旅の始まり
Las Vegasへ
Rapid Cityへ
Devils Tower NM
Badlands NP
Mount Rushmore
Yosemite NPへ
Yosemite NP
Sequoia &
Kings Canyon NP
再びLas Vegas
旅の終わりに
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賢治の旅日記
Yosemite |
9月24日(火)
日の出鑑賞に6時にホテルを飛び出した。トンネルビューの朝日鑑賞のつもりが,道を一本間違え,グレーシャーポイントロードを突き進んでしまっていた。気が付いた頃には10マイル余りを走ってしまっていた。このままグレーシャーポントに行こう。(28.2マイル)日の出には間に合わなかったが,清々しい空気の中,谷底からニュッと伸びたピンク色に染まったハーフドームを見ることができた。駐車場の空きも少ない。昼間来ていたら駐車スペースは確保できたであろうか?朝一の訪問に自己満足の理由を付け足した。
グレーシャーポイントまでは歩かず、近場のWashBurnPointで我慢した。
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WashBurnPoint |
WashBurnPoint |
バーナル滝 |
そのままホテルには帰らずトンネルビューポイントへ向かった。駐車場は満車に近い。道の両側に駐車場がある。昨夜ここを通っているのではあるが,この景色まで想像することはできず,只通り過ぎただけであった。切り立った岩がまるで額縁か何かの様に景色をギュッと引き締めている感じがする。面白い場所である。ブライダルベール滝も見える。
トンネルビュー
左にエルキャピタン。奥にハーフドーム。手前には森林が広がる。 |
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トンネルビュー。 |
トンネルを抜けた所にもビューポイントがある。 |
ノースフェイスのロゴ |
早朝から2カ所もの絶景を堪能し,ホテルに帰る。身支度を調え,朝食に向かった。ベーコンステーキにオムレツとフルーツカクテルをオーダー。美味しく味わった。今回の旅行でレストランらしいレストランに入っていない。初日のルクソールホテルのバッフェだけであった。フリーと言われていたコーヒーが片づけられようとしている。厨房まで追いかけ,最後の最後にコーヒーを缶コーヒーボトルに分けてもらった。
チェックアウト後,隣のビジターセンターを訪れる。是非ビックツリーを見ろとのこと。南ゲートのマリポサグローブにあるらしい。訪れて見ることにした。ビックツリーの所在を確かめるため南ゲートのレンジャーに尋ねると,明瞭に教えてくれた。ここであっている。駐車場に車を駐めた時,妻とのやり取りの中でパスポートを携帯していないことに気が付いた。よく考えても思い出せない。荷物を片っ端から引きずり出し,探すものの見つけ出すことができなかった。ふとした瞬間,昨夜シャワーに行く時に机の引き出しにしまい込んだことを思い出した。確かな記憶であったので,ビッグツリーの観光に入った。麓の駐車場からハイブリッドシャトルバスでビックツリーの近くまで運んでくれているようだ。バスは10分もしないうちにマリポサグローブへ到着。バスの中で日本人の親子にトトロをプレゼント。世間話が弾む。
マリポサグローブ
グリズリージャイアント。
ビックツリーは直ぐ側にあるのかなと期待していたが,ここから約1マイルのトレイルが待っていた。目指すはグリズリージャイアントと名付けられたセコイアの巨木で根本の直径8.7m,周囲28m,樹齢2700年と推定されている。 |
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倒れた巨木の根も観察することができる。傍らに根本に穴を開けられ人が通ることができるカリフォルニアトンネルツリーがある。ここでも日本人親子の方と遭遇し,この前でシャッターを押してもらった。この後サンフランシスコから日本に帰るのだと言う。
だらだらと来た道をゆっくりセコイアの木々の存在を感じながら,坂を下る。日本には無い森である。ほとんどの木々が2000年以上という年月を積み重ねている。しかし,木のトンネルはどこか痛々しい。それでも大きな包容力を感じる。全身が心までが包まれている感じである。
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巨木の森 |
年輪は確認できた。 |
カリフォルニア
トンネルツリー |
