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旅の始まり22道南

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旅の終わりに
5月16日(月) 登別クマ牧場

 ウポポイの見学が叶わなかったので、その代償として登別のクマ牧場に向かうことにした。クマ牧場と言えば若かりし頃の父の写真を思い浮かべる。うれしそうにバスガイドと2ショットの写真が残っている。家に鎮座している熊の彫り物もここで仕入れたのかもしれない。


小グマ達の出迎え

 ロープウエイを降りて少し行くと、右側に小グマ達が迎えてくれる。ゲージの中には4〜5頭の小グマを確認することができた。小グマ達のために遊具も備え付けられている。

 千歳から高速に乗り、登別で降りる。途中白老町でウポポイの標識を見る。登別には鬼伝説があるようだ。高速降り口で赤鬼の出迎えがあった。登別温泉は初の訪問。温泉街らしい町の風情を感じる。温泉街を抜け山の中腹にある熊牧場へのロープウエイ乗り場に向かう。6人乗りのゴンドラが動いている。熊牧場の入場料込みの料金となる。他に交通手段は無い。ゴンドラも熊のシルエットを乗せたりチセの模型を乗せたりと趣向を凝らしている。秋には鮭をぶら下げたゴンドラも登場するそうである。

高速を降りると赤鬼が 山頂の気象情報が 秋冬にかけての風物詩

 終点では、まず小グマ達の出迎えがある。子グマはかわいい。見飽きない。隣の展望台へ。太平洋やクッタラ湖が見渡せる。天気が良いので眺めも良い。階下の熊の博物館へと降りていく。途中、熊のアクティビティが始まるとのアナウンス。急遽そちらの会場へ向かうことにした。
 ヒグマの行動様式パターン・性格・特性等々飼育員の女性の方がユーモアたっぷりに解説してくれる。クマも会場の人々の雰囲気に反応するようで拍手が大きいと活動も活発になるという。

登別温泉街を望む クッタラ湖 クマのアクティビティ

 ヒグマのゲージへと向かう。投げ込んだリンゴを見事にキャッチする。手を上げ、くれくれをアピールする。熊の縄張りもあるようで力の弱いものは客席から遠い所に追いやられている。

片手を上げ餌の催促 この筒から餌が 人間の檻

 次に向かったのはガラス越しにヒグマを見ることができる人間の檻?ピストン状のものに餌を入れるとそれを食べるために熊が間近に迫る。迫力満点。ヒグマの大きさに驚かされる。これだけ餌がもらえれば必然的に大きくなれるのだろうか?と不思議に思ってしまう大きさである。

アイヌのチセも チセの内部 穀物倉庫と子熊小屋

 クマの博物館の向こうにチセを確認した。アイヌの生活様式を垣間見ることができる。ウポポイのチセは現代の建築基準法に合わせて作られているため、大きいのだという。こちらがオリジナルに近いらしい。

たくさん居ますね! 熊たちと記念撮影 登別温泉の湯元

 熊牧場を降り、登別温泉の源泉(地獄谷)巡りへ。ゴールデンカムイの復員兵達が戦争の傷を癒やしたとされる聖地でもある。足湯もあったが谷を降りるので諦めることにした。

味の大王 カレーラーメン 観光インフォメーション

 一路室蘭へ。先ず目指したのは「焼き鳥」のゲット。焼き鳥と呼ばれるが豚焼きだそうだ。目指すお店はクローズ。きびすを返し「カレーラーメン」の昼食へ。B級グルメらしい面白い味。駐車場が無かったので近くのマンションのパーキング誘導路に止めさせてもらった。おなかいっぱいに。妻も完食。観光案内所を求めて室蘭駅へ。室蘭駅に観光案内所は無く旧室蘭駅にあるとのこと。古い駅舎が残されている。D51も。係の方からいろいろな話を聞くことができた。工場カードやマンホールカードなども頂くことができた。トイレがウォシュレットが無かったのが残念。

地球岬 広島からやって来たワンちゃんご家族と 大きなタンポポ
 
 地球岬へ向かう。地名として興味をそそられた場所である。地球の円さを感じられる岬の一つだという。語源はアイヌ語の「ポロ チケップ」(親である断崖)がチケウエ→チキウと転訛し、地球岬という当て字が使われたようである。
 ここでシャッターを押してもらったのが小倉の小倉君。一人旅の感じの良い青年であった。
 ワンちゃん連れのご夫婦のワンちゃんが気に入り声を掛けてみると広島尾道商業の○○さん。尾崎将司と選抜で決勝を戦ったそうな。そんなお話を一杯聞かせて頂いた。

室蘭・夜景