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旅の終わりに

    賢治の旅日記
旅の終わりに

 9月27日(金)
 5時ホテル発。チェックアウトに早くも人が並んでいる。チェックインの人たちかもしれない。時間がかかりすぎている。待ちきれなくなり,車で空港へ行かなければならないことを告げると,駐車代はゲートで支払えとのこと。あわてて駐車場に向かうが,エンタランスを間違え車用から進入。人用は別の場所にある。少しの遠回りに。車に荷物を積み込みGPSをセットする。グルグルグルと駐車場を降りる。こんなに登っていたのかというほど。ゲートに到着するも機械が反応してくれない。数回妻と一緒に操作を繰り返すもののゲートはいっこうに開いてくれようとはしなかった。
 気は焦るばかり。昨年のことが,つい昨日のように蘇る。昨年MGMでも同じようなことがあった。その時は受付のミスであったと思われる。チェックアウト時に車も出せるか?と確認を入れ,これで開くとルームキーを手渡されていたので間違いは無い。今回はゲートでのクレジット払いになっている。現金払いはない。インターホンの所在にも気付かずタイムをロス。インターホンに気付き,ルームナンバーを告げ,名前を告げた。インターホンからの声に合わせ一緒にクレジットカードの操作も行った。しかし,ゲートは開かない。
 インターホンの向こうから「フリー」という声がやけに大きく響いてきた。ゲートは開いた。今の所$15の請求は届いていない。(昨年の$10分の駐車料金も)
 ところが,今度はGPSの起動ができない。チャージ80%台から動こうともしない。とりあえず,ストリップに出て左折し,南下を続けることにした。グーグルを起動・ワイファイを起動。暫く走るとグーグルの方が先に繋がった。ルクソールホテルの前である。グーグルにチェンジする。暫く走ってシェブロンのガソリンスタンドを過ぎてから左折。イーストサンセットロードに入る。直ぐに右折の指示が出る。GilespieST.に入る。レンタカーセンターの手前を右に入ればレンタカーリターンである。
 場内に入りダラーの標識を頼りに進む。あれ?外に出てしまう!バックはできない。ダラーをすっ飛ばかてしまった。再アプローチするはめに。レンタカーセンターの前を右往左往。飛行機の出発時刻(チェックインリミット45分前)は迫る。レンタカーリターンでチェックを受け,役に立たないGPSも返した。箱がないと言うので,箱を渡すと,入れろと言う。それぐらいすれば?日本なら係がやるよ。と日本語で!ターミナル3へのシャトルバスにもスムーズに乗ることができた。やっとの思いでユナイテッドのカウンターへ。
 カウンターでは,昨夜ウエーブチェックインしていたものの,後ろの機械で荷物のタグを出してこいとのこと。チェックインマシーンにパスポートをかざし,手続きを進める。ウエーブチェックインのメリットって何があるのだろうか?座席チェンジの案内も出てこなかった。それでも受付時間内に滑り込むことができた。昨年は5分過ぎてしまっていた。ゆっくりする間もなく搭乗が開始された。珍しく定刻に出発するのであろうか?
 07:18ラスベガス発UA2301便
 通路を挟んで席を取ってあった。二人とも通路側になる。面白い席の並びにしてあったものだったから,妻の隣の青年が困惑しているようだった。
 08:57午前サンフランシスコ着予定が1時間余り送れて到着。ラスベガスの出発が1時間遅れた為だ。乗り継ぎ時間が1時間を切っている。それでも,なかなか飛行機から出してもらえない。妻が隣の青年に話しかけ,何か話し込んでいる。ネックピローの使い心地について質問したそうで。そこから,世間話に進展していったようである。彼の経歴や家族についてもいろいろ話していた。私のホームページを覗いてくれ,ドイツの話題になった頃,やっとドアが開いた。最後に名刺をもらった。来年又行くよ?!
 到着ロビーでデパーチャーボードを確認していると,あの青年が近寄ってきて出発ゲートをさりげなく教えてくれた。1時間ないですね?気をつけて!と声を掛けてくれた。妻は益々この青年が気に入ったようだ。