再びシャトルバスに乗り,駐車場に引き返す。そして,ワオナホテルに立ち寄り,私のパスポートの所在を確かめなければならない。フロントでパスポートを忘れたことを伝えるとルームキーパーのおばさんがビニル袋に入ったパスポートと眼鏡ケース・コンタクトレンズ用品を持って現れた。有り難うの言葉しか,さしあげることはできなかった。こんな時チップなのでしょうね!折り紙でも良かったかな?メールまで頂いていた。
ガソリンを$20分チャージしてヨセミテビレッジに向かう。昨夜走った道を今朝走った道を再三再四走ることになる。トンネルビューに至る前にもビュースポットがある。ここでもワンショット。トンネルビューにも再び立ち寄った。朝の様子とは違う雰囲気を感じることができた。
トンネルビュー
透き通った空気を感じることができる。
この時間帯が、良いかも知れない。 |
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ヨセミテビレッジに入る。そこは都会だった。大都会の車社会をそこに見ることができる。駐車場探しに一苦労。最終的には,進入禁止道路から進入。出たばかりの車の後に駐車することができた。しかし,ここからどう進めばいいのか検討もつかない。この時グーグールマップの所持さえ忘れていた。
目的地を入力すれば済んだのに。これから使い慣れよう!それでもビジターセンターの前に出ることができた。まず,ヨセミテ滝に行こうということになり,歩き始めたが,妻の体調が悪くなり,私一人でヨセミテ滝に向かうことになった。滝はドライ。落ちてくる水など一滴もない。春の訪問を推奨するのはこのためか?
引き返すと妻が少し元気を取り戻していた。シャトルバスに乗ってバレー内を巡ることにした。車内でも色々な物語を感じ取ることができた。親子3世代の海外旅行。フィールドワークの学生と先生の会話。運転手とビジターのやり取り等面白いというよりインタレスティング。ヨセミテビレッジを1周した。ビジターセンターの最寄りで下車し,ビジターセンターへ向かうが,入った途端にクローズ。午後5時を向かえていた。
ヨセミテビレッジからハーフドームを見上げる。 |
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隣のカフェテリアで減ったお腹を少し満たすことができた。このカフェテリア公園内とは思えないほど安かった。駐車した車を探さなければならない。ところが,見当もつかない。それでもスーパーマーケットを見つけると,すかさず入店してお土産を物色している夫婦がいた。ヨセミテのショップはよその公園と比べて安いのである。1時間近くをここでの買い物に時間を取られたであろうか?
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ビレッジ内を |
ビジターセンター横のッカフェ |
料金設定が優しい。 |
その後は,車探し。突然見当がついたので妻を倒木の傍らに残し,私一人で車を探す。感じたところに車はあった。インスピレーション?ここからどうやって妻の元に返ろうか?これも又インスピレーション?一方通行の道路が行く手を阻む。それでも見覚えのある景色を辿りながら,無事妻の元へ辿り着くことができた。
ヨセミテビレッジを出るにもGPSは見当違いの方向を示してくる。ビレッジから出られない。それにもかかわらず,景色の良いところでは車を駐め,シャッターを切っている。いつまで居たっていい気になっている。ロストウエイも十分楽しむことができた。
やっとのことで,トンネルビューまで行き着くことができた。本日3回目の訪問である。今回は黄昏時のトンネルビューである。いつ訪れても,それなりにもてなしてくれるのがトンネルビューだ。たった1日の観光であったが,とても長い時間を過ごさせてもらった感が強く残るヨセミテであった。これから再び(このルートは通算5回目となる。)南ゲートに向かい,今宵の宿泊地フレズノを目指す。
夕刻のトンネルビュー |
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帳は降り,暗闇の中のドライブであったが,南口ゲートから1時間少々でモーテルに到着。ここのデイズインは新しく清々しかった。駐車場が一杯だと告げるとレセプションの彼女が一緒に空きスペースを探してくれた。車を回す間も私が立ってるわ!とスペースを確保していてくれた。モーテルに入る前に確認していたセブンイレブンに向かう。妻はお米が食べたいと言いだし,お寿司をチョイスしていた。私は毎度の如くビールとつまみをチョイスする。この日も夫婦揃ってレストランへ行こうという発想すら沸いてこなかった。
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KingsCanyon |