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    賢治の旅日記
再びLasVegas

9月26日(木)
 今日は,ラスベガスに向けて半日移動約300マイル。時間にして約4時間30分。10時発の予定にした。8時に朝食を摂りにダイニングへ向かう。ウインナやハムも用意されていた。出掛けに正装をしたグループと遭遇。妻は結婚式かな?と思い折り鶴のプレゼント。結婚式ではなかったそうだ。それでも喜んでいてくれたという。

ゆったりした部屋 朝食 ホリディイン

 ホリデイインの直ぐ側に高速の入り口がある。その手前にガソリンスタンドがある。$20分入れようかな?表示値段が高い。1ガロン$4台だった。貧乏性から$10入れることにした。これが又新たな出費に繋がるのである。「NO5,$10」今までは,これで分かってくれていたのに,ここでは通じなかった。「$10 on5」すかさず若いお客が合いの手(救いの手)を入れてくれた。順番が替われば意味はどう変化するのだろう?今まではどうして通じていたのだろう?これからは「I woud like to have $10 on pump NO5」と言うことにしよう。それでも,さりげない親切に心を温かくさせてもらった。出掛けに見かけたので日本語で「有り難う!」の言葉をかける。手を挙げてくれていた。時間は10時15分である。(レシートより)

 風力発電プロペラ群が面白い。  15号線と40号線の立体交差  先頭車輌4輌(機関車)を連結させた列車。

 高速に乗って暫く走ると長い長い登りに入る。昨日下ったシラエネバダ山脈を今度は登ることに気が付いた。片側3車線の登りが続く。大きなマンモンストラックでもスピードが出ない。日本と同じ現象がここでも起こっている。長い長い坂道を登り切ると平坦な荒野が現れる。58号線から15号線への乗り換えの周辺でGPSが狂い始めた。高速を降りろの指示が出る。これには従わず道路標識に従って車を走らせると間違いは無かった。ラスベガスまで100マイルを切った辺りで燃料の警告灯が点いた。このまま160Kmは走れない。ベーカーズで$10分給油。1ガロン$5台の表示。ベーカーズフィールドで$20分入れておけば良かった。時間は13時5分である。

 ラスベガスまでまだ200Kmばかりあるぞ!  昼食を摂りながらラスベガスへ。バナナとリッツ。 片側3車線の道が続く。

 ここまで交通集中による渋滞には何度か遭遇した。この辺りからトラック専用レーンが設けられ3車線道路が続く。真っ直ぐな道路が延々と続くのである。40年前走った道ではあるが,こんなにも建造物があっただろうか?今でもラスベガスは忽然と砂漠の中に現れたことが記憶の片隅に残っている。真っ直ぐすぎる道中ではあったが,眠くなることもなく,妻に運転を代わってもらうことなく,いつの間にかラスベガス市内の高速道路へと車は吸い込まれていた。見覚えのある景色に旅の終わりを感じてしまう。ラピッドシティへの4日間で一つの旅を終えたくらいに感じていたのに,ラスベガスからヨセミテへの旅まで付け加えてしまった。

 懐かしい思いのするラスベガス。
 3年連続でラスベガスに足を運んでいるものの、じっくりラスベガスを探索したことがない。国立公園巡りのゲートシティとして利用している。
 ただ,ナイトショーの鑑賞を愉しんでいるにしか過ぎない。

ラスベガス午後帰着フラミンゴ15:00チェックイン。
 ナビはグーグルに切り替えてある。駐車場入り口までは誘導してくれた。さて,駐車場である。複数の施設の駐車場となっているらしく,指定の看板が設置してある。フラミンゴの看板を見つけるのに一苦労。ラスベガスの駐車場では,いつも何かある。帰り支度もしなければならないので,荷物を全部ホテルに運び入れることにした。ここからレセプションまでが,また長い。列の後ろで待っていると別室のプレミアムレセプションへ案内してくれた。どんな違いがあるのか定かでは無い。それでも,受付で色々と言葉を交わすことができた。たいていのホテルは,これよりカジノを通ってエレベータールームに向かうのであるがフラミンゴは,それが無かった。部屋も高層階にとってくれ,見晴らしも良かった。ハイローラーも間近に見ることができる。部屋は今回の旅行で一番良かっただろうか?9905円也(¥5519+$39.68リゾート税)