さよならラスベガス。 さよならサンフランンシスコ 今年は乗り遅れません。

 ユナイテッドのカスタマーセンターをふと覗くと昨年お世話になった谷村新司似のおじさんをキャッチ。声を掛けると,お客と対応していたにも関わらず,仕事をほったらかして出て来てくれた。しばし再会を喜ぶ。「Nest Year!」の挨拶でお別れ。
 ゲートに辿り着く。昨年のゲートの隣だった。妻はトイレに立つ。しかし,なかなか帰って来ない。搭乗も最終段階に差し掛かっている。また,サンフランシスコで泊まるのか?!と思った矢先,チョコレートを抱えた妻がエスカレーターを降りてきた。搭乗口に向かう。タブレットで登場券を提示すると大きな登場券!と言われたがand so hevy!と付け加えた。旅の恥は・・・。
 日本人の地上係員が居たので,すかさず質問。昨夜ウエーブチェックインを行ったが座席のアップデートができなかった旨を伝えると,その場で座席マップを見せてくれ座席を変更してくれた。これらの座席は3席確保の狙いのある座席なので,二人で2席の方が気兼ねなく過ごせる等のアドバイスを頂く。そして,その場で座席をチェンジし発券も行ってくれた。分からない事や知りたい事は,どしどし尋ねましょう!
 機内へと。ところが,私達の席には若い娘さんが座っている。通路まで出てくれたのではあるが,そのまま立って,状況がつかめないという様子である。私達は窓側と通路側に席を取り替えてもらっていたので,仕方無く真ん中の席へどうぞと手振りで示したが,彼女は動く気配がない。スチュアートと何か話をしていたが,通路を挟んだ席に座った。
 飛行機の座席に関しては往路でも面白いことがあった。水平飛行に入る少し前エコノミーからエコノミープラスに移動する日本人女性のおばさんが二人いた。CAにもチェックされず席を確保したようだった。これは許されるの?エコノミープラスの料金を払って乗っている人もいるのに。私達はあいにくシルバーステイタスで空いていればエコノミープラスの席が無料で充てがわれることができる。申告しないとダメなようではある。

窓の外は曇り。 夕食:鳥丼 夕食:パスタ

 11:05お昼サンフランシスコ発UA035便。帰りの飛行機の中でも昨夜のように妻の容態が悪くなった。食事も食べられず,吐き気をもよおしている。この並びの席は正解であった。妻が気兼ねすることなく横になれる。飛行機を降りても歩くことがおぼつかない。降りてきたCAが,「チェアーフォイールでも?」と声を掛けてくれるが,「必要ない。歩ける。」と答える。ここで又気が付いた事がある。サイバーショットの行方である。妻の座席の前のポケットにあるらしい。逆走。飛行機にも事情を話して中に入れてもらったにもかかわらず中のCAは,入ったら困ります。用事を言ってくださいとのこと。腑に落ちないが,共通理解が確立できていないことが伺える。中のCAの方が正しいようには思われるが・・・。利用者は,これじゃたまらない。サイバーショットは、また無事に手元に戻ってきた。

 9月28日(土)
 15:00午後関空着。予定が1時間余り早くの到着となった。予定のシャトルより1便早いシャトルに乗れるかなと思っていたら,いつまで経ってもバゲッジクレームのカルーセルの上に私の荷物が現れない。「待っていても荷物は出てこないとおもいます。」ウエイティング打ち切り動議がANAの地上係員より発動させた。これから二人に事情聴取されることになる。妻は傍らの椅子で横になっている。おまけに税関でも,多くの質問を受ける。
 バッゲジロストである。ここで良かった。
16:15のベイシャトルまで妻も横になることができ,一人で歩けるまでに回復した。