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7月4日月曜日(第8日) ミュンヘン〜羽田〜徳島
 15:50定刻にNH218便は羽田に着いた。機内では割と寝られた方だった。疲れはあまり感じない。出発時とは打って変わって気温が上昇し,蒸し暑いようである。最後尾に位置していたため,後ろからCAに声をかけられる。「ビール美味しかったですか?」突然の声かけに戸惑ったが,ミュンヘンのCAの一人であった。エアーブロイじゃなくエアーブローでイミグレから左に進んだところにあり,味も美味しくリーズナブルなことも伝えた。飛行機を降りる間際にも声をかけてくれた。「AIRBRAU」はドイツ語ではエアブロイで英語ではエアブローになるのかな?コンフューズしてしまっている。小さくウムラウトが着いている。オイである。
 イミグレからバッゲジクレームへ。ワインは割れていないだろうか?無事である。カスタムもスムーズにスルーし,親しくして頂いた方々と挨拶を交わし,国内線へのトランジットに向かう。事前の問い合わせでは,通し券でないため荷物の重量は20sまでで一人1個と言われていた。山脇さんの進言からか荷物3個をすんなり通してくれた。

 ザンクトガレンでのスタバの昼食。  ミュンヘン空港  エアーブロイみ〜つけた!

無濾過ビールとウインナー そばは定番:スタンバイミー?「海の幸カレー」 「ベルギービーフの煮込み温野菜添え」

 シャトルバスに来た時のように乗り込み第2ターミナルへ。ここで皆様とお別れすることになる。エスカレーター横のコカコーラのアンテナショップで軽く夕食を摂る。妻の携帯に条件付き出発のメールが入る。徳島行きは7:15出発予定である。カードラウンジも利用したことがなかったので,6:30頃早めに手荷物検査を受け,利用してみることにした。ソフトドリンクが無料。意外といっぱいではなかった。コーヒーを引っかけ,時間潰しするにはちょっとした茶店という感じ。

 朝食:二人同じ物をオーダーしてしまった。「チーズオムレツポークソーセージ」  8日間のスイス旅行に終止符。  羽田カードラウンジより
 
  徳島空港に着いても一波乱。バゲッジクレイムは無い:ワインの割れた形跡もない。荷物と妻を空港に残し駐車場に向かう。ターミナルを出るや徳島の夏の風物詩「ぞめき」の音頭が響いてくる。一月半もすればお盆がやってくる。しばしそのリズムにそそられていた。が,支払いの準備の段階でクレジット払いができないことに気付いた。後続車に事情を説明し,空港に引き返すことになった。妻に3000円おねだりして再び駐車場へ。1500m程度の散歩をすることになった。それでも午後10時前に無事,家に帰り着くことができた。

旅のエピローグ
 旅行のメンバーが全員揃ったミュンヘン空港のコンコース。全体の雰囲気や印象として落ち着いたツアーだなと感じた。旅慣れている人が多いのだろうと憶測される。事実食事等の折,お話を伺うと多くの旅を重ねられた方々がほとんどであった。平均年齢も高く70前後では無いだろうか?添乗員も手慣れている。いろいろな経験を重ね配慮が行き届いていた。ドライバーとの相性も良く,大型バス通行不可の道路のピンチでは別ルートをすぐに選択したり,代替の輸送方法を判断したりと,とっさの機転の利く頼もしい人だった。車中での説明も,とってつけたものではなく(あんちょこを読むものでは無く)自分流にこなして話してくれる態度も好印象の一つになった。添乗員に恵まれたツアーの一つになった。ツアーのメンバーも変な人はいるものの私たちの害になる人はおらず(失礼!),楽しい思い出となった。あまり緊張感の無い旅,のんびりできた旅となった。年を取る度に無理をしなくなってきたのかもしれない。仕事も変わり,あくせくすることなく,上司の機嫌を取ることもなく,好きな対象と共に仕事ができている。そんな日々の環境の変化が旅のモチベーションの変化にも作用しているのかも知れない。妻は暑い日本に帰ってきたにもかかわらず,風邪を引いて寝込んでいる。次は暑いところに行こうか?

旅先から出したポストカードも旅心を深めてくれる。
マイエンフェルトのハイジの家のスタンプ スフィンクス展望台のポスト ユングフラウヨッホスフィンクス展望台のスタンプ

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