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 今回初めて判明したことがある。思い込みからの脱却とでも言おうか?今回羽田発着のツアーをリクエストしたわけで当然ツアーの始まりは羽田からだと思っていた。今回の航空会社はルフトハンザ。ルフトハンザはユナイテッドと同じスターアライアンス,ANAも同じグループである。徳島から羽田・ミュンヘン経由ナポリまでのチェックインが徳島で行えたのである。これなら荷物を送る必要もなかったと悟らされる。羽田の国内線から国際線への移動の面倒くささから事前に送っていたのではあるが,荷物のピックアップがなければ送る必要もなかった。
 今後ツアーへの接続関係も詳しく調べてみたい。一番の懸念は天候不良等による交通機関麻痺でツアーの出発地に時間までに到着できないケースである。かつての旅行では利用航空券のEチケットがA4用紙に印刷されたものをプリントアウトすることができた。最初の搭乗がキャンセルになれば全てのツアーがキャンセルになると言うような説明を聞いたことがある。乗り継ぎで利用旅行会社を通していない場合は当然適応されないと解釈しているのだが・・・。

 この場所は何回となく訪れているのであるが富士山が確認できたのは初めてである。徳島発便もA席側だったので富士山の撮影は控えていた。今回も私達の旅立ちを見送ってくれた。

 2月14日(水)第1日(夕・朝:機内食は2食分出る)
 5時起床。5時30分自宅出発。途中のローソンでおにぎりゲット。6時30分には徳島阿波踊り空港に到着。妻を空港に降ろし,少し離れた1日200円の後払い式パーキングに車を駐める。二月半ばとはいえ駐車中の車は霜を被り真っ白。早足で空港に向かう。大きな荷物は羽田に先送りしてしまっている。機内に持ち込める手荷物だけを持ってのチェックインである。
 ユナイテッドから送られたEチケットを見せると羽田から後の搭乗に付いても尋ねられた。乗り継ぎのミュンヘンの名を告げるとパスポートの提示を求められた。言われるがままにパスポートを渡す。と,ナポリまでの搭乗ですね?と聞き返してきた。うなずくと,こちらでナポリまでの搭乗手続きができます。と搭乗手続きを進めてくれた。少し手間どった様子ではあったが,搭乗15分前に徳島〜羽田・羽田〜ミュンヘン・ミュンヘン〜ナポリの搭乗券3枚を発券してもらえた。バレンタインデーでもありチョコレートもプレゼントされた。
 機内のクルーからもこれからナポリですか?いいですね!などと二回も声を掛けられる。一昨年ドイツ旅行の時もそうだった。搭乗者の情報がキャビンアテンダントにも伝えられているのである。
 07:15徳島発NH280便定刻出発。右側の席だったのでいつもの富士山の撮影は断念。
 08:30羽田着。国際線ANA専用バスのチケットも渡されていたが地上職員よりシャトルバスの利用を強く勧められた。機内預け荷物もなかったので言われるがままにシャトルバスにて国際線に向かった。
 09:00過ぎ阪急のカウンターが開いているはずもなくその所在だけを確かめた。2年前のスイス旅行の時と変わっていない。時間を潰すためにビルを左側から大きく回り込むように歩いた。日本橋のデッキに出ると富士山が見送っていてくれた。ここから見る富士山は初めて。スカイデッキの室内側で飛行機の離発着をしばし眺める。着陸の瞬間のタイヤからの白煙を夫婦で楽しんだ。

羽田国際線「百膳」の海鮮丼。私は鉄火丼を注文。 シートアレンジが3×3×3だったのでA−350−900 ミュンヘンの中国語表記が面白くて。

 10:00前,お腹もすき始めたので以前に食べたことのある「百膳」へ。海鮮丼と鉄火丼ビールをオーダー。
 10:30阪急のカウンターに向かう。添乗員の山方さんがスタンバイしている。話を伺おうとしたが荷物を先に取ってこいとのこと。先に送った荷物を並びのABCのカウンターに取り向かうと引換証云々のゴタゴタ〜それでも荷物を受け取ることができ再び阪急のカウンターへ。手続き待ちのグループが2組程見受けられる。これがいやで空いてる内にやって頂きたかった。ルフトハンザのチェックインカウンターでは荷物の預け直しの手続きをしなければならなかった。その前に荷物の詰め直しを行う。
 徳島で全ての手続きができるなんて思ってもいなかったので。同じグループですから。荷物は国内線より提げて来たのですか?手荷物で送っていました。そこから転がしてきました。ルフトハンザカウンターでの会話である。
 出国手続きにも時間もとられず更新したばかりのパスポートを夫婦で見せ合いながら最初の7ページには出国スタンプを押さなかったね,などと話した。
 外貨の両替を1万円分だけ行った。(妻は2万円分だそうだ)以前の持ち合わせも少しある。少し高めのビールを片手に搭乗口に向かった。
 12:45羽田発(ルフトハンザLH715)ミュンヘンにまず向かう。ミュンヘンの中国語表記が「慕尼黒」と出ており一人おもしろがっていた。席は3×3×3右側の窓から2席があてがわれた。トイレに立つ時に声を掛けなければならない。徳島で通路側をリクエストしておけば良かった。旅行会社からは事前に航空券番号を教えてもらえなかったため,事前にパソコンでチェックインの手続きを取ることができなかった。「個人情報ですから」?私の個人情報であるのに?意味不明。いつも旅行会社からは明確な返答は頂けない。
 アイルサイドに陣取った女性は旅慣れている様子で座席に見慣れぬシートを被せている。すかさず妻が「トイレでご迷惑をお掛けします」と必要の要のコンタクトを!

 尾翼に付いたカメラからの眺望。 機内食昼食:鶏肉のピカタ 機内食昼食:豚のショウガ焼き丼

 この飛行機にはアウトサイドカメラが3台付いていた。前方向き・下方向き・垂直尾翼につけられた前方向き。このアングルがとても面白かった。飛行機はシベリアからロシアへ。眼下は白銀の世界が無限に続く。今回は二回の機内食の間におにぎりORケーキの中間食?が存在した。機内映画は少し古いものばかりで最新作は見あたらなかった。仕事で関わった中学生お勧めの「君の膵臓を食べたい」等を見る。あまり睡眠を取らないままミュンヘンへ。
 16:45ミュンヘン着。ここ2年で4回目の利用となる。しかし,少しアプローチが変わればミュンヘン空港が把握できなくなってしまっていた。4時間の待機時間に過去2度も訪れた「エアーブロイ」で時間を潰したかったのではあるが,その存在さえも見当が付かなくなっていた。連絡シャトルの存在も初めて知った。ひたすらウエイティングのロビーで足を伸ばして休息するのが精一杯であった。それでも搭乗前には今夜の寝酒のワインをゲットしていた。

 見渡す限り氷の世界である。 機内食夕食:牛肉のすき焼き 機内食夕食:クリーミーアルフレドソースのペンネ

 21:20ミュンヘン発LH1930(ターミナル2)サンドイッチの機内食がある。チキンかチーズかの選択である。ドリンクはアルコールもフリー。ドイツビールをリクエスト。
 22:55ナポリ着。妻はチリ,サンチャゴの夜景を思い出したという。ナトリウム燈の街灯の多いせいだと思われる。

ホテルラマダ  レセプションにてしばしの休息 部屋はこじんまりとしていたが使い勝手は良かった。

 23:30前にホテル着。今宵はナポリ泊「ラマダナポリ」である。バスタブ有り。部屋に入り日本から持参したカップヌードルを平らげ眠りに就いた。

ポンペイ