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12月11日(日)「衝撃のホノルルマラソン」!!!

 午前3時に起床。前日に買い込んだ半額サンドイッチとバナナを車に持ち込みコオリナを3時20分に出発。(ホテルをワイキキに取らずにコオリナに取っていたので、当日はタクシーかレンタカーで向かうことにしていた。)大会本部からはレンタカーなら駐車場の保証はないとメールを頂いていた。途中降雨。シャトルバスが出るという動物園前に向かうべく、レンタカーをマリオットワイキキへ。4時頃マリオットワイキキの駐車場に駐車することができた。
 ハワイ到着日コンベンションセンターのJALブースの方に動物園前からシャトルでスタート地点に向かいたい旨を伝えると、動物園前まで行くとバスが一杯止まっているのでそれに乗ってくださいとのことだった。
 動物園前まで行ってみると目の前をホノルルマラソンのゼッケンを付けた方々が右に左に闊歩していた。バスの姿はどこにもない。大会関係者らしき人もいない。仕方なく道路を封鎖している警察官に道を尋ね尋ね「シャトルバス」の出発地点まで辿り着くことができた。バス乗り場のありかが判明。「ワイキキグランドホテル」前であった。どうして明確なことをコンベンションセンターで教えてくれなかったのだろう?
 バスも確認できる。さあ行こうか!と安堵もつかの間そこからシャトルバスに乗る人々の列が駐車場を取り巻き、それでもなお、駐車場からはみ出す辺りまでの列に驚かされた。シャトルバス乗り場から列の最後尾まで行けども行けども辿り着くことができないほど。
 それにしても確認できたシャトルバスはダブルデッカーが2台だけ。JALブースの方の説明のバスが一杯止まっている?には雲泥の差があった。この雲泥の差が悲劇を生むことになる。数十分並んで待っただろうか?列は少しずつ流れていく。ところが、突然・・・。
 
衝撃のホノルルマラソン

 突然・・・どうなったかというと・・・。
 4時55分に警察車両からの放送が私たちを騒然とさせた。シャトルバスを打ち切るというアナウンスだった。シャトルバス乗り場まで100メートルを切っている。バスに乗れないことを悟った人々は蜘蛛の子を散らすように四方八方に散らばっていく。最後まで取り残された私たちは途方に暮れました。
 3時に起きレンタカーを飛ばし、ホテル駐車場に車を止め、ここまでやって来たのです。グーグルと歩いてスタート地点まで50分の距離。ここには大会関係者らしき人の姿はない。妻がお巡りさんを捕まえて何か交渉を始めた。その警官は奥さんが日本人で携帯を繋げてくれて、その方からアドバイスをもらうことができた。タクシーで出発地点に向かうしかない!とのこと。
 別のお巡りさんが、グランドホテルに交渉してくれたものの埒があかなかったようで、自分の携帯でタクシーを呼んでくれました。聞けばおばあちゃんが日本人で日系の方だったようです。しばらく待っているとタクシーが到着しました。車の入れるアラモノアナパークの近くで下ろしてくれました。
 スタート地点に向かわなければならない私たちであったので、走って行く参加者達の反対方向に歩を進めることにしました。必然的にスタート地点に着けることになる。数10分余り歩いたでしょうか?またしても妻が道路閉鎖中の警官にスタート地点を聞き始めました。スタート地点は選手達の進行方向の右側にあるとのこと。
 やっとのことでスタート地点に行き付くことができたものの、そこでは撤収作業が始まり大会関係者の姿も確認することができません。同じように遅れてやって来た人々は、それぞれがそれぞれのストップウォッチを押してスタートを切っていきます。ここまで来たらこれしかないよですよね!日本人のバイタリティにも驚かされた一瞬でした。

 撤収の始まったスタートゲート。だから人が居ないのです。  私たちも参加を諦めず歩き始めました。 路上のホノルルマラソンインジゲーター。

 空も白みはじめ美しい空色に変化してきました。
10kゴール
 沿道のサポーターは途切れず声を掛け続けてくれます。
10Kゴール
 何故見ず知らずの私たちのために?行かねば!

