令和元年National Park in the U.S.A.

2019年ラスベガス〜ラピッドシティ〜ヨセミテ9月18日出発9月28日帰国 旅のプロローグ 　４年前のアラスカコロンビアグレーシャークルーズやデナリＮＰの訪問を初め，極光や動物たちとの出会いのなかで，いつしかアメリカのナショナルパークに心を引かれ，ＮＰ巡りが恒例となってきた。グランドサークルも２年を掛け，代表的な場所は，ほぼ訪問することができた。昨年は９月にザイオンＮＰに入る時に，＄80支払ってビューティフルパス：正式名称：America The Beautiful - National Parks and Federal Recreational Lands Passを購入。ＮＰのフリー入場パスである。次の年の購入月まで有効とのこと。今年は春にヨセミテを狙っていたが，仕事の関係から西安の訪問になってしまっていた。ここ数年夏の終わりの旅行の行き先はアメリカということになっていた。 　「巌の顔見に行く？」妻にそう尋ねると「うん行く」と即答。「巌の顔」を説明ぜずとも分かってくれる人は何人いるであろうか？徳島県の小学校時代の道徳読本の中に入っていた。小さい頃から岩山に彫られた顔を見て育った少年が，立派な大人になった時，その岩山を顧みるとそれは自分の顔であった。と言うようなお話。目標を持って人のために尽くすことをその岩山の顔に誓っていたのである。 　マウントラシュモアの大統領像を示唆したのであるが，さすが同県人の妻。すんなりと分かってくれた。マウントラシュモアはラピッドシティ近くにある。周辺の見所はデビルズタワーＮＭやバッドランドＮＰがある。3日もあれば廻ることができると踏んだ。まず，ラピッドシティへのアクセスを考える。この計画を立て始めた頃デンバーまでの航空運賃がデルタ航空で8万円台で出ていた。デンバーから飛行機の乗り継ぎで行こうか？それともレンタカーでゆっくり廻ろうか？と悩みに悩んでいた。いつも指導を仰ぐ後藤さんにもアドバイスを頂いた。 　そんな折，デンバー〜ラピッドシティ往復の航空運賃が2万円台のアレッジアント航空をトリップアドバイザーから見つけることになった。ラスベガスまではユナイテッドで8万円少々。ユナイテッドで乗り継いでラピッドシティに向かうと15万円余りの費用になる。二人で10万円の節約は大きい。運行がラスベガス木曜日発でラピッドシティが日曜日発となっている。ラスベガスでの乗り継ぎ時間は3時間を切っているものの，この飛行機でラピッドシティに向かうことに決めた。昨年までは日本〜ラスベガスも成田や羽田利用の方が安かったのであるが今回は関空発着が安かった。おまけにＨＩＳ直接よりトラベル子経由のＨＩＳ扱いが安く付いた。 　アメリカの旅行代理店KIWI･COMを通してアレッジアント便を手配してもらうことになるのであるが，パスポートの登録フォームも無いのに，パスポート登録費用10ユーロなるものを請求してきた。日本支店にメールで数回のやり取りを行い画像添付で処理を行ってもらい出費は抑えることができた。次の問題はチケットである。カウンターで発行してもらうと30ユーロ必要だとのこと。プリントアウトして持参すれば，ＯＫだそうだが，チェックインは出発24時間前からだそうで，プリントアウトできないかも知れない。この30ユーロであるが一人当たり往復なのか？1搭乗あたりなのか？それともトータル（二人分）なのか？明記されていないのが恐ろしい。 　そこで，今回はWifiルーターをレンタルしていくことに決めた。1回30ユーロ取られたら，二人で往復となると120ユーロ取られてしまう。ルーターを10日間レンタルしても1万円は越えない。ホテルの予約やグーグルマップも使ってみたかった。機内預けの荷物も様々な規定がある。10ユーロ20ユーロとふっかけてくる代理店である。（手数料は手配会社によってまちまちで，座席予約にも手数料を取るところがあった。）規定は守っておいた方が無難だと考えた。アレッジアントの対策を考えていると，ユナイテッドも心配になってきた。遅延で乗り継ぎができなかった場合の予防手段を考える。ラピッドシティでのレンタカーを現地払いにした。サウスダコダのホテルは事前予約しなかった。 　ラスベガスでのレンタカーも現地払いにして予約を19日からの分も入れておいた。レンタカーは現地払いにしておくとキャンセルしてもキャンセル料がかからないのだそうだ。しかし，現地払いは少し高い。レンタカー会社に問い合わせ済み。 　マウントラシュモア付近の観光は3日間と決め，後の4日は初夏に行けなかったヨセミテに行こう。まずヨセミテのホテルであるがヨセミテビレッジには取ることができなかった。南ゲートに近いワオナホテルを取ることができた。（泊まってみて分かったことだが，ヨセミテの銀座であるビレッジから30マイル以上も離れている。）フレズノとベイカーズフィールドにもホテルを取った。 　旅の準備を進めているとユナイテッドからの事前通告が飛び込んできた。サンフランシスコ空港工事のため航空便遅延の可能性があり，無料航空便変更できるという内容であった。ユナイテッドに電話で内容を確認。ＨＩＳにも様子を確認。