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旅のプロローグ

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メサベルデNP〜
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帰国の途に

賢治の旅日記
9月20日(木) ラスベガス〜ザイオンNP〜ブライスキャニオンNP

 07:00起床。昨日スーパーで買った果物やヨーグルト類をお腹に入れ,ラスベガスを出発。一路「ザイオンNP」(160マイル2.5時間)を目指す。セントジョージを通過。アリゾナ州に入ったところで時間が1時間進められる。その後ユタ州へ。

エクスカリバーホテル このGPSのお守りが大変 アリゾナに入ったぞ!

 「ザイオンNP」のゲート前のビューポイントに駐車。76歳の女性2人連れとファーストコンタクト。私達の旅の行程などが話題に?「ブライスキャニオン」が2日前に山火事でクローズだったとの情報を頂く。

スプリングデール手前

 どちらからとはなく写真を取り合った。カリフォルニアのルースとアリゾナのバーバラ。68歳で知り合って8年経って今こうして旅行しているそうである。

 ザイオンのゲートで少し待たされた。80ドルで「America The Beautiful-National Parks And Federal Recreational Lands Pass」を購入。ナショナルパークには入園料が必要。ザイオンだけで30ドルである。このパスは1年間有効で国立公園入園がフリーになる。今回は国立公園を8カ所を巡る予定なので迷わずゲット。
 「ザイオンNP」の滞在を10時到着〜15時までの予定にしていたが,まず困ったのが駐車場である。既に満車。路上駐車の車だらけ。それらの車は,どの車も路側帯に駐車し路上には,はみ出していない。駐められるスペースが見つけられない。再びビジターセンター近くまで引き返すことに。キャンピングカーの駐車場が空いている。大きなキャンピングカーの後ろに断りもなくコバンザメの如く駐車させてもらうことにした。

 ビジターセンターとウオッチマン。  キャンピングカーのパーキング。 テンプルオブシナワバからグレート・ホワイト・ストーン

 ビジターセンターへ。「ウォッチマン」や「ウエストテンプル」が見えているはずである。確認はできなかった。昼食も購入したかったのであるが食するものは置いていなかった。ナショナルパークのパスポートなるものを発見し購入。これはスタンプの台紙本である。スタンプラリーは「礼文・利尻」の国内旅行が皮切りになる。各ナショナルパークのビジターセンターのブックストアーにはスタンプ台が設置されている。
 無料シャトルバスにて一番奥まで入り,時間を見ながら下車観光することにした。「Temple of Sinawavaバス停」では「ナローズ」を少しだけトレイル。と言っても往復30分くらいは歩いたが入水ポイントまでは辿り着けなかった。「グレート・ホワイト・ストーン」:「Big Bendバス停」は車窓観光で見るだけにした。

 「ウィービングロック」
 (往復800m)「Weeping Rockバス停下車」急な坂道を登ることになる。登り口にベンチが置かれている。妻を残し一人トレイルへ入る。片道400mじゃきかないだろう道程を感じる。その名の通り「雨漏りの岩」であった。山の上から滴が垂れてくるポイントだ。


「エメラルドプール」「司教の宮殿」(Court of Patriaches)バス停裏の展望台は時間の関係で下車を断念。 ビジターセンターに帰る。キャンピングカーの駐車場の車は?大丈夫だった。異状もない。お咎めもない。ここをゆっくり見るためには昨日セントジョージで1泊するのが良かったのかも知れない。ラスベガスのショーと天秤に掛けることになるが。今回の旅行も欲張った旅行なのだ。欲張ると見落とす場所もそれなりに多くなってくることは分かっているのではあるが・・・?どうしようもない。

 本日のナローズの水量が示されている。 What kind of flower do you know?早速後藤さんからLobelia cardinalisではないかとメールを頂く。 おまちどおさま。

