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アラスカ序章

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8月29日 ジュノー〜アンカレッジ〜アリエスカ(移動日)

 今日はジュノーを離れる。ツアーデスクのおばちゃんお薦めのレストランへ朝食を摂りに出掛けた。ホテルの隣にあるので妻でも歩くことができた。朝食といえどアラスカンサイズ:ばかでかい。おなかが一杯になる。

ジュノー最終日

ホテル横のレストラン エッグベネディクト 春巻きみたいなもの

 ホテルに帰り荷物を詰め直し、空港まで送ってもらうことにした。迎えのドライバーと同じ人だった。空港へはゆとりを持って到着することができた。にもかかわらず乗る予定をしていた飛行機がキャンセルとなり3時間遅れると言う情報が流された。(ここで若者に世話になる。)
 空港で5時間も待つことになる。ところが変更になった便も搭乗が遅れている。整備ができていない模様。更に30分以上遅れることになる。出発は6時を過ぎていただろうか?7時を過ぎたアンカレッジに到着。

キャプテンとディセンバー ジュノーの国際空港 濁りは氷河のもたらした物

 ここから11日間レンタカーを借りることになる。日本で手続きをした割りに手間取っている。日本からの情報が伝わっていない模様。持参した紙媒体の情報をパソコンに打ち込んでいる。無事レンタカーに乗り込む。しかし、アンカレッジ市内から出られない。ナビが無い。どちらに走れば良いのかさえも検討がつかない。左折した時思わず対向車線(右側)にハンドルを切ってしまった。クラクションの音があちこちから聞こえる。昔から1回はやる光景である。
 夕食や寝酒を調達したスーパーで道を尋ねると簡単な手書きの地図と共に駐車場まで出てルートを教えてもらえた。本当に有り難い。言葉が不得手だと最初の一歩で間違えてしまうことがよくあるのである。このチーフらしき人はそのことをわきまえている。えらいやっちゃ!

アリエスカホテル 室内 エントランス

 ターナゲン入り江が右手に見えてくる。車は一路東に進んでいく。夜の帳と共に雨も降り始める。センターラインが見えにくい。前の車のテールランプを追うことにする。ガードウッドに到着。ガソリンスタンドの中にコンビニや酒屋がある。隣にはサブウェイやピザ屋・お土産屋が軒を連ねていた。辺りも暗くなり始めた頃、目的地のアリエスカのホテルに到着することができた。ベルボーイは北海道に来たことがあるという。フロントは日本語の堪能な韓国人の女の子が対応してくれた。この旅で一番豪華なホテルだった。バスタブ・コーヒーメーカー付き。部屋履き・ガウン付き。ミネラルウオーター2日で6本付き。2日目夕方2本ルームサービスが持ってきた。
 気温がとても下がっている。肌寒さを感じる。(事実寒気到来:降雪をもたらしていた。)
 明日は26グレーシャーズツアーである。一方通行のトンネルだとか未知との遭遇が待っている。

26グレーシャークルーズ