出発を1日早めることにした。当日乗り継ぎにするとユナイテッド便の遅延によってラピッドシティ周辺の観光ができなくなってしまう可能性が高くなると判断したからだ。 　出発前まで台風の状況を見てラスベガスにホテルを予約。ラスベガス空港に近いルクソールを予約した。妻がブルーマンショーを見てみたいと言うことでもある。ショーはルクソールで行われている。最終日の宿泊ホテルもフラミンゴに取った。ビートルズラブのシルクドソレイユのショーを見るためである。ミラージュにはホテル壁面に大きなビートルズの看板が掲げられている。しかし，日本からの予約は入れなかった。チケットボックスで取ってみることにする。　 　昨年の台風による関空連絡橋へのタンカー衝突以来利用客が増えているという関空ベイシャトルのターミナルである。 　それ以前より気が向けば利用していた。３人利用なら、バスを使うよりお得になる。長期旅行においては駐車場料金が無料なので、良好日数が長くなれば長いほどお得になってくる。 旅程 9月18日(水）ラスベガス：ルクソール 　14：00神戸発ベイシャトル 　16：50関空発 　10：55サンフランシスコ着 　12：33サンフランシスコ発 　15：10ラスベガス着 9月19日（木）ラピッドシティ：デイズイン 　16：35ラスベガス発。 　19：50ラピッドシティ着 9月20日(金)ウオール：トラベロッジ 　デビルズタワー周辺（180Ｋｍ） 　ラピッドシティ 9月21日(土)カスターBlack hills mile hi custer 　ミニットマンミサイル国定公園 　バッドランズＮＰ周辺 9月22日（日）：ラスベガスBaymont inn suites 　クレージーホース 　マウントラシュモア 　カスター州立公園 　20：30ラピッドシティ発 　21：48ラスベガス着 9月23日(月)ヨセミテ：ワオナホテル 　デスバレー 　395号線パノラマロード　 　日の入り時刻18時45分頃 9月24日（火）フレズノ：デイズイン 　終日ヨセミテ 9月25日(水)ベーカーズフィールド：ホリディイン 　キングスキャニオンＮＰ 　セコイアＮＰ 9月26日(木)ラスベガス：フラミンゴ 　ビートルズラブ（ミラージュ）当日券ゲットにトライ 9月27日(金)機中泊 　07：18ラスベガス発 　08：57午前サンフランシスコ着 　11：05サンフランシスコ発 9月28日(土) 　14：00午後関空着 　16：15ベイシャトル 　神戸空港と関西国際空港を３０分で結ぶ双胴の高速船。定員は１２０名余り。徳島県人としては、この地に関空ができていれば、申し分なかったのではあるが・・・。ＨＩＳのクーポンまで発行されるようになっている。往復２００円お得になる。 9月18日（水） 　アレッジアントエアー日本時間8時35分チェックイン開始か？（48時間前からなら十分なのに）24時間前となるとラスベガスでのチェックインの作業となる。初日のラスベガスのホテルはルクソールに確保した。ショーのチケットは取っていない。飛行機の遅延が気になっていた。 　午前中徳島発15時前までに関空着するとなると �@自宅10時発・松茂11：30発〜関空14：00着のリムジンバスか �A自宅10時発・神戸港12：30発〜関空13：10着か神戸港14：00発〜関空14：40着 どちらにしようか出発前日まで迷っていた。ＨＩＳのベイシャトルクーポンをゲットし， 10時前に荷物を車に積み込み神戸空港に向かう。ベイシャトルを使うことにした。月見山を過ぎた辺りから渋滞に巻き込まれる。12:25に到着したものの12:30発のベイシャトルには乗ることができなかった。駐車場まで遠いのである。次の便まで1時間30分有る。1時間をイケヤで潰すことにした。 　14：00神戸港発15時前には空港に到着し，予約してあったWifiをレンタル。スムーズにレンタルすることができた。ユナイッテドカウンターでチェックイン。地上係員は全日空。ウエーブチェックインを行っていたが荷物預けと座席の変更を依頼しなければならない。エコノミープラスの席が余っている状況でシルバーステイタスの者は無料でアップデートできるのである。ウエーブからの変更ができなかった旨を伝えた。3列シートがそれぞれに確保できた模様？しかし, 最終状況を確認しないと分からない。乗ってみないと分からないところがある。 「ぼてじゅう」で遅い昼食を摂る。並ぶことなくプライオリティカードで対応してくれた。3回目の利用。メニューも大きく変わっている。お腹が一杯になる。出発1時間前。急いで手荷物検査場〜出国ゲートへと。スムーズに出国。妻の換金と日焼け止めの購入に向かう。ランコム指定でその在処に少し時間を食った。シャトルに乗ろうとした時，呼び出しを食らった。サンフランシスコにご出発されます○○様〜というやつ。シャトルを下りてからは地上係員がエスコートしてくれる。チップは要らないのかな？ 　16：50関空発UA034便はとても空いていた。座席はそのままで一人で3席使用することができた。エンタテイメントは昨年の方が良く，見たい映画も少なかったので3列ベンチシートを有効利用し，睡眠に多くの時間を割いた。

LasVegasへ