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ナポリ・帰路 |
賢治の旅日記
2018年 シチリア島・南イタリア 2月14日〜2月23日 |
旅の予定
2月14日(水)第1日(機内・昼:機内・夕)
07:15徳島発NH280便
08:30羽田着
12:40羽田発(ルフトハンザLH715)
16:45ミュンヘン着
21:20ミュンヘン発LH1930(ターミナル2)
22:55ナポリ着
24:30ホテル着:ナポリ泊ラマダナポリ
2月15日(木)第2日 (ホテル・魚料理・ピザ)
09:30 ポンペイ遺跡観光:
13:00昼食
15:45ナポリ歴史地区観光(サンタキアラ教会)
18:00夕食(カプリチョーザピザ)
19:00港へ
20:00 ポンペイ発:船中泊
2月16日(金)第3日 ※昼食・夕食無し船内朝食のみ
06:30 パレルモ着(シチリア島)
07:30 モンレアーレ観光(ドーモ入場観光回廊付き中庭)。
09:30 パレルモ観光
(マッシモ劇場・ノルマン王宮・カテドラル・クアトロカンティ)
11:00アストリアパレスホテルに
※ 午後自由行動
2月17日(土)第4日(ホテル・ビーフ巻き・ホテル)
08:00ホテル発
10:30ピアッツァ・アルメリーナ観光(カサーレの別荘入場観光・大聖堂)
12:00昼食
14:00カルタジローネ観光(スカーラ)
15:00タオルミーナへ。
17:30タオルミーナ泊2連泊:ヴィラエスペリアホテル
2月18日(日)第5日 ※夕食無しホテル・レストラン
08:00シラクーサ観光(ネアポリス考古学公園・ドーモ・アレトゥーザの泉)
12:00昼食
15:00タオルミーナ観光(ギリシャ劇場入場観光・旧市街)自由行動
19:30タオルミーナ泊2連泊:ヴィラエスペリアホテル
2月19日(月)第6日(ホテル・レストラン・レストラン)
08:30
10:00メッシーナ発(シチリア島)
10:20ヴィラサンジョバンニ着(イタリア本土)
13:00昼食
18:00アルベロベッロ着
18:45夕食
20:00アルベロベッロ泊アストリアホテル
2月20日(火)第7日(ホテル・オレキエッテ・ピザ)
08:15アルベロベッロ観光(トゥルッリ)
11:00マテーラ観光(サッシ)
12:30昼食(オレキエッテ)
18:00夕食(マルゲリータ)
19:30ナポリ泊(2連泊):ホリデイイン
2月21日(水)第8日 ※昼食無し(ホテル・レストラン)
08:00ナポリ歴史地区観光:サンテルモ城
12:30アマルフィ海岸散策
17:15ホテル着ナポリ泊ホリデイイン
2月22日(木)第9日(ホテル・機内・機内)
11:00 ホテル発
14:00 ナポリ発(LH0335)
16:00フランクフルト着
17:50フランクフルト発(LH0716)
2月23日(金)第10日(機内)
13:05羽田着
16:40羽田発NH285
18:00徳島着
旅のプロローグ(序章)
9月のアメリカグランドサークルの訪問後10月に入って胆嚢摘出手術を受けた。8月に大腿骨頸骨骨折で手術とその後の入院リハビリを行った妻に相部屋を勧めたいきさつから5日間余りの入院だったら辛抱できると高をくくっていた私であるが,その相方が凄かった。人工透析のための手術を受けるようである。人工透析は叔父が病院で受けていたことを思い出す。今は家庭用の人工透析装置が開発されているようである。その業者の方々も出入りしている。二日後には相部屋共有スペースのカーテン外に大きなスーツケース大の機械が横たわっていた。点滴をひきずってトイレに行くのも不便を感じた。お隣にはとても失礼な表現となってしまうが,開発段階のモニターのような会話が展開されていることが感じられる。そのような立場なら,その業者も個室をあてがうべきものなのではなかろうか?
