賢治く〜ん遊ぼ〜 本文へジャンプ
HOME

西安への誘い

初日西安へ

洛陽・少林寺へ

龍門石窟・関林

兵馬俑

始皇帝陵

大雁塔
遣唐使の足跡


旅のエピローグ
賢治の旅日記
5月25日(土)龍門石窟〜関林〜西安
 朝食会場は25階。回転展望台を兼ねているようだが,回転はしていない。料理がフロアーに点在し,とても収集しづらい。混雑を避けるには良いのかも。騒然とした中での朝食だった。中国人観光客が多いようだ。
 08:00チェックアウト後,ホテル出発≪洛陽市内観光≫
・中国三大石窟の一つ【世界遺産】◎龍門石窟(約2時間)に向かう。

龍門石窟
 2000年世界遺産登録。河南省洛陽市に位置する洞窟寺院群。敦煌の莫高窟,大同の雲岡石窟と並ぶ,中国三大石窟の一つである。494年,北魏の皇帝が洛陽に遷都したことから始まる。皇帝の仏教への信仰は厚く,次々に仏教建築を建造し,歴代の皇帝により更に拡大された。龍門石窟もその中のひとつで最も有名な石窟である。 その他の代表的な石窟は,北魏の「古陽洞」,「賓陽洞」,「蓮花洞」と唐代の「潜渓寺」等。
 ピースサインをした石仏を見つける。世界平和観世音菩薩?であろうか。


駐車場からカートで対岸へ 柳の並木の下を行く 山の側面に祠が並ぶ

 たくさんの観光客が集まっている。石窟近くには駐車場はなく,駐車場からキャリアカーに乗り石窟に向かうことになる。専用道ではなく一般道を走っていく。石窟は川に面した岩の法面に掘られている。センチ単位の小さな仏像からメートル単位の大きな仏像まで数え切れない程の仏像が下から上まで至る所に掘られている。中にはピースサイン?をした石像まで確認することができる。一つ一つの顔を拝みながら足を運ぶのも大変な労力である。

石の祠に石の仏が 優しい顔立ちの石仏 即身成仏のお嬢さん

 それぞれの石窟が見られるように急な階段状のトレイルが設けられている。多くの観光客が石窟を覗いていくのであるから,当然石窟前では,人混みで大変なことになる。それでも前列の人が後ろに下がる時を見計らうと前方に出て行くことができる。焦らずじっくり待つことが肝要である。

 中でも唐代,則天武后の統治時期に造られた「奉先寺石窟」が最大規模で,内部にある仏像は高さ約17メートルの高さを有し,本尊の面貌は則天武后をモデルにしたという説もある。その表情は美しく優雅で,見る者を魅了する。

 喉が渇く。デイパックのお茶を探せど見当たらない。人混みで落としてしまったらしい。4元の出費。水を調達した。観光地なのにその安さに驚いた。半曇りではあるが気温も相当上がっている。水が美味しかった。

則天武后がモデル? 斜面のトレイルは凄い 小さな石仏

 最後に最大規模の「奉先寺石窟」向かう。シャッターを押してもらおうと同じツアーの方々を捜せでも見つけられず,傍らにいた中国人青年にシャッターを押してもらうことになった。

時代の古さを感じるが お仁王さんであろうか? 中国人青年に

 集合時間の20分程前,上から集合場所付近を覗くが,集合の様子を確認することができなかった。暑かったので岩に掘られた土産物屋で時間を潰しているとガイドの一人が近寄ってきた。洛陽には地元のガイドが追加で一人付いてくれている。入場件の半券で絵はがきが頂けるようである。

 龍門石窟を見学後、対岸のカート乗り場に帰る途中、橋を渡る。
 丁度西安さんが通りかかる。景色が良かったのでシャッターを押してもらうことにした。

 人員の確認後,橋を渡り駐車場に向かう。この橋の上からの龍門石窟群の眺めも良かった。西安さんに写真をお願いする。再び電動カートに乗り,朝の駐車場に引き返す。朝より車の数は増えている。ここも大きな駐車場である。国内観光も盛んなようだ。

対岸の龍門石窟をバックに 対岸には李白の墓が 関林入り口の門?ゲート?

 「老洛陽水席楼」で昼食。写真は食後のものとなり,料理が写っていない。美味しかったのであろう。(最終ページに画像掲載中)

 昼食後,「関林」へ向かう。関林には三国志のヒーロー関羽の首塚があると言われる。ここは意外に閑散としていた。大きな敷地である。中国人には人気のない場所なのであろうか?日本人には諸葛亮孔明や劉備玄徳よりもファンが多いと思われる。

 建物はシックで落ち着きを感じたが内部は華やかに飾られている。関羽もとても華やかである。商売の神様としても祀られているという。中国彩色で飾られた占いの井戸?コインを入れ大きな響きをかもすと,願いが叶う。的なものも有った。

華やかな関羽達 華やかな関羽達 形状が変わった。

 観光後,龍門駅へ。『高速鉄道(2等席)にて西安へ戻ります。』(乗車時間約2時間)
 夕食は「大唐?茶唱」味付けに変化が?アルコールの提供もある。酔わせて商売?の手口?に多くの人々が乗せられていた?
 20:30ホテル到着【バス総走行距離:約110Km】『当社基準デラックスクラスホテルにゆとりの3連泊!!荷物の移動も少なく楽になります♪』との謳い文句であるが・・・。
 再び初日のホテルにチェックイン。これから3連泊することになる。冷蔵庫有り,水一人500mlの配給がある。

夕食会場 夕食の数々 街角で体操?ダンス?

 なぜか初日に見逃した「ウオールマート」へ向かった。大きなデパートの地下にあり,人づてに辿り着くことができた。電化製品売り場のお姉さんが,わざわざウオールマートの真ん前まで連れて行ってくれた。お礼にトトロの折り紙が登場。
 アメリカ系のスーパーのはずなのにビサカードが使えない。持ち金を確かめ買い物開始。といってもどんな物が並んでいるか見物するばかりで,買った物はビールとコーヒー。ビールは冷えていないので,ホテルで冷やす方法を考えなければならない。次回の中国訪問には中国で使用可能なカードを作っておこう!三井住友銀行が請け負っている。

 ホテルに帰り,アイスマシーンの所在を尋ねるが,設置されていないらしい。ハウスキーパーに氷を持たせると言いルームナンバーを聞かれた。
 アイスペールに氷を入れ缶ビールを回転すること1分余り。ビールは程よく冷える。残り3缶のビールは冷蔵庫へ。明日以降の楽しみにしておくことにした。

再び西安へ