の機内整備が遅延理由なのでホテル代と交通費が出るとのこと。領収書は揃えなければならない。一律に15000円出してくれれば、すっきりするのに。
 東京お帰りクーポンで6000円分のチョコレート。2枚の板チョコへと即交換。手荷物検査前に使ってしまえへ。端数は空弁に。13時30分発徳島行きに無事搭乗。15時前には徳島の地を踏みしめていた。
 1回の旅行で3回分の旅を楽しめた?かな・・・。それ以上だ!

レンゴクさんと2ショット 羽田空港にて
グリーンジェット

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