術前入院で部屋に入ったときには隣人も居らず,超ラッキーと思っていたのではあるが昼過ぎにはこの相方が隣にやってきてしまった。昼食後すぐ眠りに就いたようで大きな鼾声が炸裂し始めた。よく眠るし鼾も伴う。おまけに無呼吸症候群。呼吸が度々止まっている。彼の母親が息子は鼾がひどいので二階で寝ている息子の鼾で一階の母親の目が覚めるという。昼間あれだけ眠っていれば夜は眠れないのでは?という淡い期待感が脳裏を過ぎる。夕食後も直ぐ眠りに就いていた。必ず鼾が伴う。目が覚めたときにはスマホをいじっている。就寝時間になっても状況に変化は起こらない。10時過ぎ娘に耳栓を買ってきてもらおうと電話をする。下のローソンで手に入るのでは?と。ご推察の通りシリコンのオレンジ色の耳栓が二組箱に収まっているものを発見することができた。入眠剤一錠とこの耳栓でも快適な眠りに就くことは不可能であった。彼も明日は手術,状況に変化が現れるのではないかと淡い期待を持つ。
彼の手術の後が私の番のようだ。前日の寝不足から?か背中の麻酔で意識を失っていた。目を覚ますとICU。部屋に運ばれ点滴等のコードで雁字搦め,トイレにも行けない。当然食事もない。それにしても状況に変化は見られなかった。昨日耳栓を買っておいて良かったものだ。睡眠不足二日目。午前中に尿の管を外してくれた。昼からは食事が出る。全がゆ食だったのに普通食が回って来た。歩行訓練があるとも聞いていたが,誰もやってこない。お隣の昼の鼾から逃れるために点滴を引きずって角のコーナーへ。個室への要望も行ったが看護師長様に見事に却下されてしまった。なんならここに暫く居てみる?睡眠不足三日目を覚悟しなければならない。点滴も外れ屋上の屋外スペースに平安を求めた。胆嚢の壁には何も隠れてはいなかったようである。睡眠不足第四日目に突入。主治医のいつ退院する?早ければ早いほど!このままでは他の病気になってしまう!4泊5日の短い入院生活ではあった。1週間で仕事にも復帰。その後1ヶ月後の検査にも引っかからず,次の旅行を考えるようになっていた。霜月に入っている。
目に入ったのは南イタリアとシチリア。アルベロベッロは小学校の国語の教科書にも出てくる。3月までの出発なら20万円を切っている。2月に少しでも温かい南イタリアを訪れられれば幸せかな?という思いから目的地が決まった。旅行会社も当たり外れはあり添乗員によっても旅行の善し悪しも左右される。パッケージなら阪急,個人旅行ならHISやファイブスターで旅行しているケースが多くなってきた。
今回はパック旅行。関空発・羽田発・成田発いろいろなコースがありそれぞれ微妙にルートが異なっている。羽田発にすると徳島からのアクセスが便利である。地理的には関空が最短に位置するのではあるが,関空発にすると徳島駅を1番のバス(4時45分)で出発しなければならない。関空までも3時間の旅程である。徳島駅周辺には安い駐車場がないので松茂のとくとくターミナルの駐車場利用となる。駐車料金+7000円(関空往復割引バス料金)。徳島〜羽田間は旅行会社に頼むと一人20000円のアップとなる。二人で40000円。関空利用が安上がりではある。しかし,幸いにも長年貯め込んだユナイテッドのマイレージなるものが存在する。徳島〜羽田一人往復1万マイル・二人で2万マイルである。駐車料金200円×日数を支払うことにして羽田発ルフトハンザ航空利用のツアーに決定することにした。(このツアーではマイルも一人6500マイルほど返って来た。)
海外旅行保険に付いても旅行会社お勧め保険には加入していない。楽天のゴールドカードで対応しようとしている。その効力に預かったことはないが三井安田の保険システムに期待したい。国民健康保険の海外フォームも常に携帯している。プライオリティカードも付いてくる。手荷物も空港往復分付いてくる。今回は私のカードで羽田まで2個送った。ユナイテッドのマイルで徳島〜羽田のチケットも確保。
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