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旅のエピローグ
賢治の旅日記
5月27日(火)西安〜青島〜関空(帰国日)
09:30ホテル出発
  珍しく雨が降っているらしい。ガイドの西安さんが惜別の歌を朗詠してくれた。今日の天気と状況にとてもマッチしている。
渭 城 朝 雨 潤 軽 塵 
客 舎 青 青 柳 色 新 
勧 君 更 尽 一 杯 酒 
西 出 陽 関 無 故 人

  「元二の安西に使ひするを送る」<王維>
   渭城の朝雨 軽塵を潤し
   客舎青青 柳色新たなり
   君に勧む更に尽くせ 一杯の酒
   西のかた陽関を出ずれば 故人無からん

 本日予定の≪西安観光≫は前日に済ませている。
 専用車にて,空港へ向かう。1時間余りで空港に到着。搭乗前にホテルにて昼食。余りにも朝食との時間が詰まっていたため,手を付けることはなく,お茶を飲んでいた。妻は同行者と親交を深めている。

ガイドの西安さんと 窓の外は雨 本日最初の昼食である
 ハノイのガイドとはちがって搭乗手続きまで確認して見送っていてくれた。信頼の置けるガイドである。ガイドの裁量で観光日程や食事場所をも変更している。昨年の桂林のガイドは一切変更しようとしなかった。無駄な観光地まで連れて行ってくれたことを思い出す。異様にクレームを怖れていた。
※プライオリティカードは使用可能China Southern Airlines Lounge西安咸陽国際空港(Xian Xianyang International) (第3ターミナル)エアサイド - 国内線にご搭乗のお客様のみご利用いただけます。保安検査を通過した後,ゲート50と51の近くにあります。とあった。折角事前に調べ国内線でもラウンジが使えるんだと喜んでいたのではあったが,ターミナル3には向かわず,隠れ家のようなターミナルからの帰国となる。待合スペースも広く売店もあるが,この売店不定期に開いたり閉まったりする。どんな決まりがあるのかその意味では面白い。

恥ずかしいのか飛行機がお尻だけ出してる 飛行機にマイカップは初めて 大韓航空のラウンジ

 14:15西安から空路,青島へ。(青島経由乗り継ぎ)ここでは飲み物のサービスだけであった。とある中国人?乗客がマイカップを持参しているのに驚く。

軽食 ラウンジからの眺め 最後の機内食
 16:30青島到着 中国入国時と同じように再びパスポートチェックがある。大阪行きの乗客のみ集められ,入国の時と同じように出国審査が別ルートで行われた。西安のチェックはいったい何だったのだろう?
※プライオリティカードは使用可能First Class Lounge
 青島流亭国際空港(Qingdao Liuting International) (国際線ターミナル)エアサイド - 国際線でご出発のお客様にご利用いただけます。保安検査を通過した後,ゲート6の向かい側にあるエスカレーターで次のレベルに移動します。ラウンジは右側15メートル先にあります。とあったが,大韓航空のラウンジが存在した。ビールとワイン。西安出発前に何も食すことができなかったので海鮮ヌードルを頂いた。バリエーションは関空と同じで手間のかからない食べ物が並べられている。おにぎりは見つけられなかった。

 18:20青島出発※乗継ガイドはおりません。お客様ご自身でのお乗継となります。・・・とある。
 青島の免税店を物色していると,行きに並びの席になったご婦人とそのご主人にばったり出会った。帰りの便も知らせあっていたので探してくれてもいたらしい。しばしお互いに再会を喜んだ。袖擦り合うも多生の縁。嬉しいことである。搭乗前にも妻が落としたハンカチを知らせてくれた青年がいた。上海でも大きな声で知らせてくれたことを思い出す。
 搭乗。今度はバスに乗らなくて済んだ。非常出口前の席が空いている。男性CAに席の変更の確認をとる。飛んでからという返事をもらう。機内食有り。今度はビールと氷をお願いした。氷を入れて呑むビールは久し振り。関空着陸直前になって,前の女性CAが席に帰れと言う。彼が代わっても良いと言った。と伝えても怪訝そうな顔をして顎をしゃくり上げている。言い合っても仕方が無い。彼女は降り際になって中国人には「請」を付けているのに日本人には付けていないことを妻が聞き取った。日本人には,丁寧さのない命令形で指示していることになるらしい。これが国有企業の対応だろうか?別れ際にあなたの優しい対応に感謝しますと妻は告げていた。
 21:45/関西国際空港到着後,解散【バス総走行距離:約50Km】
 ツアーの方々にも挨拶もせず,バス乗り場に向かった。申し訳御座いませんでした。
 税関通過後急いでは見たが・・・。
〜〜〜お疲れ様でした〜〜〜
 ベイシャトル21:45乗船は難しい。急いではみたが徒労に終わってしまった。23:45最終便に乗ることになった。2時間余りの時間がある。停留所に一番近い到着階の椅子席で時間を潰すことになった。まず2階のファミマへお買い物。それでも手持ちぶさた。今度はローソンへお買い物に出掛けた。帰宅のドライブに備えて休養に心がけた。最終便ではあったがまずまずの乗船客が乗っている。ベイシャトルで神戸空港へ。車に荷物を積み込み終えたのは25時を向かえようとしていた。
 阪神高速のリフレッシュ工事のため湾岸線が通行止めだという情報は事前に掴んでいた。下道を垂水辺りまで走らなければならないと覚悟していたのであるが,ナビが六甲トンネルルートを選択した。ナビに従って走ることにした。対向車も無く少し不安ではあったが,神戸淡路ルートに誘導してくれた。夜道に日は暮れない。淡路パーキングで045タイム。急ぐことなく我が家を目指した。到着は27時前。長い長い1日を終えることができた。一つの旅が終わった。また,次の旅が始まっている。

最後に昼食と夕食をまとめてみた。
第1日目機内食昼食 第1日目機内食 第2日目龍鳳楼

第3日目老洛陽水席楼 第4日目老西安飯庄 第5日目長龍宝看童会館

第6日目西部機場集団 第1日目歌舞大刷院夕食 第2日目欣源国際酒店

第3日目大唐?茶唱 第4日目徳発長 第5日目海銀海記

第6日目機内食 ビールのオンザロック いざ!次の旅へと!