 スタートの時間には、とっても間に合わなかったけれど、多くの人たちの協力を持って、ゴールには夫婦揃って辿り着くことができました。それを喜べばいいのだけれど腑に落ちないことが一杯でした。

フルマラソンゴール ここには長蛇の列が・・・。
参加賞の数々

 宿をコオリナというワイキキとは真逆の場所っだったということもあるのでしょうが、参加するために本部にはメールをし、動物園近辺では駐車の確約はできないとの返事はもらいました。それでワイキキマリオットの駐車場をマリオットコオリナから宛がってもらいました。
 ハワイに到着した当日コンベンションセンターでも、マラソン当日の参加方法について聞きました。背中に飛行機を背負った青年にも、JALのブースでも、適当な答えしか頂けていないことになります。
 動物園まで来ればバスが一杯並んでいるとの回答です。本当に適当です。
 現実は、これがお伝えした通りです。

ワイキキマリオットで 気分直しにコオリナより西北を目指す。
舗装路の終点よりコオリナ方面を望む

ホノルルマラソンまとめ
 コンベンションセンターでも運営本部の所在は明らかではありませんでした。きちんとした大会要項が欲しかったのです。文面で。動物園前に何時何分までに来なければシャットアウトするとか。事前に通達すべき事柄です。初参加の者にとっては殊更です。
 実際シャトルバス乗り場まで100メートル以上並んだ参加者達を切り捨てたことになります。「動物園」前?ではなく「ワイキキグランドホテル」前の方がより具体的です。50回もの開催を重ねてきた大会なののに、配慮が欠けていると思わざるを得ません。
 これから回を重ねるなら、より具体的な参加要項をお示し頂ければありがたいです。大手スポンサーである日本航空様からもプッシュして頂けると、とってもありがたいです。

 それでも今回参加してみて沿道の応援の方々からは大きなパワーを頂きました。この経験は今までになかったことです。皆さん参加はお勧めです。
 以上のようなことは大会本部にもメールしましたが、未だに回答は頂けていません。このまま切り捨てられるのでしょうかね?
 アメイジングなホノルルマラソン?私はとてもファジーさを感じ取ってしまった。こんなんでいけるんやな!バスに乗れずに出発地点まで行けなかった人々が多数存在するのに。そんな人はメディアからも切り捨てられている。もう少し改善の余地があるはずです。もう少し深く考えてみてくださいませんか?本当に全ての人が楽しめるホノルルマラソンに。と思ってしまいました。

 気を取り直してゴール周辺をうろつく。
 フルマラソンの選手が帰ってくる。
 雰囲気を味わったのちマリオットへ。
 喉を潤そうとスタバへ。駐車券のクーポンは頂けなかった。
 昼前にはホテルに帰り着けた。少し仮眠を取った。妻はホテルのアクティヴィティのレイつくりに向かう。


 夕刻に向けて更に北西方向へ向かってみようと言うことになった。街は続く。街の中央付近には道路に仕掛けがある。ハンプ:こぶが数カ所設けられている。車の減速目的なのであろう

地球防衛軍?  カエナポイント州立公園になっている。
 レーダーサイトであろうか?

 初めて訪れた場所である。晴れていたら夕日が美しそう。
 舗装路の切れたところまで行ってUターン。国の施設がある。州立公園にもなっているようである。
 帰路途中のスーパーマーケットに寄ってみる。パイナップルは安い。200円くらいだった。バナナと野菜とワインを購入。今晩の食材となる。

 突然の煙感知器が鳴り響くことになる。 成田空港で買った獺祭。
 コーヒーショップの傍らの花

 ウエストオアフから帰り、フルキッチンでお料理の時間と相成った。私が昨日買い込んだTボーンステーキを焼くことにした。塩は振らず胡椒とA1ソースで味付けするつもりでいた。ふとワインに目が!あいにく白ワインだ。それでもいいか!ステーキに振りかけ鍋蓋をする。その途端煙がモクモク・モワモアと立ち上がった。換気扇のスイッチは発見できない。ルームフォンがなる。ノットファイアー・スモークオンリー!二人のホテルキーパーがやってくる。大きなサーキュレーターを抱えて。ベランダの窓を妻が開け、煙を排出。それでもこの時のステーキは、最高に美味しかった。物価の高いここオアフにおいても肉だけは非常に安い印象。それでも最高を通り越した焼き加減となった。成田で買った獺祭もワインのような口当たりで美味しかった。

アニバーサリーイヴ