ハイジの故郷へ
ディアボレッツァ
レーティッシュ鉄道
ゴルナグラート
エギーユ・ドゥ・ミディ
スフィンクス展望台
チューリッヒ
旅の終わりに
6月28日火曜日(第2日)マイエンフェルト〜サンモリッツ
朝はゆっくりすることができた。9:30の出発である。朝食も品数も適当で美味しく頂けた。朝食会場からの景色もスイスの風情を感じさせてくれる。生オレンジのジュース製造器が楽しかった。他のメンバーはいち早く朝食を済ませ,添乗員の山脇さんが会場に残るばかり。私たちのようなペースの者は少ないのだろうか?時間のある限りゆっくりしたいのであるが・・・。食後ホテルの周りの撮影に。
ハイジの泉
ホテルハイジを出発して間もなくハイジの泉に到着する。日本人が良く訪れる場所なのだそうだ。バスが止まっていれば日本人のツアーなんだそうだ。「アルプスの少女ハイジ」はそれほど深く日本人の心に浸透している。原作を超えたベストアニメなのである。
今日はまずハイジの泉に向かうそうだ。その後ハイジの家へ向かう。野原にはスイスの草花が咲き乱れている。日本では見たことのない草花が多い。ハイジの泉ではヨーゼフが遊んでいた。ツアーの初老の方々も童心に帰って楽しんでいる様子が見て取れる。アルプスの山が頭上に迫りアルプスの少女ハイジのイメージが蘇ってくる。あのアニメはきちんと現地ロケが行われ制作されていることが実感となった。徒歩にてハイジの家へ。先客の小学生達がたむろしている。
ハイジの家:迫ってくるアルプスの山々。
ハイジの家:裏庭。いろいろな道具が並べられている
ハイジの家への道案内が4カ国語で書かれてある。
ショップにはポストもありここのスタンプを押してくれる。
何の花だろう。薔薇のような形状で大きな木に咲いていた。
運転手のヨーゼフではなく、セントバーナードのヨーゼフ発見!
早速売店に入り土産物の物色。ポストも兼ねた売店でもありここから絵はがきを日本に向けて出した。ハイジの入ったスタンプで送られてきた。
ここからサンモリッツに向けて100q余りを走る。
つづら折りの山道を登ったり,下ったり。サンモリッツ湖が見えてくる。団体行動ではいつもしんがりになるケースが多い。レストランでも夫婦で別々の席になることも度々であった。そうなっても良いねと言うことで席を見渡すと4人分の席が空いていた。昼食でお隣になったのはYご夫婦。食材(赤カブ)や仕事関連の話で盛り上がった。
食後,外に出てバスを待つ。クリスタルホテルが見える。今宵のホテルである。「学校前広場」でバスに乗り,ディアボレッツァ展望台へ向かう。
ディアボレッツァ展望台(2978m)
ベルニナアルプスの山々
ピッツ・ベルニナ(4049m)とモルテラッチ氷河?だろうか。空の青さと雪山の白銀のコントラストが目映く美しかった。
バスを降りロープウエイ乗り場へ。大龍寺のロープウエイクラスの大きさであろうか。流石に高山地帯にやってきた実感が。体が重い。クスコが蘇る。遠く進行方向左手に湖が見える。景色は美しい。アラスカではフライトシーイング以外は下から見上げる景色ばかりであった。上から見下ろす景色もまた壮観である。
展望台到着。展望台は超快晴。後の行程の天気が心配になるほどだ。レンズを標準から広角に変える。見渡せる範囲の山々を捕えたい。氷河も眼下に広がっている。
ボトルのウイスキーを引っかける。上手い!レストランのガラスがミラーになって周りの山々を映し出している。2がけの景色を楽しむことができる。妻は早速お土産売り場へ。1時間余りを過ごし,再びロープウエイで降りる。天気は良く空気は澄み渡り,遠くまで360度の正にパノラマである。空気がおいしい。
今回の旅行でお世話になったヨーゼフとバス。
菜の花畑を走るレーティッシュ鉄道。
ディアボレッツァ展望台に向かうロープウエイ。
左手には未だに凍っている湖が見える。空の青さとのコントラストが美しい。
ベルニナアルプスの山々と氷河。それぞれの山の名前は・・・。
レストランのガラスがミラーになって周りの山々を映し出している。
帳の迫るサンモリッツ。
夕食後,散歩に出掛ける。お登りさんらしく高い所を目指して歩いていく。閑散とした住宅街を階段が貫いている。静かに歩を進めていく。息がすぐ切れてしまうのである。
時計塔が風情を演出してくれる。湖もそうだ。
サンモリッツまでの帰りはバスではなく,レーティッシュ鉄道(ベルニナ線)を使う。世界一遅い特急だそうだ。再びYご夫婦と席をご一緒する。30分余り世間話に花を咲かせた。サンモリッツ駅に到着。再びバスに乗る。
昼間確認できたクリスタルホテルにチェックイン。夕食はチキン。(光景が思い出せない。)
サンモリッツの散策へ出掛ける。ピッツネイル展望台に向かう線路を横切った。展望台と同じくらいの高さまで階段が続いており,閑散とした住宅街を登る。帳の下り始めた湖のある風景は心を落ち着かせてくれる。ゆっくり坂道を下り始める。今度は別のルートから。面白い建物に出合う。眉のような形をしている。教会の時計塔を目印にどんどん坂を下る。ほとんどの店は閉まっている。午後10時を過ぎている。部屋に帰ることにする。
ベルニナ・ディアボレッツァのロープウエイ乗り場
レーティッシュ鉄道ベルニナ線。
本日お泊まりのクリスタルホテル。
スイス民家の部屋を彷彿するインテリア。
バスタブ付きのバスルーム。
この家何の家気になる気になる家でした。
冷蔵庫やテレビが大きな勉強机のような家具の中に収納されていた。ビールが呑みたかったが,持参したシーバスの水割りで我慢した。
レーティッシュ鉄道