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賢治の旅日記
2月19日(月)第6日 タオルミーナ〜アルベロベッロ
長距離移動日となる。
出立前ホテルの外に出て周りを散策。スクールバスを待つ少年とも遭遇。N子さんが散策途上であった。猫たちも出立を見送ってくれるかのようである。夏はリゾート地となるという。その風景には納得させられるものがある。
タオルミーナ(マッツァーロ海岸)
出発まで少し時間がある。数分間でホテル周辺を散策することにした。夏はリゾート地としてバカンスで賑わうとのこと。どんなロケーションなのかも気になる。「グランブルー」のロケ地ともなった場所でもある。山がそのまま海に落ち込んだようなリアス式海岸の様相を呈する。突然猫が現れた。
ヴィラ エスペリア
朝食ボリュームがありそう
アルプスの少女ハイジ?
マッツァーロの猫
ホテル前からスクールバス
メッシーナの土産売り
08:30 ホテル発。
メッシーナ港発10:00。国道フェリーのようなもので船が車で一杯になったら出港するシステム。乗船前シチリアがプリントされたタペストリー風の土産を売る老人がバスとコンタクト。なぜか添乗員が受け渡し役に。先陣を切ったのがM子さん。桜の役を演じきり商品は飛ぶように売れる。妻までが2枚をゲットしていた。2枚で3ユーロ。シチリアをモチーフに十分お土産にはなる。バスに乗ったまま乗船。船内はイタリア本土に渡る乗客でごった返している。この海峡に橋が架かるのはいつになるのであろうか?
シシリーから海を渡りイタリア本土へ。そしてアルベロベッロ!
「ようこさんのお店」の屋上からアルベロベッロの街並み:トゥルッリの甍が立ち並んでいる。お祭りのアトラクションのようでもある?
口八丁手八丁の商法に買い物心がくすぐられる。
10:20ヴィラサンジョバンニ港着。昼食までに1回のトイレ休憩。ひたすら田園風景の中を走る。
メッシーナ港のフェリー
3日間滞在したシシリー。
アランチーノ達が・・・。
13:00 「ロイヤルホテル」でサラダ・牛肉煮込みナス添え・デザートの昼食。
昼食後も2回のトイレ休憩。2回目は運転手のオーバーワークかららしい。「アルベロベッロ」には交通事故のため「マテーラ」から回り込んだらしい。ガソリンスタンドでもトイレ休憩。
18:00 到着予定がだいぶ遅れた。
「アルベロベッロ」泊アストリアホテル:このホテルが安普請。ウオーターラーニングの音。椅子を引きずる音。おまけに話し声まで聞こえてくる。ユニークだったのはルームキーの飾りである。トゥルッリを模している。
今宵の夕食はレストラン「L Aratra」野菜スープ・もろチキンの足には閉口・デザートの後「ようこ」さんのお店へ。「トゥルッリ」の内部も見学させてもらえる。といってもお店になっている。「世界の日本人妻」でもリサーチされていた。商売上手な一家のようで,その息子もよく働いていた。自宅兼店舗の屋上からの夜景の「アルベロベッロ」も鑑賞させてもらうことができた。
ようこさんのお店で
アルベロベッロのミニチュア
ルームキーなくすと・・・!
ホテルまでの帰り道ロストウエイ。数人の現地人に道を尋ねる。「センツリブリッド」の懐かしいイタリア語を聞いた。23歳でのイタリア訪問。ポンペイからローマに至るまで道を尋ねると決まってこの「センツリブリッド」が発せられた。ローマに入ってからもお巡りからもホテルを尋ねるやこの言葉が発せられた。目的地には行き着けるにはいけるのではあるが・・・。あるご婦人は車で2度目もホテルの所在をイタリア語で教えてくれた。どこかの店では車で送ろうかとも言われた。人情の厚い人々なのだろう。イタリア南部は治安が悪いと言われているものの,それは貧困がもたらすもので,本来は共存の助け合いの精神が宿っている地方なのかも知れない。次の日「アルベロベッロトゥルッリ」の観光の際,「おもてなし」を受けることになる。
(☆円錐形の屋根と白い壁が特徴のトゥルッリ。ブロック状の石灰岩をモルタル無しの空積み工法で組み,周囲を漆喰で塗り込めた,その起源は未だに明らかにされておらず西ヨーロッパにおける有史以前の建築技法だとも言われている。ブーリア州のまぶしい太陽と青い空の下,丘の上に広がる白い街並みは一種幻想的だ。世界遺産一口メモ)
アルベロベッロ〜マテーラ