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9月23日(月)移動日
 朝はゆっくり起きた。朝食も割と揃っていた。リンゴとバナナも置いてある。ゆっくり身支度を調え,160号線を目指す。昨年通らなかったルートでデスバレーに入りたかった。160号線に入るが,工事区間が続く。一車線規制である。工事車両も出入りする。Shoshoneを目指す。Shoshoneの郵便局前でナビの入れ直しをする。走りたいルートを選択してくれない。グーグルマップも起動させた。一路デスバレージャンクションへ。190号線に乗り換える。暫く走ると昨年デスバレーでは立ち寄らなかった「サブリスキーポイント」に差し掛かった。「ゴールデンキャニオン」にも似ているが立ち寄って見ることにした。

サブリスキーポイント
 デスバレーは昨年に引き続き2度目の訪問になる。395号線パノラマ街道を走るため、このルートを選択した。
 ここから続く190号線も変化に富んだ景色を堪能することができる。


サブリスキーポント バッドウオーターが見える ビジターセンター

 ファーニスクリークビジターセンターにも045タイムも兼ね昨年に続いて立ち寄った。昨年スタンプは押したのではあるが,今年も押しておこうと所在を聞くとレジ待ちをしなければならないらしい。前のおばあちゃんがパスポートを持っていたので,スタンプはここに並ぶの?と聞くと,そうらしい。Need money?なんて聞き返して話の種作りに。妻も交えおばあちゃんの旦那も参加し,つたない英語でしばしの旅行談義。折り紙のプレゼントをとても喜んでいてくれた。おばあちゃんがスタンプを借りてくれたので,その後スタンプを押した。昨年のスタンプより一回り大きくなっている。こういう管理をするのは,盗まれたからなのであろうか?昨年はポンと無造作に置かれていた記憶がある。

ビジターセンターで 西の入り口案内板 TownePass

 190号線を更に北上,「悪魔のコーン畑」や「砂丘」を通り抜ける頃から西に進路を取ることになる。登りの傾斜がきつくなっていく。towne pass(1511m)を目指して走ることになるが,395号線(パノラマ街道)に出るまでの景色は圧巻!必見!素晴らしすぎる。車を走らせていると回りの景色が,大きな変化を見せていってくれるのである。このルートはガイドブックでは紹介されていないが,395号線より断然面白い。

TownePass 私も運転したのよ!  シエラネバダ山脈登りに差し掛かる。

towne passには休憩用の広い駐車場がある。トイレも設置されている。ここまでの景色も,これからの景色も良いのだが,天気も良い。しばしの休息後,出発。今度は下り坂を走ることになる。遠く前方に濁った大きな川だとばかり思っていたものが,ドロ溜まりだったのには驚かされた。道路が長い橋でも架かっているかのように見えるのである。いちいち景色を説明していたら切りがないくらいである。
 395号線に入る。その手前より緑が多くなってきた。運転をしばし妻と交代する。彼女は自分が運転する度,必ず写真を撮っておいてと言う。アメリカで右側を運転したという証拠を残したいらしい。フェアーバンクスでも,アリゾナでも,ここカリフォルニアでも運転しているよ。

TenayaLake 遠くTenayaLakeが

 モノレイクまで北上を続ける。左にシエラネバダ山脈が迫ってくる。右側にもさっきまで走っていたデスバレーとの境を分ける山脈があり,395号線は二つの山脈の谷間を走っている。ホイットニー山も見えていたに違いないが,確認することはできていない。モノレイク湖畔のリーバイニングで左折120号線に乗る。再び上り坂を上り始める。運転を交代。夕暮れと共にシエラネバダの山々が迫ってくる。山の所々に雪溜まりがあるのを目にすることができた。車を路肩に駐め,外に出ると肌寒い。さっきまで40度越えのデスバレーにいたものだから半ズボンにTシャツ姿である。たまらない。
 更に車を進めるとElley lake・Tioga likeが見えてくる。国立公園ぽくなってきた。タイオガの料金ゲートは17時を過ぎているので,フリーパス。地図を手に入れることができなかった。Tenaya lakeを過ぎた頃オルムステッドポイントに到着。夕日に染まったハーフドームが美しい。ここで上着を着込みサンセットまで粘ることにした。時間の経過と共にハーフドームの色合いの変化が面白い。

オルムステッドポイント
 始めて見たハーフドームである。夕暮れ時に偶然通りかかった。丁度日没時間とも重なり時間と共に変化を見せる空とハーフドームの共演が素晴らしかった。しばらくの間足を留めることになった。
 ここから今晩宿泊のワオナホテルまで40マイル余りもある。先行する車のテールランプをひたすら追った。
 妻がGPSからカーブのきつさを逐一報告してくれる。

 ヨセミテ国立公園のシンボルともいえるのがこの「ハーフドーム」。標高2694m,ヨセミテ渓谷の底からの高さは1524mという巨大な岩である。丸い岩を半分に切ったような形は,アウトドアブランド「NORTH FACE」のロゴマークのモチーフにもなっている。
スリリングな登山ができるハーフドームである。

ハーフドーム横バージョン ハーフドームは遠くに 空の透明感が気持ちいい

 日の暮れたタイオガロードを突き進む。クレーンフラットで左折。41号線に乗る。西の空の夕焼けの赤の色が印象的であった。ワオナホテルに着いたのは9時を過ぎていただろうか?レストランは既にクローズ。買い置きの食料で夕食を済ませる。静かで雰囲気の良いホテルであった。ホテルの建設は古く1879年だそうだ。バス(シャワー)トイレ共有。付きだと$70のアップ。地球の歩き方だと朝食付きと書かれていだが,付いていなかった。

夕焼けが印象的 今宵の食事 ワオナホテル

  ヨセミテビレッジのホテルも狙っていたのではあるが,出発までに取ることがっできず,このホテルに決めた。同じ公園内だから地理的に余り変わらないだろうという考えは微塵と消えた。結局東ゲートから入り南ゲート近くまで走ったことになる。その距離92.2マイル。又明日,ヨセミテビレッジまで30数マイル引き返さなければならない。

Yosemite