賢治く〜ん遊ぼ〜 本文へジャンプ
HOME

旅のプロローグ

ナポリへ

ポンペイ

パレルモ

アグリジェント

ピアッツアアルメリーナ
カルタジローネ


シラクーサ
タオルミーナ


アルベロベッロへ

アルベロベッロ
マテーラ


アマルフィ

ナポリ・帰路
                               賢治の旅日記
2月18日(日)第5日 タオルミーナ〜シラクーサ〜タオルミーナ
 妻が部屋に引き上げ,朝食を終えようとする頃,昨夜の徳島のおばさんと再会。しばしの世間話に花が咲く。

ネアポリス考古学公園

古代ローマ円形闘技場

 ギリシャ劇場はアングルが悪く下方からの撮影となってしまった。上からの方がその大きさを把握しやすいとは思われるが,ガイドは引き返してしまった。
 両者とも賢く地形を利用しているように感じられる。

 08:00 シラクーサ観光に出発。最初に訪れたのは「ネアポリス考古学公園」ここにもギリシャ劇場がある。嘗て石を切り出した「ディオニュシオスの耳」では「サンタルチア」を大合唱。音響がとても良いことを体感。

ディオニュシオスの耳 ギリシア劇場:紀元前3世紀着工15000人収容。 ガイドのおっちゃんと

派手なボートが マドンナ・デッレ・ラクリメ オルティージャ島

 シラクーサの街まで波止場をゆっくり散歩。「アレトゥーザの泉」にはパピルスが生えている。ガイドはパピルスを紙だと表現したがパピルスは紙ではない。そのことを説明しようとしたら妻に止められた。パピルスはいわば「ござ」のような存在である。繊維が絡み合った組織の集合体ではない。お土産にパピルスを使ったものが売られていた。エジプトが蘇った。「ドーモ」は外からの見学だけでフィールドワークの学生達に課題の一部を協力させられていた。

アレトーザの泉のパピルス ドゥオモ中には入らず。 ボーイスカウトの課題?

 シラクーサは,かつてシチリア島を支配していた歴史ある町。美しい海,歴史ある建造物を満喫できる。昼食までの20分余りを自由行動にあてがわれる。スーパーでお土産を物色。バッチのチョコと水とワインを調達。秋田犬二匹とも遭遇。

秋田犬!アポロ神殿前で。 昼食のレストラン T大の医学生達

 12:00 昼食は「TRATTORIA DEL BUONGUSTAIO」スパゲティ・魚のフライ・ムースであった。イタリアンビールも。
 13:00 タオルミーナへ引き返す。ここでも途中で小型のバスに乗り換える。大型のバスは入れないようだ。「メッシーナ門」でガイドを待つがなかなか現れない。

タオルミーナのギリシャ劇場

 もう少し天気が良くエトナ山が見えたら最高だったろうな?素晴らしいロケーションでのんびり過ごしたい気持ちにさせられる。最高の野外劇場である。こんな物を2000年以上前に作ってしまうとは。

 旧市街を街の中程まで進み,タクシー溜まりの広場を左に折れると「ギリシャ劇場」である。現在もいろいろな催しに使われている。サミットもこの地で開催されたそうだ。「ギリシャ劇場」は圧巻であった。円形劇場内に腰を下ろすと,そのロケーションからかいつまで居ても良いような気持ちに落とし込まれる。これで「エトナ山」が見えていたら最高だろう。
 「グランブルーのイソラベッラ」の撮影現場も眼下に見ることができる。「メッシーナ門」から「カターニャ門」までブラブラ散歩という形で観光が続く。「カターニャ門」で解散。自由行動があてがわれる。この日の夕食はなく,ここか,ホテルのレストランでとの案内がある。但し,ホテルのレストランは8時30分からだそうだ。集合は「メッシーナ門」である。

イソラベッラを挟んで 遠くゴッドファーザーの舞台 エトナは見えず。

 「カターニャ門」近くにワインショップを発見。ご老人一人で営んでいる様子。シチリア産のワインを物色。安いものから順に4本買うことにした。妻も何か買っている。当初はここで何か食べてロープウエイでホテルまで帰ろうと計画を立てていたがロープウエイが止まっているという。誰一人として留まる者はいなかった。 
 カップヌードルが2食分残っている。何か付け合わせを買って帰らなければ・・・。アグリジェントのスーパーで買ったリンゴやオレンジも残っている。ウィンドショッピングを十分楽しんだが,それでも時間が余っている。集合場所近くのカフェに立ち寄りコーヒーを飲みながら子どもたちに途中で購入した絵はがきを書くことにした。同じような旅行者も隣に座っている。

4月9日広場 ここにはオードリーが 山上の街カステルモーラ

 ホテルに帰りカップヌードル・りんご・オレンジ等の夕食とワインの梱包に取りかかる。百均でバブルラップとクッション材を購入持参していた。添乗員曰くワインボトルは頑丈なので衣類等でぐるぐる巻きにしておけば大丈夫だとのこと。バブルラップの利用はケアンズの巨大な酒屋「ファーストワン」で教えてもらった。それ以来活用・重宝している。 和食テイストのスープパスタ(ヌードル)も味覚の変化があり,いつもより美味しく感じた。リンゴやオレンジの味も日本の物とひと味違って面白い。スーツケースが重くなってきた。カップヌードルは軽くて1食を満たすカロリーに溢れている。食事が無いツアーや個人旅行にはいつも持参している。カロリーメイトであることもある。フロントでお湯をもらうと熱くなく麺がふやけると言う苦情を良く耳にする。最近は小さなポットが主流のようであるが私達は「リトルボコボコ」なる器具を活用している。セラミック電熱器具の一種で海外でもお湯を沸かすことができる。しかし,容器は付いていない。持参したヌードルの容器も活用できる。

アルベロベッロへ