再びドーハへ
衝撃のバルセロナ
ゴルゴダの丘
グエル公園
夜サグラダファミリア
朝サグラダファミリア
昼 グエル公園
パエリア
グエル邸
フラメンコ
最終日
12月25日クリスマス
入国審査の時 ファミリーということで入国審査に3人一緒に審査してもらったが審査官が妻と娘 の顔とパスポートを見比べ怪訝な顔つきをしている。「ドント ルック ライク!?」なんて言うとニヤリと笑っていた。
超印象派バルセロナ(衝撃)
またまた、やってくれました。それも初日バルセロナに着いて30分経っていたろうか?
バルセロナ空港ターミナル2に到着。ドーハからの飛行機は2×4×2のエアバス330だろうか?昨年(3×3)よりも大きな機体が導入されていた。オーディオも備わっており、今回は関空からと同じサービスを受けることができた。しかし、ドーハでは飛行機に乗るまでバスで15分余りを要したのには驚かされた。普通に走っているにもかかわらず。スケールの大きさを体感した。家族同乗ということでバルセロナまでの道程も短く感じられた。
バルセロナ空港からは空港バスを利用した。表示も大きく乗り場はすぐ確認することができた。(前回はターミナル1に行くためシャトルバスに乗り列車でダウンタウンに向かった。)バスの料金は4.95から5.30に上がっていた。カタルーニャ広場が終点(折り返し)。メトロ(地下鉄)マークを探し、回数券の購入になるはずだった。前回はすんなりクレジットカードで操作できたのに娘がトライしてもダメ。他の客たちは購入できているのに。「現金で買ってるわー。」娘の声。仕方なく現金で購入。(昨年の経験からどこでもカードで済ますことができていた。)よって、現金は余り必要ないと豪語し、関空でも私は1万円しか換金しなかった。持ち合わせが1万しかなく。空港近くのローソンATMでも引き出すことができていなかったせいもある。ユーロは別の財布にしまった。カードは二つの財布に分けて持った。これが功を奏すことになるわけである。
昨年は偽警官(桜付き)今年はシリンダーキーのドロップオフの餌食に
ここまでは良かった
カタルーニャから地下鉄1号線に乗りウルキナオナで4号線に乗り換える電車待ちの光景である。電車の最後尾に当たる位置だ。
過去の経験が役に立たず
海外旅行に行く前には現地情報を手に入れしっかり注意事項を頭にたたき込んでおくことが肝要である。領事館でこんなの頂いたのに。
それでも地下鉄に乗って
何事もなかったかのように電車は発車する。乗客たちが心配そうに見入ってくれる。子連れのご婦人が妻のリュックを指さし一言。
大きく開いている。
地下鉄の改札
バルセロネータまでの道程の長いこと。ほんの一瞬のうちにいろいろなことが起こりすぎた。歓喜が一転嫌悪・不安感に。
バルセロナ オアシス
起こったことはしょうがない。妻は薬入れを盗まれ、財布は盗まれていなかった。ホテルを探し、荷物を置きいざ観光へ。
トリプルの部屋
ホテルは駅の出口から100メートルばかりに立地し、すぐ探し当てることができた。部屋は広さだけは合格点?
さて、
「ここまでは良かった」
の確信に入っていきたい。電車がホームに入ってきた。ドアが開く。(こちらの電車は手動でボタンを押すかレバーを回す式である。)私の前を左からジーンズをはいた小柄な男が電車の中へ入る。私も重いスーツケースを左手に持ち男の後に続く。男は電車の中央付近でターンオーバーし何やら私の足元に落とした。脳裏に蘇るのは「黒いシリンダー錠」次の瞬間慌てふためいて鍵を拾うのではなく私の左足をつねりはじめた。4〜5回つねられたろうか?男は電車の外へ飛び出し走り去っていく。不意をつかれたが、大声だけは出すことができた。「
こら!!!
」電車から身を乗り出すや私のジーパンの右側に入れておいた黒い財布が見知らぬ男から手渡された。右ポケットを確認すると財布が無い。つい口から出た言葉は「サンキュー」その男も電車には乗らなかった。右手にスーツケースを持っていれば左ポケットの財布がやられていただろうか?こちらには1万円相当のユーロが入っていた。バスと回数券を買ったので7000円位だっただろうか。空の財布は返って来た(カードは入っていた。)
喜ぶべきことなのだろうか?ジャンパーでポケットは諸出し状態では無かった。防ぐには異常な状態を察知し離れること。後から観光案内所の日本人に教えてもらったことだが電車の先頭や後部には乗らず、入り口付近に立ち止まらないことも大切だということだった。財布が返りラッキーな私がいたが、妻は薬ケースを盗まれショック状態。その後リュックを胸の前で抱えて歩き出した。財布は背中側のポケットの中に入れていたので助かった。
ゴルゴダの丘