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9月2日 バルディーズ(リチャードソンハイウエイ)〜ヒーリー(デナリハイウエイ)

 デナリまでの移動日。500km余りを走ることになる。バルディーズ出発前ガソリンスタンドで洗剤だと思い込んでいる「ブリーチ」購入。一昨日走ったリチャードソンハイウェイを一路デナリに向かう。タイガやツンドラの大地。針葉樹に囲まれた湖水。大自然の織りなす風景はどこ一つと同じ物はなく目や心を楽しませてくれる。

ウイローレイクのパーキングから

 逆さ富士ではない。山の名前は定かでは無いがマウント:ランゲル?(4317m)だろうか。


 レストランの隅に  アラスカパイプライン  グルカナリバーに沿った湿地帯が続く

 パノラマ撮影を試みる  パクソン レイク  いざ,デナリハイウエイ

 対向車がパッシング!何事?と思いきや、少し走ると大きなムースを側道に確認することができた。当たり前にいるのである。驚きというより自然の当たり前の姿という感覚でその場にいる自分に気付く。しかし、傍らの妻に早く写真撮りと催促している自分にも気付く。左ハンドルの便利なところを遺憾なく発揮する?!

今度は生きたヘラジカだ♀

 先行車が停車していたにもかかわらず、車で並走してしまい,このムースは森の中へ消えてしまった。先行車の皆様ご免なさい。

 リチャードソンからデナリに入る。4号から8号へ。数十キロ走ると舗装が切れてしまう。妻のおしりは本当に大丈夫だろうか?早速休憩所。トイレを済ませ景色を味わう。道路をカリブーの親子が横切る。慌ててカメラを用意する。女の子が自転車で走っている。どこまで行くのだろう?そんな思いも感じながら。

 これを見て不思議に感じる人は凄い!素晴らしい!  デナリハイウエイに入ると直ぐにパーキングがあり,トイレもある。景色も抜群。  カリーブーの親子が道路を歩いている。慌てて望遠に切り替えるが・・・。

 舗装路最終のドライブイン  道路の整備  大きな川も流れている。

 「タングル リバー イン」でガソリンを補充。昔ながらの手回しでカウンターをゼロにする。給油量も報告しなければならないと当然思っているとすでにチェック済み。クレジットカードまで使用可能なのには驚き。流石アメリカを感じる。レストランもある。トイレを借り未舗装のハイウエイへ突入する。ここからは200kmあまりトイレらしいトイレは見つけることが難しい。この話から離れることにする。
 未舗装のデナリハイウェイに入る。妻のケツのことがあるので20〜30マイルくらいのスピードしか出せない。未舗装とはいえ至る所で道路工事をやっているようで大きな穴はめったに無い。整備されたダートコースで最高速度も50マイルという設定もあった。ハンドルは取られる。お尻は振るという状態ではある。200Km余りの道のりを6時間以上かけて妻はケツの痛みと闘いながら乗り切った。4号線をフェアバンクスまで行きそれから南下というコースの選択枝もあったが・・・。

錦織りなす大自然の偉大さ




一面の黄葉 ワインディングロード 赤く色付く植物も

 ただ景色だけは死ぬほど美しかった。どの場面を切り取っても絵になるような光景の中のドライブである。決して単調さは感じない。眠くならない。なれない。刻一刻変化する景色を見落としたくなくなる。カントウエルに近づいた頃正面に高い山を認めることができた。位置的に考えるとデナリかも知れない。

至る所にキャンピングカーが     氷河も見える      遠くにデナリ?

 デナリハイウェイ走破。の後はハンドルを右にパークスハイウェイに入る。綺麗な舗装道路が続く。45キロ北上するとデナリナショナルパークへの入り口に到達する。入り口周辺は道路工事中で時間制限が数カ所あった。
 デナリのバスツアーのバウチャーを明日・明後日と2日分ネットから予約してあった。ウィルダネス・アクセス・センターに立ち寄りチケットに交換した。明日直接訪れるよりスムーズな行動が取れると考えたからである。すんなり2日分の発券を行ってくれた。バス乗り場も分かったし駐車場の様子も良く分かった。何事にも事前研究は大切である。時間にゆとりがあれば事前訪問ができる。当日の時間のゆとりともなる。

 今日のホテルは公園の入り口から少し北に離れたヒーリーにある。レンタカーなので問題ないと考えた。20分くらい走ると大きな「デナリパークホテル」の看板が目についた。地球の歩き方などにはアラスカ鉄道の客車を利用したレセプションしか写真紹介されておらず、一見どんなところかな?と思われた人も少なくないだろう。しかし、部屋はまずまずの広さでインテリアも可愛かった。バスタブ・コーヒーメーカー有り。電子レンジ・冷蔵庫有り。
 ケツの痛い妻をその場に留め,周りの散策に出掛ける。近くにレストランがある。ヒーリー方面に坂を下るとガソリンスタンドが右側にあり,コンビニも併設されている。サンドイッチとヨーグルト・ジュースを買ったろうか。ここはフリーのワイファイも入る。小学校もあり街は街なのだろう?

 目立つホテルの看板  部屋の大きさも適当でインテリアも可愛かった。  洗面台がバスルームの外にあるのも便利であった。

カンティシュナ:キャンプデナリ