西安への誘い
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旅のエピローグ |
賢治の旅日記
5月26日(日)午後 秦の始皇帝陵〜陝西省歴史博物館〜回民街 |
昼食は予定を変更し麺料理店?の「老西安飯庄」へ。兵馬俑を出てからだいぶ歩く。土産物売り屋や食堂がこれでもかと言うくらいに並んでいる。面白いのは日本の漢字には無いビャンビャン麺。麺を打つときにそんな音が聞こえてくる。麺はホウトウのように太い麺である。
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面白い感じ難しすぎる漢字 |
面うちの様子 |
実際の麺料理 |
元の持ち合わせが少ないので,レストラン内でのビールの飲酒を控えることにした。ビールは夕食時だけにすることにした。レストランでオーダーすると30元取られてしまう。それでも辛抱仕切れなくなり,露店でビールを求めてしまった。10元也。20元の節約ができた。北京や上海ではクレジットカードが使えていたので,カードが使えないことなど心配していなかった。それが,物の見事にどこに入っても使うことができなかったのである。土産は日本円で買えた車内販売の中国菓子となってしまった。
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昼食会場の老西安飯庄 |
昼食の数々 |
食堂街&お土産街 |
昼食後,『秦の始皇帝が眠る巨大陵墓【世界遺産】◎秦の始皇帝陵(約30分)』へ向かう。
キングダムのお墓である。
説明では,秦の第一代皇帝である始皇帝は紀元前210年に亡くなり,陵墓の中心に葬られている。始皇帝は皇帝となった時から陵墓の建設を始め,38年の歳月と70万人の人々を動員し,自分の墓を作らせた。この「秦の始皇帝陵」は現在の西安市郊外に作られ,周囲約6.2キロ,高さ76メートルと巨大な規模を誇っていて,当時陵の上には宮殿や楼閣が築かれていたそうである。
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「ピラミッド」や「大山古墳」等の巨大陵墓を想像していたものだから「始皇帝陵」は思いの外小さいなという印象を与えられた。しかし,内部は水銀の上に棺が浮かべられ,人の手が入り込める隙間が無いように設計されているらしい。よって盗掘もなかったようだ。
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秦始皇帝陵入り口 |
この山が始皇帝陵 |
ステージだろうか? |
秦の始皇帝陵の外観を十分眺めた後は,再び西安市内へ引き返す。およそ3000点に及ぶ文物が展示されている「陝西省歴史博物館」に向かう。見学時間はおよそ90分。
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縁起の良い獅子 |
底から水を入れる |
大がかりな仕組みの説明 |
館内は異様に混み合っている。特に国宝級の物品の前では輪をかける。ガイドの西安さんが,大きな声で詳しく説明していってくれる。素晴らしいバイタリティに驚かされる。貴重な物が並べられているに違いないことは理解できる。北京の博物館は人だかりもなくゆっくり見学できたことを思い出す。ガイドの哲ちゃんの説明は無かった。
陝西省歴史博物館の外観。団体専用の受付があるようだ。駐車場も満車状態。館内の混雑振りが予想できる。
日曜日と言うことで混んでいるのか?とガイドの西安さんに尋ねると、曜日に関係なく混んでいるという。 |
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北京原人が30万年前とされる。ランデン人は50万年前の人類だそうだ。
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ランデン人 |
家鴨が何かを咥えてる。 |
オッコト主のような |
『エキゾチックな雰囲気の街「回民街」散策』(約30分)イスラム教徒の街。独特な臭いのする街であった。人々の熱気には驚かされる。雰囲気を十分に味わった。鼓楼や鐘楼も廻ってくれ夕食会場へと誘ってくれた。行き帰りの界隈の散歩もなぜか楽しかった。
『ご夕食はさまざまな餃子が楽しめる餃子宴「徳発長」をご賞味ください。』とある。
なるほど色々な種類の餃子を愉しむことができた。しかし,日本人にとっては皮が厚く,あんが皮に負けてしまっている感触で,味に飽きが来てしまう。どちらのテーブルでも食べ残しが発生していた。界隈を縫うようにバスの待つ駐車場へと足を進める。
19:10ホテル到着【バス総走行距離:約118Km】
夕食会場で不足したアルコールを補うために風呂上がりにビールを空け、寝酒に日本から持参したウヰスキーを一杯引っかける。
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大雁塔・遣唐使の足跡 |