フラミンゴ壁面 ハイローラーが見える。 落ち着いた室内。

 身支度もほどほどに,今宵のショーの物色に街に繰り出した。チケットボックスでディスカウントされたチケットを狙ったのではあるが,ディスカウントチケットと呼べるに相応しい物ではなかった。狙いのビートルズラブはガイドブックに$86.11〜186.20で紹介されている。実際2人で$219.7で,謳い文句の半額には,なっていない。半額ならこれだけ出せば一番高い席で見られたはずである。ショーの行われるホテルで泊まり,ホテルで配られるクーポンを利用した方がリーズナブルかも知れない。チケットを買いに外に出なくて済む。:(ガイドブックにはブルーマンのショーが$69.09〜135.23で紹介されている。支払ったのは2人で$131.14だった。)

変顔の姉ちゃん ミラージュ壁面 ビートルズLOVE

 それでも,チケット売り場のお姉さんが,可愛かったのでチケットの購入とあいなった。売り場が,閑散としていたので,ついでにお勧めのレストランを聞いて見ることにした。売り場の黒人の彼女が面白かった。いろんな食材を食べる雰囲気までをも醸し出してくれ説明してくれる。正にアメリカン!こちらの好みを聞いて色々チョイスしてくれた。本当に有り難う。アメリカンテイストを味わうことができた。
 このチケットボックスの横の階段を上がればベラージオがある。過去2年間植物園のハロウインの飾り付けを見てきたので今年はどうなっているのかも気に掛かかる。色合いは3年間全く一緒。モチーフが変化しているが,使えるモノは使おうというスタンスが伺える。今年はマハラジャかな?刷新はしていない。今年はやけに中国人が多い。自分たちはオブジェと一緒に写真を撮り続け,他人のことは考えようともしないのに,写真を撮っている私が邪魔だと,「どけ」との声が飛んでくる。自分の国(モノ)だと勘違いしているのだろうか?For othersの精神が必要だ。孔子や孟子の教えには無かったのだろうか?

 ベラージオの植物園.。ど派手な色遣い。
Conservatry&BotanicalGardens
ここを尋ねるのも毎年の恒例?となった。面白い場所である。

 夕食を摂る時間がない。ミラージュへ向かう。シーザースパレスに差し掛かった頃,突然妻が体調不良を訴える。ミラージュはその隣にある。しわしわ(ゆっくり)歩を進める。ミラージュのスタバでしばしの休憩。妻は少し気力を取り戻せたらしい。ショーは見るという。

ビートルズLOVE ビートルズLOVE トレジャーアイランドホテル噴火ショー

 ショーの様子といえば,ビートルズのBGMをバックに繰り広げられるシルクドソレイユのアクロバット。テーマは「LOVE」悲劇の象徴である戦争から平和を取り戻した世界の愛が全面に打ち出される。ストーリーの流れの中のアクロバットなので,いとも簡単にやってのけるが,一つ一つをクローズアップすると,とてもスペクタクルな演技である。シルクソレイユは「O」「KA」「ミスティ」に続いて4公演目となる。どのショーも比べることのできない独自性がある。
 ショー終了後ギフトショップで記念になる物を探す。今日の楽曲をコピーしたCDを見つけることができた。LPのジャケットは大きく豪華なのであるが,プレーヤーがない。今回はCDで・・・我慢した。
 その後,向かいのフラミンゴの部屋まで送り届け,子どもたちへのお土産と今宵の食事を物色に一人街にくりだした。ABCストアとCVSに立ち寄る。ABCでは子どもたちへのお土産(チップのクッションとデカカップ)とCVSでは,今宵のフードを買い込み,ホテルへと帰る。明日は4時30分起き。5時にはホテルを出たい。

旅の終わりに