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6月29日水曜日(第3日目) サンモリッツ〜ツェルマット

レーティッシュ鉄道:ランドバッサー橋
 ホテルを7時30分に出る。駅まで徒歩で向かう。7:57発レーティッシュ鉄道(アルブラ線)。ランドバッサー橋がメインである。
 通行予定していた峠が崩落したとのことで,バスが先に出て私たちは予定していた降車駅ティーフェンカステルを先に延ばすことになった。相席したのは,おばさまお二人。飛行機で私の隣に位置していたお二人だ。足の臭さを心の中で詫びる。

ランドバッサー橋

 本日のメインイベントが午前中にある?
マッターホルンが見えれば午後にも。2本立てのものとなる。
 レーティッシュ鉄道にはもう一つ有名な橋があるティラーノのループ橋である。
 両者を見てみたかったが次の機会とすることにする。自分で旅行ルートを組まないと本当に行きたいところには行けないもものなんだ。
 先頭車両に進入したかったが,あの女性車掌に止められた。貨物室の手前でそれ以上前に行くなって!前には売店もあるのに。(子どもみたいなへりくつであることに気付く。)


 サンモリッツの地下道。サンモリッツ駅に向かう途中。  サンモリッツ駅。大きな工事が行われ,朝から騒々しかった。シール購入。  レーティッシュ鉄道グレッシャーエクスプレス。独語だ!

 事前にランドバッサー橋のことは調べておいた。フィリズール駅を過ぎた頃,進行方向左側が良いとのこと。どうせなら先頭車両が良いだろうと先頭車両方向に移動開始。ランドバッサー橋付近では列車の速度も更に遅くなる。シャッターを沢山切ることができた。

 石組みのトンネルやレールのスイッチも面白い。  ランドバッサー横バージョン。  クール駅:降りる予定の無かった駅である。
 
 クール駅で降車。バスが到着しておらず,しばしの自由時間。白ワインと娘への誕生日プレゼントを購入。ここからサースフェーまで260qを走る。

サースフェーからのミシャベルアルプス

 4000メートルを超える山々が13もあるという。天気が良ければさぞ壮大なスケールで山々に包み込まれることだろう。
 初日の好天気を恨む以外にない。


 アンデルマットに向かう途中の峠道。面白いくらい曲がりくねっている。  アンデルマットに入るグレイシャーエクスプレス。  アンデルマットの笛吹童子?

 途中アンデルマットでラクレットの昼食。道路工事のためバスは駅前に停車。徒歩でレストランに向かう。アンデルマットはターミナル駅らしい風情の漂う街である。いろいろな思いを持った人々とのすれ違いが醸し出すのであろうか?ラクレットは塩気が強かったろうか。ビールと良くマッチしていた。

 この直線道路は有事の際滑走路になるらしい。  フルカ峠のグレイシャー。ドイツ語でグレッチャー?  フルカ峠のくねくね道。

 峠にグラッチャーをたたえたフルカ峠でトイレ休憩。妻は早速土産物の物色。
 バスは今日もつづら折りの山道を上り下りする。道も広いとは言えない。ヨーゼフは慣れたもので,スムーズにバスを操っている。とても上手なドライバーだと感心する。
 サースフェーに到着するが天候不順にて目指すモンテローザ4634mやドーム4545mの山々の頂上が見えない。ここは4000mを超える13の山々が街を囲んでいる。昨日の天気が良すぎたのかな?トイレ休憩後足早にツェルマットへ向かう。

 ホテルベランダからのマッターホルン

 ラッキーなことにA棟の宿泊者のみマッターホルンが見えるという。有り難いことにその数組に入ることができた。しかし、1日目2日目とその雄姿を拝むことはできなかった。(第1日目のマッターホルン)


 テーシュ駅に掲げられたマッターホルン。見えなかったときのおまじない。  テーシュ〜ツェルマット間のシャトルトレイン。  ツェルマット〜ホテル間荷物を運んでくれる電気自動車。屋根の荷物は私の!

 テーシュからシャトル列車にてツェルマットへ。テーシュまでは普通の車が入れる地域だそうだ。ツェルマットは電気自動車のみが走れるそうだ。ヨーゼフとしばしのお別れとなる。
 ツェルマット駅で電気貨物自動車にスーツケースを積み込まれホテルへ向かう。私の荷物だけ幌の上に乗せられた。落ちたら大変だ。他のツアーのスーツケースが一つ投げだされていた。大きな音を立てて。

 ツェルマットのアンバサダーホテルエントランス。  まずまずの広さ。プールも備えている。サウナは稼働していなかった。  この広さでバスタブ付きだと最高なのに。日本人の感覚ですね。

 超ラッキーなことに部屋からマッターホルンの裾野が見える。頂上は雲に隠されている。
三脚をセットし100〜400の望遠で山を捕らえるも・・・。夜もちょくちょく山を覗くがこの日のマッターホルンの全容は見られず。
 予定通りの20時からホテルでの夕食となる。珍しく時間前に到着した私たちは扉が開くのを待つことになった。私がさあ席に着こうとした瞬間,私の前には妻以外の別の女性が座ろうとしていた。思いも寄らないことだったが,テーブルを一つずらして座ることにした。またしてもYご夫婦と隣の席になった。話は尽きることなく楽しい食事を楽しむことができた。
 食後,早速ツェルマット散策に妻を残して出掛ける。駅前の商店街は閉まっている。暫く歩くと道が細くなり,路地のような形状となる。そこから教会までは露店や屋台で賑わい返っていた。ダンスや歌声も聞こえてくる。日本人橋やスーパーを確認してホテルに帰ることにした。2連泊なので荷物の整理をすることもない。明日のトレッキングの準備をするだけだった。

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