9月26日（水）ラスベガス〜デスバレーＮＰ

アメリカ最終日となるはずだったラスベガス〜デスバレー〜ラスベガス（320マイル6時間）に出発。「デスバレー」はカリフォルニア州にある。今回5つ目の訪問州になる。 　7時過ぎに「ストラトスフィアー」をチェックアウト。パーキングチャージがない。当然パーキングのゲートもない。ラスベガスからShoshone(90マイル1時間40分)そして，デスバレーの「バッドウォーター」へ（60マイル1時間20分）観光終了後Beatty(55マイル1時間)からラスベガス（117マイル1時間45分）に帰る行程だ。 バッドウオーター 　悪い水？舐めてみると甘みがあり美味しかった。観光客もたむろしている。北米の最低地点が先にあるなら進んでいたが，最低地点なのに水が溜まっていないのも不思議ではある。死海になってもいいのに。 　朝食をShoshoneのバーガーキングで摂る。その後，まず，「デスバレー」の「バッドウオーター」に向かう。低地に白い岩塩状のものが確認できていた。「バッドウオーター」に到着。塩を舐めてみるが意外と甘い。ミネラルたっぷりの塩なのだろうか？入り口から少し入った所で引き返し，「悪魔のゴルフコース」（北米大陸最低地点近く）に向かうことにする。 塩溜まりが干上がって 空も抜けるように青い 駐車場には観光バスも 　　ここは舗装路を左に折れダートコースを暫く走らなければならない。行き止まりに駐車場がある。回りを見渡せば，塩田を耕耘機で田起こしをした後の姿かと思われる景色が延々と続いている。誰か暇な人が本当に塩田にトラクターを持ち込んだのではないか？ 悪魔のゴルフコース 　いったい誰が耕したの？と言いたくなるくらいの場所である。塩湖はどこも平らになっている状態しか知らない。干上がっても平らのままではないのか？ 　悪魔のゴルフコースを脱出。「アーティストパレット」は，専用の一通舗装路がある。上りが続く。ポイントには小さな駐車場も。その名の通りアーティストのパレットのように色々な色の岩が狭い範囲に散らばっている。希な地質：地形には間違いない。下り坂を下りていく。元の道路に帰る。 ダートなので人も少ない。 アーティストパレット 荒野を彷徨う？ 　右手に「サブリスキーポイント」がある。割と大きな駐車場もある。人々も集まっている。トレイルもほんの数百メーター。夕暮れ時には金色に輝く場所だそうだ。山肌が微妙に輝いているように思える。ここで「写真を撮って」のリクエスト。快く引き受ける。ついでに一緒に写真を撮ってもらった。 サブリスキーポイント 　年のせいだろうか？ジャンプのタイミングがこれほどまでに狂ってしまう。それでも面白い写真になった？だろうか。右下の画像と対比させると面白い。 ファーニスクリークビジターセンター 　金色に輝くという夕暮れに訪れて見たい。 　妻が上と同じタイミングで狙っていた。 　「ファーニスクリーク」にはビジターセンターがある。ゲートが無かったが，ここで自主的に入園料を払うシステムになっている。「デスバレーNP」の文字がない。 ※ハーモニーボラックスかつての鉱石採掘跡。 ※ソルトクリーク。干上がって魚が生息する痕跡すらない。 ※悪魔のコーン畑。根が異状に発達し地上に飛び出している。植物群。 ※砂丘に人々が入っている。ラスベガスへの帰路に着く。 　ラスベガスに入る前に最後の5ドル分の給油。ラスベガスでは，お土産収集のためスーパーマーケットへ。ここまでは良かったのである。今日も一日が無事終わろうとしているかのように思えた。今日のホテルは出発前最終日に「KA」を見て帰ろうと予約した。「MGMグランド」￥9988(agoda)＋リゾート税（4629）である。ナビは駐車場までは誘導してくれる。 ハーモニーボラックス ソルトクリーク 悪魔のコーン畑 　その後が問題であった。駐車場が広すぎる。ホテルによって形状が全く違っている。このMGMは昨日のストラトスフィアーに比べ分かりづらかった。1フロアーが異様に広い。フロアーを一つ上がるにも数百メートル走らなければならない。数階上がるが空きがない。再び階下に降りる。そんなことを繰り返していると，妻からのリクエストが飛んでくる。ホテルエントランスに近い場所がいい。とかエレベーターの近くだとか。それが分かっていて良いポジションを探しているのに。荷物の移動の時にも便利な場所が確保できればともいつも思っているのに。駐車場の構造を確かめる方法でもあるのに。「ごじゃごじゃ言うなら自分で運転して探せ！」とうとうぶち切れてしまう。チェックインから部屋に入るまでも一騒動。この修復のために3時間余りを要してしまう。明日帰らなければならないのに。ビールを飲みながら自分の荷物の詰め直しだけは駐車場で行った。来た時と同じように機内持ち込みを一つにしたかった。スーパーで買ったビールとワインを飲み干してしまった。お互いに言いたいことを爆発させたのですっきりしたのか，10ドルで勝負しようとカジノに繰り出したが，ギャンブリングは1ドルで片が付いた。 砂丘 ＭＧＭグランドのライオン ＭＧＭグランドホテル&Ｃ

帰国の途に