グランドサークルへ
ラスベガス
グランドキャニオンへ
メキシカンハットへ
キャニオンランズ
セドナへ
再びラスベガスへ
旅の終わりに
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9月24日(日)第7日目 フラッグスタッフ〜ラスベガス |
8時前に床を離れ,昨夜の食べ残しのタコスを平らげる。妻が起きないので荷物の整理を始める。衣類(洗濯物)は私のリュックに詰め込んだ。スーツケースに半分のお土産スペースを確保することができた。妻は10時になっても起きようとしない。痛みと疲労がピークに達していたようだ。11時がチェックアウトの時間ではある。荷物を車に詰め込んでいく。大きな荷物は小型のスーツケースとバックパック。後はデイパックにカメラバッグ・妻のkananaバッグである。
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フラッグスタッフのスーパーマーケット「Bashas'」 |
スーパーの並びにいろいろなショップがある。 |
レバーを上げて使用するものもある。 |
空気はひんやりしている。乾燥してもいる。昨日のスーパーで土産の物色に取りかかる。ラスベガスでは買い物に時間を取られたくない。ハロウィンバージョンのチョコレートが並んでいる。スタバでフルーツカップ・ハムサンド・アイスコーヒーを積み込みフラッグスタッフにさよならしようとしているのに,またしてもGPS不調?同じ場所を回らされる。「ラスベガス・ベラッジオホテル」を入れ直す。やっと40号線のインターチェンジへ。ガソリンスタンドで給油。10ドル分で十分だったが,15ドル分入れてしまった。フロントガラスをワイプして,40号線を西進する。
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キングマンのビジターセンター |
フーバーダムは見えなかった。 |
再びラスベガスへ。 |
途中行きにも寄った「キングマン」でトイレ休憩。お腹は空いていない。ここで93号線に乗り換え北進する。よく似た景色の中を突っ走る。制限速度以上のスピードで走る車がやけに多い。やがてフーバーダムの標識が見えてくる。ダム湖(レイクミード)が後ろに見える。ラスベガスまでもう少しだ。最終日は明るい内に予約した「ベラッジオホテル」に着くことができた。やはり駐車の仕方が分からず,初日のホテル「アリア」と同様カジノの駐車場からレセプションにアプローチすることになった。
ラスベガスの代名詞の一つとなったベラッジオの噴水ショー。20:00からは15分毎に行われている。
37年前は「サーカスサーカス」や「フラミンゴ」のネオンサインで感激していたのに。その時泊まった「アッパッチ」モーテルはどうなっているのだろう? |
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時間は3時を過ぎている。レセプションは,チェックインの人々でごった返している。ラインに並んでいると水が配られる。ウエルカムドリンクではなかった。折角並んだのにパスポートを車に忘れてしまった。この4日間使わなかったものであるから必要なものと思っていなかった。カジノでは必需品なんだ。係の女性に訴えると並び直しする必要はなかった。アラモのように部屋のアップグレードを聞かれた。
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ベラッジオとリムジンと |
ベラッジオからパリスを |
「O」シアター入り口 |
部屋のカードキーにシルクドソレイユのショーがプリントされていたので,今日のショーのチケットを手に入れることができるかと尋ねると「コンシダーデスク」を案内してくれた。6〜9時に行けといわれたが,その足でデスクに向かうと9時30分からのチケットを手に入れることができた。宿泊割引もあるようだ。2人で$232.46だった。
植物園はハロウィンの様相にデコレーションされていた。原色使いが凄いのだが、どこか調和が取れている。ビジターもお気に入りの場所で思い思いに写真に収まっている。心がフォワッとするようなセクションである。 |
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部屋を確認する。16階の104号室。落ち着いた部屋である。アリアより使い勝手はよい。私たちにマッチしている。外観を見るためにエントランスから噴水方向へ。観光客が写真を撮っている。ロビーを散策する。ハロウィンをモチーフにデコレーションされている。大がかりに植物をふんだんに使ったものである。心も目も楽しませてくれる。
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ツインで使い勝手も良かったスタンダードルーム。 |
エレベータールームも豪華である。 |
ロビー天井の花壇 |
このホテルも初日のアリアと同じようにホテル予約サイトと睨めっこを行った末適当な値段(\25.556)で手を打った。どうしてもリゾート税($44.22)はかかってくる。車を持っていれば駐車代金($15)まで。安い時だと\15.000程度で宿泊できる。本当に日によってめまぐるしくホテルレートが変化する。初日にはベラッジオ泊の方が料金的に安かったのであるが,シルクドソレイユ「O」を見ることを考えれば,最終日に持ってきた方が,便利であろうことは明白である。アリアにも泊まっては見たかった。両者とも間取りや家具の設置は類似していた。日本のホテルのように「アメニティグッズ」は備えていなかった。シャンプー・リンス・ボディソープ・ローションといったところである。冷蔵庫も昔の日本のホテルのようにコンピュータ管理されている。
お腹も空いてきたので手っ取り早くまたしてもホテル内のビュッフェへ。$19.99の看板にだまされた。出てきて確かめると「ウイークデイ」と小さな文字で記されていた。$20ならとてもリーズナブルだと言える。アリアより品数も味付けも良かった。雰囲気もこちらの方がシックである。アリアは大衆レストランぽかった。アルコール類は別料金である。$95.24であった。受付のおじさんはとても愛想が悪かった。ここでもパスポート提示になる。お腹が一杯になったところでショーの始まるまで部屋に帰ることにした。
妻が1ドルで運試しにスロットマシーンに挑戦している。結果は20セントのクーポンをゲット。記念に持っているという。部屋で休憩。ジャックダニエル(ハニー)を引っかける。
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噴水ショーの後に。 |
「O 」シアター天井。ここからも演技が始まる。 |
「O」のメインステージ幕 |
9時前に部屋を出て噴水ショーも垣間見ることができた。「O」のショーへ。このシアターは1800席でこのホテル内にある。シルクドソレイユ「O」の専用シアターである。席は死角のない後ろから2番目の料金設定されたゾーンにある。このショーの全体が見られ良かったのではないかと思われる。中心線上がベストなのではあろうが。やや左に振れていた。それでも十分その醍醐味を味わうことができた。一糸乱れぬ演技もさることながら舞台装置の巧妙さ,トリックのような,その不可解さにびっくりさせられた。摩訶不思議な舞台である。
ある時は空中で,また,ある時はフロアーで,はたまた,ある時は水中で。「O」はスプラッシュの後の波紋の始まりであろうか?十分以上のショーを堪能し,感動・興奮冷めやらぬまま部屋に帰り着いた。11時を過ぎている。バスルームもバスタブも大きく使い勝手も良かった。甘い「ジャックダニエル」を飲み干した。日付が変わった。今日は4時起きになる。
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旅の終わりに |