 公園の東側を突っ切る「ザイオンマウントカーメル・ハイウエイ」に入る。左手に「グレートアーチ」が見えてくる。ここではアーチになる前の形状を見ることができる。「アーチーズNP」に出掛ける前に確認できて,得したような気分にもなる。興味もより深まるのではないだろうか。
「キャニオンオーバールック」(往復1.6Km)トンネルを抜け右手に駐車場がある。トンネルの両サイドに管理人小屋がありトンネル内の一方通行をコントロールしている。妻を車に残し,一人トレイルへ。午後の陽の傾きかけた時間帯であったので山々や谷が逆光状態になり光景としては面白くない。昼までの時間帯がベストなようで「グレートアーチ」の裏側に当たる位置関係のようだ。

チェッカーボードメサ

 雨によって浸食されたのだろうが横に線が入るなんて不思議である。ここでチェスをしたらどれほどの大きさのコマが必要なのだろうか?いったい誰が動かすのだろう?

 縞模様の山々の変化に富んだ景観の中をドライブするのはとても楽しかった。飽きない景色の中を暫く走ると左側に「チェッカーボードメサ」が見えてくる。ビュースポットとして小さな駐車場がある。グレーの山肌に碁盤目状に亀裂が入り面白い。まるで巨人のチェッカーボードの如しである。少し車を走らせると東口ゲートが見えてくる。ザイオン東口からブライスキャニオンまでは73マイル1時間20分のディスタンス。日没の時刻19時27分までには間に合いそうである。Mt.Carmel.Jctの「サブウエィ」で遅い昼食を摂る。ガソリンスタンドやスーベニアー売り場も集まっている。

グレートアーチ 手で掘ったようなトンネル 昼食はサンドイッチ

 ブライスキャニオンに向けて再スタート。途中「土柱」形状の地形が度々現れる。遠く前方にブライスキャニオンも見え始めてきた。ナビの不調に気付いたのはPanguitchの街に差し掛かった頃である。GPSが反応していない。街の中心地辺りまで引き返して目的地の入れ直しをする。10km程引き返すことになる。昨年の痛い経験からアメリカの道路地図(Road Atlas)の手配もしていたのではあるが,今回の旅には間に合わなかった。ナビの効かないアラスカでは「マイルポスト」が大いに役立ったことを今更のように思い出される。

ブライスポイント夕景

 駐車場には多くの車が入っていた。トレイルもあるようだ。突き出たテラスには多くの観光客が夕景を楽しんでいた。その中に自然に入れてもらえる雰囲気を感じ取ることもできた。

 本来の「ブライスキャニオンNP」への道に乗り直すことができた。17時までに到着できれば「レインボーポイント」も訪れたいと考えていたが日没が迫っている。今日のモーテル「ベストウエスタン プライス ルビーズイン」を右手に確認後,ゲートに向かうが,時間的にフリーの状態で通過。とりあえず「ブライスポイント」へ向かうことにした。サンセットの時間に丁度間に合った。多くの人々がテラス一杯に日没を鑑賞していた。その後「インスピレーションポント」(サンセットのベストポイント)へ移動。小山を少し上らなければならないシチュエーション。月も出て荒野の名月?を醸し出している。

 ブライスポイントで中国人に撮ってもらった。  ブライスポイントでポーランド人と撮っこをした。 荒野の月

 帳も降りた頃「ベストウエスタン プライス ルビーズイン」¥14835(Trip.com)へ引き返す。明日の予行練習にもなった。モーテルと言ってもレストランやギフトショップも兼ね備えた複合施設である。向かいにはガソリンスタンドもある。チェックイン後,ここのレストランで夕食を摂ることにした。単品メニューが出されたが,ビュッフェの料理を下見してから決めようということになり,料理のチェックが始まる。食べられそうなものばかりであったのでビュッフェに決定。流石に肉は硬かったが野菜を一杯食べることができた。

 インスピレーションポイント夕景

 肉眼では色が分からないくらいの明るさである。
 観光客も,ほんの数名で荒野の風情をとことん感じさせてくれる。自然との一体感をも感じ取ることができる。


 ベストウエスタンルビーズイン  クイーン2ベッドが丁度良い広さかも?  使う前に撮るのをいつも忘れてしまっている。

キャピトルリーフNP〜ゴブリンバレーSP